📝 エピソード概要
本エピソードでは、AssetHub CEOの後藤卓哉氏をゲストに迎え、エンタメとグローバルをテーマに、その生い立ちとキャリアの変遷を深掘りします。後藤氏は慶應大学在学中にWeb3スタートアップGaudiyを共同創業し、自らエンジニアリングを学びプロダクトを立ち上げました。日本での成功体験から、日本のスタートアップ環境がエンタープライズに最適化されがちな現状に限界を感じ、新しい概念を発明し世界標準を目指すため、単身サンフランシスコでの再挑戦を決断するまでの経緯が詳細に語られます。
🎯 主要なトピック
- 自己紹介とAssetHubの事業概要: AIを活用した3Dモデル制作編集ツール「AssetHub(ゲーム版のCanva)」の開発・運営を行う後藤氏がゲスト。現在はサンフランシスコを拠点に活動しています。
- 生い立ちと学生時代: 東京生まれ東京育ちで、大学受験までは英語を本格的に勉強したことはなく、高校時代も帰宅部で過ごすなど、一般的な学生生活を送っていました。
- 慶應大学での活動と弁論部: 経済学部で統計学を専攻。福沢諭吉が創設した弁論部に所属し、聴衆から野次(怒号)が飛ぶ国会のような環境でプレゼンやディベートに注力しました。
- Gaudiy共同創業のきっかけ: 就職活動中に参加したインターンで、現在のGaudiy代表と出会い、リクルートされてWeb3スタートアップの共同創業に至りました。
- Gaudiyでの事業とプロダクト開発: IP(知的財産)とファンコミュニティ向けのWeb3プラットフォームを開発。事業の解像度を高めるため、自ら独学でエンジニアリングを習得し、プロダクト責任者として開発を牽引しました。
- サンフランシスコ移住の決断: Gaudiyで成功を収めるも、日本国内のビジネスがエンタープライズ向けに最適化され、世界標準となる新しい概念を発明・普及させることが難しいと感じ、世界最先端の技術と市場を求めシリコンバレーへ渡ることを決意しました。
💡 キーポイント
- 後藤氏はサンフランシスコ移住の3ヶ月前から集中的に英語学習を始め、ほぼゼロの状態から海外での起業に挑戦するという「クレイジー」な意思決定力を持ちます。
- GaudiyがIPホルダー(バンダイナムコ、ソニーなど)と連携できた背景には、コアなファンに対し、Web3技術を意識させず自然な流れでオンボーディングさせ、信頼関係を構築する誠実なプロダクト開発フローがありました。
- 日本国内で新しい概念を開発しても、規制や少ないユーザー数に最適化されてしまい、結果的に海外の競合(例:Axie)に世界標準を奪われるという問題意識が、移住の最大の動機となりました。
- 学生時代「何もしてなかった」と語る一方で、大学で計量経済学やプログラミングを学び、スタートアップ初期には独学で開発をやり抜く集中力と行動力を発揮しています。
