📝 エピソード概要
世界的なクリエイティブディレクターであるレイ・イナモト氏をゲストに迎え、そのキャリアの原点を探るエピソードです。イナモト氏はI&COの代表として、デザインとテクノロジーを掛け合わせた「ビジネス・インベンション(企業の未来を創る)」という独自の領域で、名だたる大企業のブランディングを牽引しています。日本からスイス、そしてアメリカへと渡った若き日の経験が、現在の多角的な視点をいかに形作ったかが語られます。
🎯 主要なトピック
- 「ビジネス・インベンション」による企業支援: デザイン、データ、テクノロジーを統合し、経営者と共に企業の次なる戦略や顧客体験を創出する現在の活動について。
- 抽象的な課題を可視化する強み: 経営者の抱える「ふわっとした悩み」の本質を捉え、具体的な形に落とし込んでいくクリエイティブなプロセスとその重要性。
- 海外進出のきっかけと家族の教育方針: 飛騨高山での幼少期から、母親や祖母の影響で「外の世界」を意識し、高校でスイスへ、大学でアメリカへ渡った背景。
- 大学時代の二重専攻(ダブルメジャー): 90年代のインターネット黎明期に美術とコンピューターサイエンスの両方を学び、現在の活動の根幹となる「アート×テクノロジー」の視点を得た経緯。
💡 キーポイント
- 「点」から本質的な課題へ: アプリ制作などの具体的な依頼であっても、その裏に隠された経営レベルの大きな課題を見出し、解決に導くことが信頼の源泉となっている。
- アートとサイエンスの融合: 美術という感性と、コンピューターサイエンスという論理の双方を大学時代に突き詰めたことが、独自のキャリア形成の土台となった。
- 「よそ者」としての視点: 幼少期に地元以外の場所(飛騨高山)で過ごした経験や、若くして海外へ渡ったことが、客観的かつ広い視野を持つことにつながっている。
- インターネット前夜の直感: 1994年頃、まだ原始的だったコンピューターに無限の可能性を感じ、表現の手段としていち早く取り入れた先見性が現在の地位を築く一因となった。

