📝 エピソード概要
本エピソードでは、ドイツ・フランクフルトを拠点に活動するライター・コーディネーター、Kataho氏のユニークなキャリアの道のりが語られます。『エヴァンゲリオン』をきっかけにドイツ文化に目覚めた Kataho氏は、現地で漫画・アニメを通じた国際交流に感動し、その経験を仕事へと発展させました。
宗教学と日本学を修めた専門的な知見を活かし、日独間の文化理解のギャップを埋めるコーディネーターとしての役割を確立した経緯が詳細に紹介されており、「オタク文化」を軸にグローバルな活躍を目指す上でのヒントが得られます。
🎯 主要なトピック
- ドイツ在住ライター・コーディネーターの活動: 日経コメモでのコンテンツ産業に関する連載や、日独双方からの依頼に応じたイベント企画・調整業務(コーディネーター)を中心に活動している。
- キャリアの原点とドイツへの関心: 19歳の頃、『エヴァンゲリオン』のアスカや、ドイツ語由来の単語(ネルフ、ゼーレ)に強く惹かれ、ドイツ語と文化への関心を持ったことがキャリアのきっかけとなった。
- 海外における日本のコンテンツとの出会い: 約20年前にドイツを訪れた際、すでに『ドラゴンボール』や『メゾン一刻』などが流通しており、アニメ・漫画が現地のオタクとの国際交流を深める共通言語となったことに感動した。
- 宗教学と日本学の専門知識: フランクフルト大学で宗教学を学び、副専攻の日本学を通じて、ドイツ人が日本文化をどう理解しているかを把握。この学術的背景が、日独の文化理解のギャップを埋める基盤となっている。
- コーディネーター業のスタート: ドイツのファンイベント「Kon’nichi」で、ニコニコ動画の配信者のアテンドをボランティアで担当。その反響がきっかけとなり、日本側からの企画協力依頼が舞い込むようになり、現在の仕事が本格的に始まった。
💡 キーポイント
- 日本のアニメ・漫画は、フランスやイタリアなど第三国を経由してドイツへ輸入されるなど、輸出入の経路が日本と現地国で直接結びついていないパターンも多い。
- 現地の人々(特にオタク層)は、日本から来た人に非常に親切で歓迎ムードであり、好きなものを介した国際交流の楽しさがKataho氏の活動の大きなモチベーションとなっている。
- 外国人に日本の文化を紹介する際、相手側の価値観(ドイツではキリスト教的価値観など)を理解し、**「どこに注釈をつけて説明すべきか」**を把握することが、円滑な交流には不可欠である。
- 現在のコーディネーターという職業は、一般的な企業キャリアとは異なり、ニコニコ生主のアテンドという単発のイベント協力が起点となり発展した、非常にユニークな経緯を持つ。
