無料ウェビナーの概要
まず冒頭では、7月10日(金)12時から開催される無料ウェビナーの案内がありました。正式名称は「初心者向けAI×ブラウザ拡張作成セミナー」です。
AIを使って作るため、専門知識はほとんど必要なく、何かしらのAIツールさえインストールしていれば5分ほどで作れるという手軽さが特徴だと語られています。
平日のお昼開催のため、リアルタイムで参加できない人も多いと想定されます。そのため、事前に申し込んでおけば、当日中か遅くとも翌日にはアーカイブが送られてくるとのこと。参加は無料です。
ブラウザ拡張機能の種類と対応範囲
次に、ブラウザ拡張機能の仕組みについての整理がありました。ブラウザにはいくつか種類があり、対応の仕方が変わってくるという話です。
まずChromium系Googleが中心となって開発しているオープンソースのブラウザ基盤。多くの主要ブラウザがこの仕組みをベースに作られている。と呼ばれるグループがあります。Google Chrome、Microsoft Edge、広告が出ないBrave Browserプライバシー保護と広告ブロックを標準機能として備えたブラウザ。Chromiumをベースに作られている。などがこれに該当し、これらはベースが同じ仕組みのため、Chrome拡張機能という形式で作れば同じように動かせます。
Firefoxは少し形を変えれば対応でき、Safariだけは独自の仕組みのため個別対応が必要になるとのこと。むなかたさんが紹介しているのは、その中でもGoogle Chromeを対象としたChrome拡張機能です。
| ブラウザ | 分類 | Chrome拡張機能との対応 |
|---|---|---|
| Chrome / Edge / Brave | Chromium系 | 同じ仕組みで動かせる |
| Firefox | 独自基盤 | 少し形を変えれば対応可 |
| Safari | 独自の仕組み | 個別対応が必要 |
画像を一覧表示・一括ダウンロードする拡張機能
ここからは、むなかたさんが最近使っている自作拡張機能の紹介に入ります。1つ目は、いま閲覧しているページに表示されている画像を一覧で表示してくれる拡張機能です。
これが役立つ場面として、素材を見つけてダウンロードするときに右クリックでうまく保存できないケースや、画像がどこにあるのか見つからないケースが挙げられました。ブラウザの右側に画像が一覧で表示されると、こうしたときに使いやすくなります。
さらに、サイトを作る側の立場でも便利だといいます。一覧には画像のサイズも表示されるため、必要以上に大きすぎる画像が読み込まれていないかがすぐにわかります。つまり、画像のダウンロードと、自作サイトが重すぎないかのチェックの両方に使えるツールです。
画像の一覧表示
ページ内の画像を右側にまとめて表示
選んで一括ダウンロード
右クリックで保存できない画像もまとめて取得
サイズのチェック
大きすぎる画像がないかを確認できる
画像形式の変換・背景除去ができる拡張機能
2つ目も画像関連の拡張機能です。最近のウェブページでは、圧縮率のよい形式やマイナーな拡張子の画像が増えており、右クリックで保存すると環境によっては対応していないことがあります。
具体例として挙げられたのがWebPGoogleが開発した画像形式。JPEGやPNGより高い圧縮率でファイルサイズを小さくできる。ウェブ表示の高速化に使われる。やAVIF新しい高圧縮の画像形式。WebPよりさらに小さいサイズにできることもあるが、対応環境がまだ限られる場合がある。といった形式です。こうした画像は保存後に一度変換が必要になることがあり、手間がかかります。
そこでこの拡張機能では、右クリックメニューに「形式を変換してダウンロード」を追加できます。これにより、特殊な形式の画像もダウンロードする頃にはJPEGやPNGといったよく使える形式になり、変換の手間が省けます。
さらに同じ拡張機能に「背景を除去してダウンロード」というメニューも追加しているとのこと。後ろが白や黒など一色で作られている画像なら、シンプルな仕組みで透過してすぐダウンロードできます。
むなかたさんは、ブラウジング中に「これ不便だな」「これ面倒くさいな」と思った瞬間に、それを拡張機能で解決できないかと考えることをすすめています。作っているのは地味な部分ですが、地味な手間こそ繰り返しで大きなロスになるため、そこをどう時短するかがChrome拡張機能のポイントだと語られました。
よく使うプロンプトを管理する拡張機能
3つ目は、AIへの指示(プロンプト)を管理する拡張機能です。AIによく使う指示をどう管理しているかが気になるという話から紹介されました。
むなかたさんはこれを拡張機能側でまとめて管理しています。どこで管理してもよいものの、拡張機能で管理すると便利な点があるといいます。
たとえばChatGPTのページを開いているときに、よく使うプロンプトから「自動入力」のボタンを追加しておけば、ボタン一つで入力欄にその内容を入れられます。よく使う指示を一覧で管理しつつ、すぐに入力までできる仕組みです。
このように、アイディアの数だけ時短が図れるのが拡張機能の強みだとまとめられています。
ツール詰め合わせパックの販売予定
後半では、これまで作ってきた拡張機能を詰め合わせた「宗像ツールパック」の販売構想が語られました。けーすけさんAI漫画家。Brainでプログラムのパック教材を販売していると番組内で紹介されている人物。が販売している教材を参考にしたもので、直接話した際にも「丸パクリで行きましょう」と言ってもらえたとのことです。
パックには、これまで紹介した拡張機能が4つほど入る予定です。さらに、MacBookのスリープを自在にコントロールするアプリも作っており、これを含めて現状は5つのツールを詰め合わせる想定だと語られました。
この収録は事前録音であり、むなかたさん自身が「お昼までに絶対出せるようにならなきゃいけない」とプレッシャーをかけながら話しているという裏話も明かされました。販売はセミナー終わりごろ、お昼過ぎを目指しているそうです。
むなかたさんは、今日のセミナーの内容で自分でも作れる範囲だと前置きしつつ、普段使いを前提に使いやすさを重視して作っているため、「作るのが面倒だから最初からできているものを使いたい」という人にはおすすめだと話しています。今後よいツールができたら追加する可能性もあるものの、確定ではないと補足されました。
まとめ
今回は、Chrome拡張機能の汎用性の高さと、むなかたさんが実際に作って使っている具体的なツールが紹介されました。画像の一覧表示や一括ダウンロード、形式変換や背景除去、プロンプト管理と自動入力など、いずれも「地味だけど何度も繰り返す手間」を減らすための工夫です。
むなかたさんは、まずセミナーで「何ができるようになるか」だけでも見てほしいと呼びかけています。作るのが面倒だと感じる人には、詰め合わせのツールパックを手に取ってもらえると嬉しいとのことでした。セミナーのリンクは概要欄に掲載されており、開始までに申し込めばリアルタイムで参加できなくてもアーカイブが届くため、申し込みを忘れないよう案内されています。
- 7月10日(金)12時から、初心者向けのAI×ブラウザ拡張作成セミナーを無料開催。申し込めばアーカイブも届く。
- Chrome拡張機能はChromium系(Chrome・Edge・Brave)で共通、Firefoxは調整で対応、Safariは個別対応が必要。
- 自作ツールは画像の一覧表示・一括ダウンロード・サイズ計測、形式変換や背景除去、プロンプト管理・自動入力などがある。
- 地味だが繰り返す手間を減らすことが拡張機能の狙いで、アイディアの数だけ時短が図れる。
- 5つのツールを詰め合わせた「宗像ツールパック」を2,000円ほどでスタート、値上げしていく形で販売予定。
