📝 エピソード概要
タイ・バンコクで会計事務所「J-CROWN」を経営する公認会計士、森場忠和さんをゲストに迎えたインタビュー回です。2013年に「案件ゼロ」の状態でタイへ渡り、言葉や商習慣の壁にぶつかりながらも、いかにして現地の日系企業から信頼を勝ち得たのかを深掘りします。士業という専門性を武器に海外でゼロから事業を立ち上げるリアルなプロセスと、異国でビジネスを成功させるためのヒントが詰まった内容です。
🎯 主要なトピック
- タイでの起業経緯: アセアン全体の成長性に注目しつつ、最終的には自身の「好き」という直感でタイを拠点に選んだ背景。
- ゼロからの立ち上げ期: 顧客も実績もない中、現地の法律やビザ、会社設立の仕組みを独学で一つずつ積み上げていった初期の苦労。
- 現場で気づいた真のニーズ: 当初想定していた「高度なコンサル」ではなく、「正確な数字を出す」「期限を守る」という基本動作への強い需要を発見。
- 日本的サービスの価値: タイ人スタッフとの協働を通じ、日本の「段取り」や「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」が海外では強力な差別化要因になるという気づき。
💡 キーポイント
- 「ニーズがない」からの転換: 飲み歩いて交流を広げる中で、「既存の会計事務所の数字が合っていない、遅い」という不満を聞き出し、記帳代行という泥臭いニーズに商機を見出した。
- 資格は挑戦の「保険」: 日本の公認会計士資格というセーフティネットがあるからこそ、失敗を恐れずに「海外での経験自体を資産にする」という攻めの姿勢が持てた。
- 当たり前のレベルの差: 日本では当然とされる「期限遵守」や「プロセスの説明」が、海外市場では極めて希少で価値の高い「日本ブランド」のサービスになり得る。

