📝 エピソード概要
本エピソードでは、幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏をゲストに迎え、2010年代後半に巻き起こった「起業家本ブーム」の熱狂とその終焉を振り返ります。かつてのベストセラー『死ぬこと以外かすり傷』へのアンサー本として出版された新刊『かすり傷も痛かった』を軸に、メディアの寵児から一転、挫折を経験した箕輪氏の心境の変化を深掘り。常に競争の最前線にいた当時の「エディターズハイ」の実態と、そこから脱した現在の価値観について、かつての戦友である野村氏と共に語り合います。
🎯 主要なトピック
- NewsPicks Bookの狂騒的な日々: 2016年から2019年にかけて、箕輪氏と野村氏がタッグを組み、毎月1冊という異常なペースでベストセラーを量産した当時の過酷な現場を回顧します。
- 新刊『かすり傷も痛かった』の背景: 2018年の強気な自著を「訂正」する形で書かれた新刊について、文春砲による失脚やメディアからの撤退といった実体験を交えて解説します。
- 「エディターズハイ」と中毒状態: 本を出せば売れ、フォロワーが増え続けるという上昇気流の中で、アドレナリンに支配されていた当時の精神状態(中毒性)について語ります。
- 挫折からの再起と変化: 仕事が激減した空白期間を経て、サウナのクラウドファンディングや新たな出版プロジェクトに取り組む中で見出した、無理のない活動ペースについて言及します。
💡 キーポイント
- 「死ぬこと以外かすり傷」から「かすり傷も痛かった」へ: かつての競争を煽るスタイルから、自身の痛みや弱さを認める「脱競争論」へと、時代と共に箕輪氏の思想が大きくシフトしています。
- 持続不可能だった熱狂: 絶頂期は「エディターズハイ」状態で疲労すら凌駕していましたが、周囲のスタッフが倒れるなど、当時の異常なスピード感は長くは続かないものだったと振り返っています。
- 空白の時間がもたらした整理: 意図せず暇になった数ヶ月間が、自分自身の過去の行動や反省を整理し、新たな創作に向かうための重要な転換点となりました。
- 時代の変化を象徴するアイコン: 10万部超えが当たり前だった当時のブームを、今では「あり得ない時代」とし、より個人の幸福や納得感を重視する姿勢に変化しています。

