📝 エピソード概要
本エピソードは、Hana博士がニートからハーバード大学院へと至るまでの後半の物語です。ハーバード合格に必要なTOEFLや推薦状といった高い壁の攻略法、高額な学費を乗り越えた奨学金獲得の道のりが具体的に語られます。
特に、ボストン大学院での学びを通じて「パブリックヘルス(公衆衛生)」という天職を発見し、インドでの実務経験がハーバードへの決定打となった経緯がハイライトされます。最後に、計画通りに進まなかった過去を経て、「登りたい山だけを決め、あとは運命に委ねる」というHana博士の人生哲学がリスナーに力強いメッセージとして届けられます。
🎯 主要なトピック
- アメリカ大学院受験の要件: 日本の受験と異なり、TOEFL、GREに加え、「なぜこの学校に入りたいか」を説得するエッセイ、そして自分を客観的に評価してもらう3人からの「推薦状」が極めて重要となる。
- 学費の調達と奨学金: 高額なアメリカの大学院の学費を、ボストン大学での全額免除奨学金、ハーバードでの教育ローン、そして日本政府と世界銀行の奨学金など、様々な形で調達し、公的な援助への責任感を抱く。
- ボストン大学院で「パブリックヘルス」と出会う: 2度のハーバード受験失敗後に入学したボストン大学院で「教育工学」を学ぶ中、偶然取った公衆衛生(パブリックヘルス)の授業で生涯の仕事と出会い、キャリアの方向性を固める。
- インドでのHIV啓発活動と矛盾: ユニセフのインターンでインドに滞在し、女性の感染源トップが夫であるにもかかわらず、教育が「結婚前の禁欲」を勧める矛盾に憤りを感じ、その熱意をエッセイに昇華させ3度目のハーバード受験で合格する。
- マッキャンヘルスとの劇的な出会いと異例の交渉: 帰国後、ヘルス分野に特化した広告代理店のCEOから即座に正社員採用され、ハーバード合格の直後に、会社からの奨学金と「4年間かけて卒業する」という異例の勤務・留学形態の交渉を成功させる。
💡 キーポイント
- 推薦状の重要性: アメリカの入学審査では、過去の学業成績だけでなく、リーダーシップや職務遂行能力を監督者が評価する推薦状が、出願者の人間性を証明する上で鍵となる。
- ノブレス・オブリージュの精神: 奨学金や援助を受けて学んだことで、「スキルを社会に貢献する」という責任感や義務感(ノブレス・オブリージュ)がHana博士の活動の原動力となっている。
- 「メッセージ」に気づくための準備: 奇跡や運命的な出会い(メッセージ)は常に降り注いでいるが、「何かをしたい」という望みを持ち、必死に準備している人だけがそのメッセージを受け取り、運命を手繰り寄せることができる。
- 人生の「山」を決める: 人生設計は、具体的な道順(手段)をガチガチに決めるのではなく、「どの山に登るか(目標)」を決めることが重要。手段は流れに委ねることで、計画外の素晴らしい縁や機会が生まれる。
