📝 エピソード概要
本エピソードでは、SANU CEOの福島弦氏が、自然と都市生活のバランス、そして人間の「野生への回帰」という深いテーマを探求します。SANU設立の具体的な経緯、特にコロナ禍でのひらめきから定額制セカンドホーム事業が生まれた背景を語ります。
リピートされる宿泊施設の価値や、人間が本来持つ「野生の遺伝子」をオンにする体験の重要性が議論され、ビジネスの世界における身体感覚の欠如、リスクテイクと自由の関連性など、起業家の思想の根幹に迫ります。福島氏のルーツにあるとされる野生的な思考が、いかに事業や個人の表現に影響を与えているかを考察する回です。
🎯 主要なトピック
- SANU設立と事業アイデアの確立: 共同創業者の本間氏と「人と自然を繋げる」という理念を探求し、約1年をかけて事業アイデアを模索。コロナ禍の貸別荘体験から、定額制で自然にアクセスできる「SANU 2nd Home」のコンセプトが閃き、事業が具体化しました。
- リピートされる価値とSANUの魅力: 宿泊施設がリピートされる要素として「飯と温泉」が挙げられる中、SANUは物理的な設備ではなく、良い自然と心地よい空間デザイン、そして野生的な体験を提供することで顧客体験のクオリティを保証しています。
- 「野生への回帰」と遺伝子のスイッチ: 高木氏が福島氏のルーツをアイヌや野生的なものと考察。都会人が失いつつある、危険を乗り越えて自由を得る「ディスポート」(スポーツの語源)的な体験が、人間の遺伝子のスイッチを入れ、創造性を高めると論じられました。
- 身体感覚のないゲームとしてのビジネス: コンサルタントなどのビジネスが「身体感覚のないゲーム」であるため、野生的な感覚を持つ福島氏には合わなかったと分析。非日常的な環境(ヨルダン、釜石など)での体験が、野生のスイッチを再活性化したと考えられています。
- 創造性と野生的な表現: 都市で感情を爆発させる難しさが語られ、身体的なインプットや、野生的な側面を解放することが創造性の源となると提言。福島氏の「物書きになりたい」という夢は、火起こしやサーフィンと同様の自己表現の行為であると結びつけられました。
💡 キーポイント
- 事業アイデアは、机上の空論ではなく、実際に自然の中でのミーティングなど「心地よい体験」を通じてふっと落ちてきたものだった。
- リスクを取る行為(ディスポート)を通じて得られる自由こそがスポーツの本質であり、遺伝子のスイッチを押す要素でもある。これは、現代人が自然の中で火起こしやサバイバルスキルを求める流れに通じる。
- 野生的な人は魅力的であり、子供の頃の遊びや両親からの「野生教育」が、大人になってからの創造性や行動力に強く影響している。
- 都会生活で溜まった感情やストレスを吐き出し、創造性を高めるためには、福島氏の目標である執筆活動(物を書くこと)は、身体的な野生的な活動と同等に重要な行為である。
- SANUのCEOとして、あえて野性的で解放された行動を取ることで、チーム全体や顧客にも良い影響を与えることができる。

