📝 エピソード概要
元NewsPicks編集長でノンフィクションライターの泉秀一さんをゲストに迎え、メディアの第一線で活動してきたからこそ見えてきた「ニュースのあり方」について深掘りします。大きな事件や変化ばかりを追う従来の報道の構造的限界と、それとは対照的な「ニュースにならない日常」の価値を考察。泉さんが新たに始動した、個人の心に響く些細な瞬間を記録するプロジェクト「Not News」に込めた想いを語ります。
🎯 主要なトピック
- 泉秀一氏のキャリアと現在: 経済記者や編集長を経て独立し、現在はアルゼンチンやケニアなど世界中を飛び回りながら執筆やポッドキャストで活動する現状を紹介。
- 報道が抱える構造的バイアス: ニュースは「日常とのギャップ」や「変化」を報じる宿命にあり、注目を集めるために異常事態を優先せざるを得ないメディアの仕組みを解説。
- 「Not News」という新構想: ニュースバリューの基準からはこぼれ落ちてしまうものの、一人ひとりの人生にとっては重要な「些細な感動」をあえて発信する意図を語ります。
- 個人の記憶を支えるもの: 社会全体の最大公約数的な情報よりも、旅先での一言や日常の風景といった個人的な体験こそが、実は深く人生を支えているという洞察。
💡 キーポイント
- ニュースメディアは「犬が人を噛んでもニュースにならない」という言葉に象徴されるように、珍しさや刺激(アテンション)を求める構造から逃れられない。
- 人生の大半を占める「ニュースにならない日々」の中にこそ、個人の心を動かし、記憶に長く留まる本質的な価値が潜んでいる。
- 従来の経済報道などで求められる「効率」や「公共性」とは別の軸で、個人のナラティブ(語り)を記録する場の必要性が高まっている。

