📝 エピソード概要
今回の雑談回は、ニューヨーク滞在記として、都市のエネルギーやビジネスの最新トレンドを深掘りします。特に、法人カードRampが人気シットコム『ザ・オフィス』の俳優を活用して実施した、革新的なゲリラ的ライブイベントのマーケティング戦略を分析。B2B企業によるUGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用したアテンション獲得の成功事例として注目します。さらに、VCやスタートアップへのインタビューから得られた「利用時間の短縮」をKPIとするデザイン哲学など、NYで得た具体的なビジネスの洞察や、最新のリテール・飲食トレンドを紹介します。
🎯 主要なトピック
- ニューヨークのエネルギーと歩行スピード: サンフランシスコやLAと比較し、NY特有の速い歩行スピードや、アポイントメント間の移動が多い街のエネルギーについて議論。
- 法人カードRampのゲリライベント: Rampが『ザ・オフィス』の俳優を起用し、Rampの自動化機能と俳優による手作業を対比させたライブストリーミングイベントを実施。マーケティング戦略としての成功を分析。
- RampイベントのUGC戦略: 透明なガラス張りのセットや有名クリエイターの起用により、視聴者や来場者がSNSに投稿する「カルチャーモーメント」を作り出し、莫大なROIを達成した点に言及。
- インタビューから得られたUI/UXの洞察: 8 SleepやRampへのインタビューを通じ、ユーザーのアプリ利用時間を減らす「消えるUI」をKPIとし、プロダクトが自動で問題を解決することの重要性が共通認識となっていることを発見。
- NYのリテールと飲食トレンド: 従来の看板や外観をあえて残すレトロフィットな店舗デザインや、セリーズ、ジョーズピザといった人気のピザ屋の紹介。
- AIデバイス「Friend」の広告戦略: 地下鉄構内でのAIデバイス「Friend」の広告の大規模な露出を確認。ハードウェアの認知度を高めるための、挑戦的なアテンション獲得戦略に注目。
💡 キーポイント
- Rampのマーケティングは、ノスタルジーのあるクラシックなIP(知的財産)と、即興性のあるライブストリーミングを組み合わせることで、B2Bマーケティングの常識を覆す成功を収めた。
- スタートアップ界隈では、創業からの日数をカウントする(例: Day 2404)など、時間に対する意識と切迫感を高めるカルチャーが浸透している。
- ユーザーエンゲージメントを増やすのではなく、アプリ利用時間を削減することを目標とするデザイン哲学は、プロダクトがユーザーの負担を減らすという本質的な価値提供を追求している証左である。
- NYのリテール(店舗)では、知る人ぞ知る特別感を演出し、サードプレイスとしての役割を果たす、体験重視の空間が増加している。
