運動する時間がないなら「5分本気」でいい?
最初の相談は、育児中でフルタイム勤務のみどりさんから。保育園の送り迎え以外はほぼ外に出られず、運動する時間が作れないという悩みです。
AIの答えは、日常の動作すべてを運動に変える「ながら運動」を徹底しなさい、というもの。ただ、箕輪さんはそれとは別の考え方を出します。
十五分本気で運動ぐらいはできると思うから。十五分でいいって思った方が、ながら運動より楽派ですけどね。
箕輪さんが通っていたジムは1回15分。週2でも効果があると話します。ながらだと集中できないタイプの人には、短時間で本気の方が続くという実感です。
ながらとか絶対やんないんですよ。やると決めたら五分死ぬ気でやるとかの方が楽なんすよ。
けんすうさんも、四角いトランポリンなら1分跳ぶだけで疲れると共感。「5分本気でやる」を毎日なら、運動不足はかなり防げそうです。
血糖値を「ハック」できる歩き方とは
話は、けんすうさんが血糖値センサーをつけて発見した裏技へ。食後の血糖値の動きを、歩くタイミングでコントロールできるといいます。
糖質を取ると血糖値がガーッと上がるんですけど、上がってる途中に歩き始めると、その血中の糖分を使うので上がらなくなる。
ポイントは食べてから10分〜15分後。ここで歩くと血糖値が上がりにくく、ダイエットにも健康にもいいそうです。
ただし2時間後では遅いとのこと。会食で長居してから歩いても意味は薄く、食べたお店から次の場所まで歩くくらいがちょうどいいという話です。
数字で見えると「ズルして歩いてやろう」というゲーム感覚になり、自然と運動量が増える。目に見える指標があると続けやすいのかもしれませんね。
配った人全員が不幸に…「人間エネルギーカード」の恐怖
次の相談は、2年後の箕輪さんがどんな現象に興味を持ちそうか、というもの。AIは「AIと融合した新しい宗教」「物質文明から意識文明への移行」を挙げました。
そこで話題になったのが、箕輪さんが作った「人間エネルギーカード」。代々木公園で太陽を集めて入れたというこのカードを配ったところ、大変なことになったといいます。
いろんな人に渡したら、自分も含め持ってる人全員不幸になって。
維新の吉村さんに渡せば維新が大敗し、石丸さんに渡せば再生の道は議席を取れず。けんすうさんは思わず「政治に影響与えないでください」とツッコミます。
リハックのスタジオに忘れたときは、収録で異常な口論が起きたとのこと。高橋さんはわざわざ秩父の寺に奉納しに行ったそうです。
リハックの高橋さんね、わざわざ秩父の寺に奉納しに行ってましたもん。
8万円で買った人からのDMは来なくなり、岡田を追えのYouTuberは受け取った後に剥離骨折。けんすうさんが財布に入れていた分は、バッグごと盗まれてなくなったといいます。
なぜ「呪い」は実際に効いてしまうのか
これらは偶然を結びつけて考えているだけかもしれません。けんすうさんもそう指摘しますが、箕輪さんの見方は少し違います。
それが実際に呪うかどうかは置いといて、脳が引きずられるわけだから、行動に影響与えるんですよ。
みんなが「呪いがある」と思った時点で、奉納したり持っていたくなくなったりと、実際に行動が変わってしまう。信じた時点で効力を発揮しているというわけです。
その後、箕輪さんは効果を逆にした「反人間エネルギーカード」を作成。4949(死苦死苦)を逆にしたそうで、持ってから1週間は週刊誌が来ていないといいます。
反人間エネルギーカードを持ってからというもの、一週間ぐらい来てないです。
ただ、コストをかけて作ったのに販売もせず、自分の恐怖のためだけに作ったという本人も、そのちぐはぐさに笑っていました。
留学経験は就活で評価されない?「思い出コレクター」問題
最後の相談は、カナダに留学中の21歳の樹木さんから。留学経験を企業が重視していない気がする、という悩みです。
AIの答えは、新しい経験を求めるのではなく、既存の経験を魅力的なエピソードに演出する力を磨きなさい、というもの。箕輪さんもここに深く共感します。
世界一周しましたとかって言っても、結局そこから何の気づきを得たかっていうことが大事ってよく言われるやつですよね。
経験を無限にやっても、そこでの気づきを言葉にして「流通可能な概念」にしなければ意味がない。面白いことをやっているだけでは「思い出」で止まってしまうという指摘です。
箕輪さん自身も就活では、バックパッカーでインドに行った話を使ったといいます。ただ「ガッツあります」で終わらせなかったのがポイントでした。
自分の命とか危険より、自分が面白いことを発信するって欲望の方が強い人間で、あらゆることをコンテンツにしたいって思ってます。
インドで宝石屋に閉じ込められそうになり、逃げた直後にネットカフェでmixi日記に書いてバズった体験。ここから自分のアイデンティティを物語化して語ったところ、出版社やテレビ局を通るようになったそうです。
箕輪さんは、そのこじつけのような物語が自分の背骨になり、自己洗脳として仕事の指針になっていると振り返ります。だからこそ「経験の意味を考える作業」は大事だといいます。
秋元康の「付箋を貼る」技術とけんすうの就活
エピソードは派手さより気づきの深さが勝負。箕輪さんは、作詞家の秋元康さんの例え話を紹介します。
秋元康とかだったら、大学四年間で一番印象に残ったことは、って言われたら、喫茶店でアイスコーヒーを飲んだ時の話とかするんですよ。
地味な日常から気づきを抽出してみせる。秋元さんはこれを「思い出に付箋を貼る」と表現するそうです。派手なエピソードそのものは面白くない、という考え方です。
喫茶店でストローが変な感じで曲がってたら、ここに付箋を貼って、これから何か歌詞が作れないかって思うんだと。
つまり大事なのはエピソードの尖りではなく、小さな出来事から意味を抽出する技術。けんすうさんは、つんくさんの「東京の地下鉄は複雑すぎる」という歌詞も似ていると挙げます。
一方、けんすうさんの就活は強カード1枚勝負でした。サービスを作り、それがホリエモンに買収されたという経験です。
ホリエモンに一億で買収されましたっていうエピソードの強カード一枚で戦ってました。
ところが、これで落ちまくったといいます。リクルートには複数回落ち、人事からは「気持ち悪かった」と言われたそう。
面接会場にパソコンで地図を見ながら来ていたことが「気持ち悪かった」原因の一つ。当時はそんな人がおらず、体育会系・紙文化のリクルートには馴染まないと見られたようです。
何がインターネットだよ、って言われた時もありましたね。
2億で買収された実績があっても、時代の空気に合わなければ就活では通らない。だからこそ、経験を相手に伝わる物語に変える力が効いてくるのですね。
まとめ
運動、呪い、就活と話題は飛びましたが、通底していたのは「経験や出来事をどう意味づけて語るか」でした。5分本気の運動も、呪いのカードも、就活のエピソードも、結局は自分の中でどう物語化するかがカギになりそうです。
- 運動は「ながら」より「短時間本気」が向く人もいる。5分でも毎日なら効果は大きい
- 食後10〜15分に歩くと血糖値が上がりにくく、数字で見えると続けやすい
- 「呪い」は実際に効くかより、信じた時点で行動に影響してしまう
- 経験は派手さより、そこから何を気づいたかを言葉にできるかが勝負
- 小さな出来事を自分のアイデンティティに結びつけて語る技術が、就活でも仕事でも効く






