📝 エピソード概要
本エピソードでは、AssetHub CEOの後藤卓哉氏が、Web3からAI分野への転身経緯と、ゲーム開発を変革する3Dアセット制作ツール「AssetHub」について語ります。
AssetHubは、AIを活用して3Dモデルの制作・編集ワークフローを革新し、従来の5倍の速度(コスト1/5)でアセット制作を可能にします。後藤氏は、イノベーションが停滞していた3D業界において、シリコンバレーの「正しい場所とタイミング」を選び、AIネイティブなソリューションを通じて世界標準を取りに行く戦略を深く掘り下げています。
🎯 主要なトピック
- AssetHubの概要とAIによる課題解決: AIを使用して3Dモデルの制作と編集を行うツール。既存のゲーム制作における3Dコスト高騰と、AI生成アセットの編集が難しいという課題を解決する。
- AIワークフローの最適化: AIアウトプットを現場で利用できるようにするため、AIアーティストのノウハウを製品に落とし込み、フィードバックと修正を繰り返す編集プロセスをAIで実現可能にした。
- 3D領域への挑戦と世界標準への意志: 技術体系が古くイノベーションが起きていない3D業界は、AI導入により大きな改善余地がある。プロダクトで産業のあり方を変えるため、海外で起業し世界標準を目指す。
- 市場の状況とエンタープライズ戦略: 3D生成AI市場はまだ黎明期(GPT 3.5相当)だが、AssetHubは成熟したワークフローとアウトソーシングチームで競合(基盤モデル単体利用)に優位性を持つ。日本でエンプラ実績を作り、グローバルでプロダクト中心に展開する戦略を持つ。
- AIがもたらすゲーム業界の未来: 制作コストが1/5になることで、新しいチャレンジが可能になり、特にAIとの相性が良いWeb上での3Dゲーム開発(Web GPUとAIコーディングの組み合わせ)が加速し、新しいゲームレイヤーとマネタイズ手法が生まれると予測。
💡 キーポイント
- AIで作った3Dアセットは通常編集が困難だが、AssetHubはAIを使いこなすためのワークフローを提供し、現場での継続的な修正作業を可能にしている。
- 制作スピードは、従来と比較して最大5倍(コスト約1/5)に短縮可能であり、ゲーム開発のコスト構造を根本的に変革する可能性を秘めている。
- AI生成アセットを効果的に使うには、特定のスタイルを量産するための初期のパイプライン(工場)構築が不可欠であり、AssetHubはそのサポートも提供している。
- 3D制作技術とWeb技術、AIコーディングの融合により、ブラウザ上で高品質な3Dゲームが高速に開発・共有される新しい時代の幕開けが近い。
- AssetHubは、このAI活用型の制作手法を世界標準とし、新たなIP創出のインフラとなることを目指している。
