📝 エピソード概要
本エピソードでは、東日本大震災から12年という節目を迎え、震災の記憶の風化や防災への備え、そして表現のあり方について深く考察しています。後半では、中国の全国人民代表大会(全人代)を軸に、習近平氏への過度な権力集中と、2027年の軍創設100周年に向けた軍事的野心について解説。身近な震災の記憶から緊迫する国際情勢まで、今私たちが注目すべき「世界の動き」を多角的に読み解く内容となっています。
🎯 主要なトピック
- 東日本大震災から12年の振り返り: 震災当時の都内での経験や、時間の経過と共に震災がどのように社会で語られ、映画などの作品で表現されているかが議論されました。
- 中国・全人代と国防予算の増額: 前年比7.2%増となる約30兆円の国防予算や、李強氏の首相就任など、習近平体制を盤石にするための動きが紹介されました。
- 中国共産党による統治構造の変容: 「国の上に党がある」という中国特有の構造がさらに強化され、治安・金融・技術が共産党へ集約されていく現状が分析されました。
- 「2027年」という地政学的リスク: 中国軍創設100周年となる2027年に向け、世界最強の軍隊を目指す動きが台湾情勢にどのような影響を与えるかが懸念点として挙げられました。
💡 キーポイント
- 震災の記憶と表現の難しさ: 12年という月日が経ち、震災を「対象」として描けるようになった一方で、現在も当事者が存在する中でいかにリアリティと向き合うかという表現者の葛藤が指摘されました。
- 「間違えられない」権力集中の危うさ: 習近平氏への一極集中により、共産党が「天気さえ変えられる」とされるほどの絶対的な権威を持つことは、一方で政策の修正を困難にするリスクを孕んでいます。
- アニバーサリーがもたらす軍事的緊張: 2027年の軍創設100周年のように、独裁体制下では記念碑的な目標が重視されるため、その時期に向けた軍拡や行動に警戒が必要です。

