📝 エピソード概要
9.11同時多発テロから21年という節目に、イギリスのエリザベス女王の逝去が世界に与えた衝撃と、その歴史的意義を振り返ります。あわせて、NASAの「アルテミス計画」延期のニュースを切り口に、官民が連携する現代の宇宙ビジネスが抱える特有の課題や軍事との密接な関係について、専門的な視点から解説するエピソードです。
🎯 主要なトピック
- 9.11から21年、世界の様変わり: 2001年のテロ以降の劇的な世界の変化と、当時ニューヨークにゆかりのあった塩野氏の個人的な回想が語られます。
- エリザベス女王逝去と歴史の重み: 在位70年を超え、チャーチルから始まる歴代首相や12人の米大統領と接してきた女王の、外交・象徴としての巨大な存在感を議論します。
- コモンウェルス(英連邦)の反応: カナダやオーストラリアなど、旧宗主国を超えた心理的な絆と、各国首脳が寄せた感傷的なメッセージの背景を深掘りします。
- NASAアルテミス計画と宇宙ビジネスのリアル: ロケット打ち上げ延期を起点に、宇宙産業が本質的にB2G(対政府)ビジネスであることや、参入障壁の高さについて解説します。
💡 キーポイント
- エリザベス女王は「世界最強の外交官」であり、その逝去はゴルバチョフ氏の死と共に、一つの歴史的な時代の終わりを象徴している。
- 英連邦諸国にとって女王は単なる元首ではなく、家族のような親密な親愛の対象として受け止められていた。
- 宇宙ビジネスは政府が顧客となるB2Gモデルが主流であり、イーロン・マスク氏のように「政府より安く、高性能に」提供できるかが勝負となる。
- 宇宙領域は軍事・安全保障に直結するため、技術者のバックグラウンドチェック(セキュリティ・クリアランス)や非友好国製部品の排除など、極めて厳格な規制が存在する。

