📝 エピソード概要
本エピソードは、SANU CEOである福島弦氏の生い立ちから、東大、マッキンゼーを経て、自然と共に生きるライフスタイルを提供するSANUを立ち上げるに至るまでの思想の原点に迫ります。北海道での自然に囲まれた幼少期、ラグビーで感情を爆発させた経験、そしてエリート街道での挫折と再起が語られます。
特に、マッキンゼー時代に培った論理的知性と、ラグビーを通して見出した野生的な情熱が、現在の「Live with nature.」というSANUのコンセプトにどのように結びついているのかが掘り下げられています。自身のコンプレックスを乗り越え、いかにして使命感のある仕事を見つけたのかが鍵となります。
🎯 主要なトピック
- SANUの事業コンセプト: 「Live with nature.」を掲げ、共有型別荘サービス(SANU 2nd Home)を提供。都会生活者が週末やリモートワークで自然の中で過ごすためのホーム(ホテルではなく)を創造している。
- 北海道での幼少期と家庭環境: 北海道岩見沢で育ち、写真屋を営む父親の影響でアートや面白いことへの関心が高い家庭で育つ。サウナやウッドデッキがある環境で、ある種の非日常的な日常を送っていた。
- ラグビーとの出会いと感情の解放: 高校時代にラグビーを始め、それまで抑圧されていた「怒り」や「強い感情」を肉体的に表現できる唯一の場となる。これが、後の感情的なコンプレックスを乗り越える重要な経験となった。
- 東大進学と論評スキルの獲得: 国立大学を目指す中で東大に進学。大学時代、本を読み、その論評を書くゼミで文章力とストーリー構築力を磨く。これがマッキンゼー入社時の選考で役立ったと自己分析している。
- マッキンゼーでの挫折と再起: 入社後2年間は会議で発言できないなど活躍できずに苦しむ。語学研修の費用を自己負担する大借金を機に追い込まれ、一念発起し、プロジェクトで結果を出すことで自信を取り戻した。
- ラグビー界へのUターンと地域貢献: マッキンゼー退社後、ラグビーワールドカップ関連のプロジェクト(サンウルブズ立ち上げ、組織委員会)に携わる。特に東日本大震災の被災地である釜石市のスタジアム運営に携わり、やりがいを見出した。
💡 キーポイント
- SANUが提供するのは単なる宿泊施設ではなく、「ホテル」ではなく「ホーム」であり、都会で忙しく過ごす人々に自然の中で解放される時間を提供している。
- 幼少期から存在する「野性感」と、後天的に獲得した「知性・論理」が、福島氏のアイデンティティを形成する上で重要な要素となっている。
- マッキンゼー時代、大借金という極限のプレッシャーがパフォーマンス向上と成長のトリガーとなった。追い込まれる経験が潜在能力を引き出した。
- 自身の「怒りのコンプレックス」を解放できたラグビー経験が、後のキャリア選択(サンウルブズ、W杯組織委員会)において重要なテーマとなり、SANU創業のきっかけの一つにも繋がっている。
- 東大のゼミで培った、読んだ内容を「論評」として表現するスキルが、ビジョンやストーリーを構築する能力となり、自身のキャリア形成に決定的な役割を果たした。

