記事ができると、章ごとの要約と、聴きどころへ飛べる目次がここに並びます。いまは音声で聴けます。
※こちらは川地が一人で話しているverになります。
▼今回の話題
シリーズ第3回では、「どうすれば利他的であれるのか」という問いに正面から向き合います。
前半では、利他は能動的に「するもの」ではなく、中動態的に「起こるもの」だという視点を提示します。日本語の「腹が立つ」やヒンディー語の与格構文から、私たちには何かが自分にやってくるという感覚がもともとあることを確認します。
哲学者・国分功一郎氏の「中動態」概念を通じて、利他を「器」の比喩で理解していきます。陶芸の「窯変」を例に、日々の鍛錬と心の余白が利他が起こるための準備になることを解説します。
後半では、東京神保町の「未来食堂」と奈良県生駒市の「魔法の駄菓子屋チロル堂」という2つの実例を紹介します。これらの空間から、リタが起きやすい場所には「余白」「流動性」「匿名性」「遊び」という4つの条件があることを抽出します。
個人の内面だけでなく、空間デザインが利他を生むという視点を提示し、次回はインターネット空間と利他について議論する予定です。
▼クレジット
出演:川地啓太
台本制作:川地啓太
音声編集:アル株式会社
制作管理:アル株式会社
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