📝 エピソード概要
本エピソードでは、NewsPicks Studiosの木嵜綾奈氏とGOの三浦崇宏氏が、ビジネス動画メディアの戦国時代における勝者の条件を徹底分析します。YouTubeの「登録者数」や「再生数」といった従来のKPIは価値がインフレを起こし、バズる時代は終わったと警鐘を鳴らします。
今後の成功の鍵は、最終的な事業目標(KPI)に基づいた「コアとなる軸」を持つこと、そしてアルゴリズムに頼らない「コアファン(リピーター)」の熱量を高めることだと提言。また、The Solutionsが生き残るための具体的な戦略として、「キャラクター化」と「緩さ」の重要性が語られます。
🎯 主要なトピック
- 従来のKPIの終焉とメディア環境の変化: YouTubeの登録者数や再生数は広告で操作可能になり、数字の価値が低下。コンテンツ制作の目的(コア)が明確でないとファンは集まらない。
- 競合メディアPIVOTとReHacQの戦略: PIVOTは炎上を恐れない「男気」あるムーブで話題を集め、ReHacQは公共性と政治メディアとしての領域を開拓したことが成功要因と評価された。
- NewsPicksの真のKPIと競合への視点: NewsPicksの最終目的は「会員を増やすこと(アプリ利用)」であるため、YouTube上の再生数競争に囚われず、他メディアを競合ではなく「ビジネスメディアを作る同士」として捉えている。
- The Solutionsの致命的な課題とIP化の提案: スタイリッシュすぎるチャンネルイメージを脱却し、三浦氏の「弱み」や「可愛さ」を見せるキャラクター(IP)を確立することで、リーチ層(特に若者や女性)を広げるべきだと提言。
- チャンネル登録者数より重要なKPIは「質」: バズる時代が終わり、リピーターとして「ホーム」に帰ってきてくれる「視聴者の質」と「属性(誰が集まっているか)」が最重要であると結論付けられた。
- 2026年のメディア未来予測:総力戦とリアルの価値: AIが消費型コンテンツを作る時代には、企業家やクリエイターによる「総力戦」となり、リアルなイベントを通じてコアファンという「仲間の数」を増やしていくことが重要になる。
💡 キーポイント
- バズりは終わり、蓄積型へ: AIが消費型コンテンツを大量生産するため、人間が作るコンテンツは「いつでも見返せる」「サステナブル」な蓄積型であるべき。
- 質の高いコアファンの獲得: フォロワー数ではなく、本当に愛着を持ち、困った時に戻ってきてくれる熱量の高いコアファンをどれだけ確保できるかが、メディア存続の鍵となる。
- 「緩さ」と「人間性」の解放: ビジネスメディアであっても、厳しすぎる路線は視聴者を遠ざける。三浦氏の「隙」や「怒られる姿」など、人間的な弱みを見せることが親近感と魅力につながる。
- KPIは仲間の数: ネット上の数値(登録者数、再生数)よりも、公開収録などに実際に足を運んでくれる「仲間の数」こそが、メディアの価値を示す最重要KPIとなる。
