久々の配信と、災害への向き合い方
音声配信が6月中旬からしばらく滞り、久々の配信となった回です。7月頭にも同じことを言って2回ほど投稿し、また間が空いて、気づけば8月も終わろうとしていると振り返られています。
今年は地震や大雨など、日本各地で災害のニュースが起きている印象だと語られます。
まずは身の回りでできることをしっかりやり、もう少し広い視点でも自分たちにできることをやっていく。そういう気持ちを大切にしたいと話されています。
本当に安全第一で皆さんいきましょう。
『問いの編集力』を読んで感じたこと
この回のテーマは「縁側をデザインする」です。きっかけは『問いの編集力』という本を読んだことでした。
タイトルから、ミミグリの安西さんが書かれている『問いのデザイン』に近い内容、つまり問いとは何か、問いをどう作るのかといった話だと思って読み始めたそうです。
ところが実際は全然違い、もっと社会システムに寄っていたり、人間の感性や感覚に触れながら書かれた内容だったと話されています。
その上で、問いの編集力には可能性があり、今後重要になってくると論じられている点が面白かったと語られます。
問いのデザインと合わせて読んでいくと、よりミクロとマクロがうまく繋がってくるなという印象でした。
「縁側」という言葉が刺さった
その本の中に「縁側」という表現が出てきて、てらやんさんはこの言葉がとても刺さったと言います。
そして「縁側をデザインする人になろう」と勝手に決めてしまったと話されています。もちろん縁側はメタファーです。
てらやんさんはこのチャンネルで、関係性と境界線を探求していると言い続けてきました。具体的には、自分と自分、自分と他者、自分と社会という3つの関係性です。
これらは「当たり前」と括られることもあるものです。ただ、この3つの関係性は奥が深く、すべては関係性で成り立っていると考えられています。
そこに意識を向け、深く思考すること自体が、自分だけでなく社会にとっても、ウェルビーイングな状態で居続けるために重要な視点だと語られます。
組織を見るときも関係性は外せない
経済面や資本主義の中で見ると、関係性との距離は少しあると感じるそうです。
一方で、組織論や組織開発の視点で見ると話は変わります。評価や制度だけではうまくいかないと指摘されます。
人材や組織文化、組織構造がしっかりしていないと、改革は行われず、うまくいかない。そういう視点に立つと、関係性をないがしろにはできないと話されています。
縁側というメタファーが秀逸な理由
自分と他者の関係性を考えるとき、両者を同一とみなさず、あえて境界線があると考えてみる。すると、その境界をつなぐ、つながるといったことが関係性の中で起きると語られます。
その境界のような部分こそが「縁側」だと認識されています。
縁側は、家の中と、家の外である庭との間にあります。そこがまさに重要なポイントだと言います。
境を明確にしたいわけではなく、その間に立ってみる。関係性に意識を向けてみる、という姿勢です。
家の中だけを見ていれば、当然家の中のものしかわかりません。けれど縁側に立てば、家の中と庭の両方を見ながら何かを感じたり、何かが生まれたりします。
そういう意味で、縁側というメタファーは非常に秀逸だと語られています。
その中のものしかわからない
家の中と庭の両方を見ながら気づきが生まれる
これからの音声配信で縁側を届ける
方向性が変わったわけではなく、一つの表現として縁側をデザインしていきたいと話されています。
いろんな場面で、てらやんさんが縁側を皆さんに届け、聞き手が関係性や境界線に問いを持ったり、考えを深めるきっかけになればという思いです。
今後は「推し活と境界線」「推し活と関係性」といったテーマも面白そうだと語られます。「何々と何々の間に縁側を置いてみる」といった形で、タイトルにも工夫を凝らしていく考えです。
この配信日は2026年8月24日で、すべて偶数だと触れられます。今年は数学を真面目に学び直してみようと考えているそうです。
自分と数学の間に縁側を置いてみることで、語れることもあるのではないかと話されています。
配信本数についても振り返られます。1冊目が70ページ分の配信で、今が7冊目のページ、通算77ページにあたるとのことです。コツコツ続けて100ページ達成を目指すと語られました。
noteの投稿も週1で続けており、アウトプットの材料として音声配信とnoteの両方を楽しんでほしいと呼びかけられています。
まとめ
『問いの編集力』に出てきた「縁側」という言葉を手がかりに、関係性と境界線の間に立つことの意味を語った回でした。境界を消すのでも固めるのでもなく、その間に立って両側を見ることに気づきが生まれるという視点が印象的です。
- 『問いの編集力』は、問いの作り方より社会システムや人間の感性に寄った内容で、『問いのデザイン』と合わせるとミクロとマクロがつながる
- てらやんさんは自分と自分・自分と他者・自分と社会という3つの関係性を探求している
- 縁側とは、家の中と庭の間に立ち、両方を見ながら気づきを得るという境界のメタファー
- 組織開発でも、評価や制度だけでなく人材・文化・構造といった関係性が欠かせない
- 今後は「推し活と関係性」や「数学との縁側」など、縁側を切り口にした配信が予定されている
