久々に攻殻機動隊を見始めました
最近、攻殻機動隊の新しいシーズンを見始めました。まだ1話か2話くらいしか進んでいないんですけど。
攻殻機動隊自体は、私が中学生か高校生くらいの時に興味を持ち始めた作品です。
まずNetflixで3Dアニメのシーズンがあって、その辺りから入りました。
そこから、その前の2000年代くらいにやっていたシリーズなんかも配信で見たっていう感じですね。
一番メインの世代は、90年代に押井守さんという有名な監督が作られた「ゴーストインザシェル」だと思います。
日本での映画公開が確か1996年くらいなので、最初にリアルタイムで見ていた世代は、もう50代くらいになっているのかなと。
それでも新しいシリーズが作られ続けていて、日本だけじゃなく海外でも親しまれているSF作品なんですよね。
実はイーロンマスクさんも好きらしいんですよ。ワンピースやエヴァンゲリオン、なぜか君の名は。も好きらしいんですけど、攻殻機動隊も入っているそうで。
それくらい世界に影響を与えている作品なんです。
現実以上に未来を先取りした世界観
舞台は、インターネットや情報社会が高度に発達した近未来です。
人々が常時インターネットと自分の肉体でつながっていて、人によってはサイボーグ化しているという世界観なんですよね。
ただ作られたのが90年代なので、確か最初の設定は2010年代から20年代くらいをテーマにしていたっぽいんですよね。
もう2026年になったわけですが、さすがにそこまでは行かなかったなと。ある意味、現実以上に未来を先取りした作品になっているのかなと思いながら見ています。
物語としては、公安の特殊部隊みたいな設定なので、基本的にはテロリストと戦っていく話になります。
大人になって見えてきた「時代のメッセージ」
SF作品の中でも、さらにちょっと大人向けだなという印象がある作品です。
大人になって見ていくと、新しい視点がいろいろあるなと思います。
例えば攻殻機動隊の世界って、アメリカが分裂したみたいな世界観になっていた気がするんですよね。
核戦争が起きたとかで、世界情勢もすごく混迷を極めているという設定で。
その中でアメリカを「米帝」、たぶんアメリカ帝国を略した言い方で呼んだりするんですが、基本的にアメリカがちょっと悪者っぽく描かれるんです。
これは、当時の日米関係が貿易摩擦の影響で良くなくなっていた背景があるんじゃないかと思います。アメリカではジャパンバッシングがあったり、日本側もまだ勢いがあった時代で、いかにアメリカを超えていくか、というところがあったので。
だから作品の中でも、アメリカの陰謀が渦巻いて、日本の官僚や政治家がその影響を受けている、という設定になっていたりします。
確かあるシーズンでは、日本の政府当局者の一人がCIAみたいなところの協力者になっていて、アメリカのために動いているという話もありました。
今の日本はそこまで反米意識があるわけじゃないと思うんですけど、今トランプ大統領がなかなか世界をかき乱している中で、アメリカの都合で日本もヨーロッパの国もいろんな影響を受けていますよね。
今回の作品にそこまでのメッセージがあるかはわからないんですけど、攻殻機動隊の世界観にそういうところもあると踏まえると、その時代時代のメッセージ性を取り入れた作品なんだろうなと思ったりします。
今は90年代以上にAIも発展しているので、AI的なものや、それに伴って社会がどう変わっていくのかも描いていて。シリーズごとにテーマがあるんですよね。
「難しいくらい」を見るのが大人として面白い
正直、大人でもちょっと難しいくらいなんです。でも、そのちょっと難しいくらいのものを見るのが、大人として面白いなと思ったりもします。
今のアニメって、いろんな意味でわかりやすく描かれているものが多いと思うんですよね。
例えば鬼滅の刃だと、炭治郎が戦いながら「次はこう動けば相手がこうなる、だからここに切りかかる」みたいに、考えていることを説明しながら話が進んでいくスタイルがあったりして。
それはそれで、鬼滅の刃には鬼滅の刃の良さがあると思います。
ただ、視聴者側が「これってどういう意味なんだろう」と、最初はわからなくても考える余地を持ったまま話が進んでいくあり方も、それはそれで面白いなと思うんです。
なので、ぜひ皆さんも攻殻機動隊、見てみてくださいね。
他にも気になっている作品たち
他にも、左ききのエレンという作品も見ていたりします。
最近だと、2023年くらいにやっていたリメイク版の銀河英雄伝説も見ていました。全部見ようとするとまあまあ時間がかかるんですけど、たまたま暇だったので。
銀河英雄伝説は、近未来というよりはるかに未来の宇宙が舞台です。
銀河帝国と、その覇権に与しない自由惑星同盟、そして中立のフェザンという、三つ巴の勢力があって。
帝国側には若くして成り上がっていったラインハルトというキャラクターがいて、自由惑星同盟には、組織的なしがらみに巻き込まれて苦労しながら頑張っていくヤン提督というキャラクターがいます。
ラインハルトは最終的に独裁者みたいになっていくんですよね。優秀な人物が圧倒的な才覚で部下をまとめ上げて覇権を広げていくキャラクターと、民主政治の中でなんとかもがいていくキャラクター。
一応どっちかというとヤン提督が主人公っぽいですけど、どっちも主人公みたいな感じですね。
ガンダムでいうと、アムロが主役ではあるけれど、シャア側の視点をもっと取り入れて、どっちも主人公にしたような感じかもしれません。
この作品は、宇宙戦艦ヤマトや機動戦士ガンダムよりも政治パートを結構入れているんですよ。だから権力闘争や政治に興味がある人にとっても、結構面白いんじゃないかなと思います。
まとめ
久々に攻殻機動隊を見返して、大人になったからこそ楽しめる作品ってあるんだなと改めて思いました。答えをすぐ渡されないくらいがちょうどいい、と今の私は感じています。皆さんが今シーズン見ているアニメがあれば、ぜひ教えてくださいね。
- 攻殻機動隊は90年代の作品ながら、現実以上に未来を先取りした世界観になっている
- 作品にはその時代時代のメッセージ性が織り込まれていて、大人になって見ると新しい視点が見えてくる
- わかりやすさとは別に、考える余地を残したまま進む作品の面白さもある
- 政治パートを重視した銀河英雄伝説など、他にも気になっている作品がある
