📝 エピソード概要
本エピソードでは、愛媛県大島にコワーキングスペースを建設するために8,000万円を投じた事業家が、その「儲からない」投資の戦略的な意図を解説します。主な目的は、若者にIT企業の選択肢があるというイメージを提示し、島内のリモートワーカーに集中できる仕事場を提供することでした。そして最も重要なのは、「島の100年後」を見据えた地方創生の実現です。外貨を稼ぎ地域経済を循環させるハイブリッドな人材を創出することで、持続可能な未来を築くための壮大なビジョンと、その第一歩となる挑戦について語られています。
🎯 主要なトピック
- 8,000万円投資したコワーキングスペースの概要: 愛媛県今治市大島に建設したコワーキングスペース(LLACハウス)について、土地・建設費合わせて8,000万円を投じ、そのうち6,000万円は銀行融資でまかなっている現状と、厳しい返済状況が説明されました。
- 理由1:地元にIT企業がないと思われている: 地元に残りたい若者やUターン希望者が、島にはIT企業がないというイメージを持つため、IT技術で稼げる場所と事例を提供し、キャリアの選択肢を増やすという表向きの理由。
- 理由2:パソコンできる場所がない: 島内には集中してパソコン作業ができる場所が皆無であり、緊急時以外にコンビニのイートインや自宅以外で仕事をする場所を求める個人的かつ地域的なニーズに応えるため。
- 理由3:島の100年後を考えた地方創生: 島でのインフラやサービスの維持(持続可能性)を確保するため、ネットなどで外貨を稼げる年収1,000万円クラスのハイブリッド人材を創出し、地域経済を循環させる長期的なビジョン。
💡 キーポイント
- コワーキングスペースは、高額な橋代を支払って本土のカフェまで行かなくても、集中してリモートワークができる「生活インフラ」としての役割を果たしている。
- 地方創生の中核は、地域の産業に加え、ネットでの仕事で外部から収入を得る「外貨獲得」ができる人材(年収1,000万円規模)を創出すること。
- 5年以内に年収1,000万円のハイブリッド人材を100人創出することで、年間10億円規模の経済効果を島内にもたらし、地域の衰退を防ぐことを目指している。
- コワーキングスペースを「第1の矢」とし、将来的には短期・中期的な宿泊施設(民泊、ホテル)や教育機関(大学)の設立を視野に入れた、100年単位の挑戦を構想している。
- 周囲の反対や批判があっても、みんなが賛成することよりも、反論があるからこそやる価値があるという挑戦者としての哲学が示された。

