📝 エピソード概要
18世紀のイギリスで活躍した「クセが強すぎる大富豪」ヘンリー・キャベンディッシュを特集。人間嫌いで生涯の多くを未発表のまま終えながらも、水素の発見や地球の密度測定など、物理・化学の両分野で現代に通じる驚異的な成果を上げた彼の、型破りな生涯と知られざる功績を深掘りします。
🎯 主要なトピック
- 冒頭おたより紹介: ムカデに唇を刺されたリスナーのエピソードから、過去の「虫刺され回」の知見を振り返ります。
- キャベンディッシュの素顔: 莫大な遺産を背景に自宅を実験室に変え、女性を避け誰とも会わずに研究に没頭した奇妙な私生活を紹介します。
- 水素の発見と水の合成: 当時は「燃焼の素(フロギストン)」と考えられていた水素を特定し、水素を燃やすことで水が生成されることを突き止めました。
- 身体を張った電気実験: 検流計がない時代、自分の体に電流を流してその「痛み」の感覚で電気抵抗を測定した、驚愕の実験手法を解説します。
- 地球の密度の測定: 巨大な鉛の球を用いた精密な実験により、現代の測定値とわずかな誤差しかない地球の密度を200年以上前に導き出しました。
💡 キーポイント
- 早すぎた天才: オームの法則やクーロンの法則、シャルルの法則など、後に有名になる科学的発見を数十年早く先取りしていましたが、その多くを存命中に発表しませんでした。
- 驚異的な測定精度: 電流を自分の体で測るなどの体当たりな手法を用いながらも、そのデータは現代の精密機器による測定値と遜色ないほど正確でした。
- 死後の再評価: 彼の死後、キャベンディッシュ研究所の設立とともに遺された膨大な実験データが整理され、その真の偉大さが世界に知られることとなりました。

