📝 エピソード概要
クリエイティブディレクターの山崎晴太郎さんをゲストに迎え、氏の仕事の本質である「イメージを作る」ことの真意を紐解きます。JR西日本の決済サービスから広瀬香美さんのリブランディング、さらには東京2020オリンピックの表彰式まで、多岐にわたるプロジェクトの裏側を解説。バラバラに見える活動の根底にある「人々の心の動きをデザインする」という一貫した哲学が語られ、リスナーにブランディングの本質を提示する内容となっています。
🎯 主要なトピック
- 「イメージを作る」という仕事: ブランディングを「人々が抱く曖昧なイメージの集合知」と定義し、企業の意図と消費者の認識のギャップを埋める役割を説明します。
- JR西日本「WESPO」の事例: 決済サービス特有の「堅牢さ」に、鉄道会社らしい「動き」や「楽しさ」を掛け合わせ、人間の心を動かすデザインポリシーの策定について語ります。
- 広瀬香美さんのリブランディング: 「冬の女王」という既存イメージを分解し、YouTubeを活用した歌唱力の再提示や、本人不在でも価値を生むIP(知的財産)戦略の裏側を明かします。
- 東京2020と国家ブランディング: 世界中に放映される「表彰式」のデザインを、日本という国を世界へ再定義するブランディングの機会として捉えた背景を議論します。
💡 キーポイント
- 「人間の心をデザインする」: どの業界のプロジェクトであっても、最終的にサービスを利用するのは人間であり、その心理を軸に置くことで一貫した戦略立案が可能になる。
- 属人性を超えるビジネスモデルの構築: アーティスト本人が稼働し続けなければならない構造を打破するため、楽曲のネーミングライツや記念日制定など、IPとして自走する仕組みを設計した。
- 既存資産の分解と再構築: 成功した過去のイメージ(貯金)を使い果たす前に、要素を分解して「今、何を世の中に問うべきか」を整理することがリブランディングの鍵となる。
- 二度目のオリンピックの難しさ: 既に伝統的なイメージ(武士や着物など)が知れ渡っている中で、既視感を払拭し、新しい日本の側面をいかに伝えるかという戦略的視点。

