📝 エピソード概要
富山発の飲食企業ガネーシャの本田大貴氏が、グループ年商38億円に至るまでの軌跡と、競争の激しい飲食業界で「勝てる」ための構造を徹底解説します。債務超過の窮地から宮迫氏の牛宮城を再生させた経験を基に、成功に不可欠な「業態」「立地」「採用」の3要素を具体的に言語化。また、次なる成長の軸となる新規事業「ショーグンピザ」のコンセプト開発の難しさと、ビジネスにおける「物語性」の重要性について、MCの高木新平氏と深く掘り下げます。
🎯 主要なトピック
- 富山発・多ブランド展開の戦略: 富山を中心に10ブランド16店舗を展開し、富山・金沢エリアでの100店舗出店を目標に掲げる。東京や海外では和牛ショーグンバーガーを24店舗展開中。
- 債務超過からの再生と牛宮城: 2代目として継いだ焼肉屋が一時債務超過に陥るも、コロナ融資と炎上中の「牛宮城」のプロデュース参画によりV字回復を達成。
- 勝てる飲食の構造論①「業態」: 成功の鍵はマーケットサイズから逆算し、全国で勝てる「フェラーリ(良い業態)」を作ること。ローコストな地方(富山)で徹底的にテストを重ねる。
- 勝てる飲食の構造論②「立地」: 立地は「陣取り合戦」であり、勝負の要。ライバルより高い金額を提示し、熱意や将来性を示すことで、戦略的な場所を確保する。
- 勝てる飲食の構造論③「採用」とSNS戦略: 採用が最も難しく、SNSは「バズ」より「届く」が強い。将来への不安を解消し、「手に職(技術)」の価値を伝えることで、低コストで優秀な人材を県外から獲得。
- 「ショーグンピザ」のコンセプト構築: 高利益率な粉もの市場に着目し、和牛バーガーの次となる「ショーグンピザ」を計画。マーケットをピザだけでなくパン市場まで広げ、日本のお惣菜パン文化を融合させた業態を目指す。
💡 キーポイント
- マーケット優位性の確保: 飲食事業において「トレンドに乗らない」こと、そして「誰もやっていないこと」に焦点を当てることが勝利に繋がる。
- 牛宮城再生の教訓: 炎上を避けるため、奇をてらわず「超王道」で攻め、主要ターゲット層(ヒカルファン=女性)に合わせたメニュー構成とデザイン戦略が成功の要因となった。
- SNS活用の本質: YouTubeやSNSはフォロワー数より、届けたい層(特に未来に不安を持つ若手)に会社の価値観や「手に職」の持つ普遍的な価値を深く伝えることが採用効果を高める。
- ブランドの「物語性」: 新規ブランドの成功には、機能的な説明(メニュー)だけでなく、「焼肉屋が本気でつくった」といった背景やストーリーテリングが不可欠である。
- 顧客体験の再定義: ショーグンピザのコンセプトとして、「ピザを丸ごと頬張れる」という、従来のピザにはない「贅沢体験」の提供が有力な方向性として浮上した。
