📝 エピソード概要
本エピソードでは、クリエイター出身の経営者が抱える「表現者としての衝動」と「数字を追う経営者としての責任」の板挟みという普遍的な悩みに、家入一真氏と高木新平氏が対話を通じて深く答えます。
家入氏は、クリエイティブと経営を対立させるのではなく、その「振り幅」自体を表現の土台として楽しむべきだと提言。また、創業者は自由であるべきという考えのもと、自身の約10年の起業サイクルや、個人と法人のアイデンティティを再接続するビジョニングの重要性について掘り下げています。このエピソードは、クリエイター気質を持つ経営者が、自身の感性を守りながら組織を成長させるためのヒントを提供します。
🎯 主要なトピック
- 新企画「起業家の人生相談」の開始: 高木氏がポッドキャストを再開。起業家・経営者が抱えるリアルな悩みに、家入氏と共に真摯に向き合う企画としてスタートしました。
- クリエイティブと経営は相反するか?: リスナーの悩み(数字に追われ感性を隠す癖)に対し、家入氏は経営自体を「表現を実現するために必要なこと」として捉えており、両者は必ずしも相反しないと指摘しました。
- 創業者の自由と役割の権限移譲: 創業者はわがままに自由でいるべきであり、自分の存在がボトルネックになるのを避けるため、家入氏は会社を立ち上げ当初から権限移譲し、約10年で次のステージへ移行するサイクルを取っていることを説明しました。
- 経営における「飽き」とテンションの波: 経営者が事業に飽きやテンションの低下を感じることはあるが、その波を乗り越え続けることで、より大きなインパクトを生み出せると述べました。
- 「島」と「島」をつなぐ生き方: 複数のジャンル(島)の「山のてっぺん」を目指すだけでなく、その間で橋渡し役として機能することにも価値があるという、多角的な生き方の視点を共有しました。
💡 キーポイント
- クリエイティブな発想を持つ経営者は、数字やマネジメントといったプロセスすらも「表現の延長線上」として面白がることが、両立の鍵となる。
- 創業者は、自らの感性や衝動を隠すのではなく、それを追求することが会社における存在意義であり、その自由を維持すべきである。
- 個人の人生観(Y)と法人のアイデンティティが乖離した際は、ビジョニングを通じて両者を繋ぎ直すことが、モチベーションの回復に繋がる。
- 悩みや困難な時期は永遠には続かない。人生のバイオリズムを「振り子」のように捉え、両極端を経験することが、表現の深さに繋がる(ビートたけしの例)。
