Apple Podcastに届いた「バッサリ言うと最高」
今回はお便り紹介回。ラジ推しになってからは初めて、珍しくApple Podcastにもコメントが届いたそうです。ラジオネーム「子供じゃないよ(嘘)十歳です」さんからのメッセージには、「なんでこんな最高な雑談ができるんでしょう」「バッサリ言うと最高」という言葉が並びました。
ただ、Apple Podcastのコメントは5行ほどしか表示されず、ちょうど「バッサリ言うと」で途切れていたため、ヤマモトは開くときに少しヒヤヒヤしたと明かします。むちゃくちゃな批判が書かれているのかと思ったそうです。
むちゃくちゃな批判が書かれてんのかと思って、ちょっとヒヤヒヤしながら開きましたね。
配信を始めたての頃は「泥団子みたいなコメント」や、それ以上に厳しい便りも多かったといいます。それが最近ではあたたかい応援の声がめちゃくちゃ多くなり、「長く続けてる甲斐があった」と振り返りました。
オープンチャットという音声界隈のコミュニティ
次に紹介されたのは、ラジオネーム篤人(ザ・ステラの水谷篤人)さんからの便り。Podcast研究室サイエントークのレンさんと工業高校農業部の牛若さんが、個人ポッドキャスターの視点から番組の作り方を語るポッドキャスト番組。のオープンチャットから来たそうで、滝沢さんのゲスト回を聴いて「文字通り宝の山を見つけた気分」と綴られていました。息子が仮面ライダーガブ2024年から放送されている仮面ライダーシリーズの作品。を見ており、子供そっちのけでハマってしまったとのことです。
ヤマモトはこのオープンチャットを高く評価します。ポッドキャストの新機能や注目番組の情報が共有され、マニアックな話もできる。ポッドキャスターだけでなくリスナーや、しれっと偽名で入っているラジオ局の人までいる。そうした音声界隈の人々が集まって語り合う場そのものがいい試みだと語りました。
ヤマモト自身も、ラジ推しからの派生でイベントの司会を務めたり、牛若さんにトークゲストとして呼ばれたりと、番組が発展を生んでいます。二人のことを「勝手にライバルであり友達だと思っている」と語り、配信してる人やポッドキャスト好きにはオープンチャットへの参加を勧めました。
だし巻き卵と、退路を断つお便り
ラジオネームAeriさんからは、感想と近況が届きました。番組がradikoデビューしたことへのお祝いとともに、だし巻き卵の作り方のアドバイスが。「機種が古いIHで弱火を保つのが難しい」という話にヤマモトも強く共感します。中火設定で濡れ布巾で冷やしながら焼く、卵液を水溶き片栗粉で伸ばす、最終奥義は電子レンジ、という具体的なコツが添えられていました。
味は問題ないんですよね。あとはまあ私が綺麗に焼ければいいかなというところですね。
ヤマモトの卵焼きの近況としては、卵を巻く部分は手首のスナップを効かせてできるようになったものの、二段・三段と折り重ねる工程はまだ難しいそう。白だしを使い、パッケージに書かれた分量(卵に対して三対一など)を守れば味は問題ないと語りました。
そしてこの便りのユニークな点は、舞台「炎のミラージュ 幕末編」上編のチケット争奪戦に飛び込む「退路を断つため」に送られたこと。かつて怖くて見に行かなかった後悔を語っていたAeriさんが、続編に向けて自ら誓いを立てた形です。ヤマモトも「退路を断つために大きく宣言する」ことは自分もやると共感を示しました。
ヤマモト自身も演劇を見に行きたい気持ちが強い一方、コロナ禍や公演中止で足が遠のいた経験を語り、「今年一、二回は見に行けたら」と話しました。
『VIVANT』が面白すぎる、でもサブタイトルだけは……
ラジオネームミズイロさんからは、VIVANT2023年にTBS日曜劇場で放送されたドラマ。堺雅人主演。壮大なスケールと予測不能な展開で大きな話題を呼んだ。の感想会をお願いする熱烈なリクエストが。7月からシーズン2が始まることもあり、同じくアウトロー集団が活躍するドラマ「アバランチ」もおすすめされていました。
ヤマモトはシーズン1をすべて見終えており、「面白すぎる」と大興奮。予算のかけ方、キャストの豪華さ(堺雅人、龍星涼、松坂桃李、阿部寛、二宮和也ら)、特撮ファンとして嬉しい顔ぶれまで、地上波ドラマとは思えないクオリティを絶賛します。役所広司演じるテロ組織の父親が最後に人情味を見せる展開や、高梨臨演じる妻が死ぬシーンには強く感情移入したそうです。
ただし、ヤマモトが唯一の弱点として挙げたのが「サブタイトルのダサさ」。VIVANTほどの壮大な映像作品なら、「始まり」「陰謀」「覚醒」といった短いサブタイトルで味付けが輝くはずなのに、実際は「壮大な冒険の幕が上がる」のような、バラエティ番組の「この後○○が登場」的なテロップをそのまま持ってきたような文言だと指摘します。
「壮大な冒険の幕が上がる」
「いよいよあの父とこの運命に終止符が」
バラエティのテロップのようでダサい
「始まり」「再開」「陰謀」「覚醒」
短くわさびを添える程度で味付けが輝く
とはいえ本編は「マジで死ぬほど面白い」と絶賛。話が面白いからこそ自動再生で連続視聴してしまい、サブタイトルのダサさだけが気になってしまったといいます。おすすめされた「アバランチ」(綾野剛主演)や、日曜劇場の「リブート」(鈴木亮平主演)にも興味を示しました。
小学生から高校生へ。6年来のリスナーからの報告
この回で最もグッときた最後のお便りは、ラジオネーム「とある普通の小学生(高校生)」さんから。かつて小学生としてお便りをくれていた方が、高校三年生になり、18歳の誕生日を迎えたその日に、演劇部を引退した報告を送ってくれました。
お久しぶりです。元とある普通の小学生です。なんと高校三年生になってしまいました。今日で僕は十八歳の誕生日を迎え、そして今日演劇部を引退しました。もうずっと前からこの日にお便りを送ろうと決めていました。
便りには、中高一貫校で中一から演劇部に入り、高一で部長になったこと。当初は役者だったが演出・脚本を担当するようになり、高校三年間で書いた脚本は九本にのぼること。今は演劇教育に関心を持ち、演劇を通して人として必要なことを学ぶプロセスを作る仕事がしたいと、教育関係の大学を志望していることが綴られていました。
ヤマモトはこの便りに涙ぐみます。この方が演劇部を選んだ背景には、自身の影響があると明かしました。ヤマモトはポッドキャストを始めた当時、声優として活動しており、オーディションや収録の話を配信でよくしていたそうです。その話にこの小学生さんがリアクションをくれ、いつしか「演劇部に入った」という便りが届いた──そんな経緯がありました。
リスナーがこう成長して上がってくるっていうのは、ポッドキャストを続けていく理由の一個に、語る質があるというか。
ヤマモトは、便りの文章の内容がしっかりしていることに「圧倒的に成長してる」と感慨深く語ります。三年生ということは11〜12歳頃から聴き始め、6年間、番組の変遷(ラジオとユウト → ラジ推しなど)とともに付き合ってくれたことになります。ラジオが好きなヤマモト自身、オードリーのオールナイトニッポンを高校三年生から16年ほど聴いているといい、まだ若い文化であるポッドキャストで6年間聴き続けてくれることの重みを噛みしめました。
もう一つ嬉しかったのは、今回この方が初めて住所を書いてくれたこと。ラジ推しでは住所を記載して採用された人に、直筆の手紙とサイン入りステッカーを送っています。これまで一度も住所を書いたことがなかったこの方に、やっとお返しができると語りました。しっかり将来を考えて前に進もうとする姿に、ヤマモトは「演劇でよかったなって思う人生になっていくんじゃないか」とエールを送りました。
まとめ
今回はお便り紹介回として、Apple Podcastのコメント、オープンチャットというコミュニティの魅力、だし巻き卵の作り方、『VIVANT』の熱い感想、そして6年来のリスナーからの成長報告まで、あたたかいメッセージが次々と紹介されました。
特に最後の「小学生から高校生へ」の便りは、番組を長く続けてきたからこそ受け取れたもの。ヤマモト自身が改めて「途切れ途切れでも続けていこう」と決意を新たにする、番組の歩みそのものを象徴する回となりました。
番組はradikoにもデビューし、ポッドキャストEXPO2026との連動企画で、ヤマモトがラジオと出会いポッドキャストに至るまでの変遷を語る限定エピソードも公開されています。引き続きお便りが募集されています。
- ラジ推しになって初めてApple Podcastにコメントが届き、あたたかい便りが増えたことをヤマモトが実感
- Podcast研究室のオープンチャットは、音声界隈の人々が集まる貴重なコミュニティだと紹介
- だし巻き卵の作り方をリスナーから多数教わり、退路を断つための宣言お便りも登場
- 『VIVANT』は「面白すぎる」と絶賛。唯一の弱点はダサいサブタイトルだと指摘
- 小学生時代から6年間聴き続けたリスナーが、演劇部引退の報告を送り、番組を続ける意義を改めて感じさせた
