📝 エピソード概要
本エピソードでは、アーティストのシシヤマザキさんをゲストに迎え、彼女独自の表現哲学と制作の根源に迫ります。代名詞である「シシピンク」が内臓や生命の温かさを象徴していることを掘り下げ、アーティストとしての活動意義や、社会的な評価以前の純粋な創作意欲について語り合います。参加型の制作スタイルや、他者の評価に左右されない揺るぎない自己の姿勢を通じて、創造性の本質を探る、軽快ながらも深い洞察に満ちた対話です。
🎯 主要なトピック
- ゲスト:シシヤマザキの紹介と近況: ロトスコープアニメーションの確立から陶芸への転向、NHK連続テレビ小説『虎に翼』のオープニング映像制作など、多岐にわたる活動を紹介。
- 「シシピンク」の概念と色へのこだわり: 独特のピンク色は「内臓の色味」や「生命のエネルギー」をイメージしており、出力媒体による変化を受け入れ、色の厳密さよりも隣接する色との印象を重視している。
- アーティストとしての根源的な欲求: 誠実さや優しさといった社会的な願望よりも手前にある、純粋な制作動機について考察。「あったかいピンクの光を出しながら、みんなでクルクル踊っていたい」ことが根源的な目標。
- 協働制作とクオリティコントロール: 不特定多数の人に参加してもらい、あえてクオリティコントロールせずにアニメーションを制作するスタイルについて言及(『虎に翼』OP制作手法を含む)。
- 草野絵美による魂年齢の考察: シシヤマザキの純粋な表現は、話している相手を社会的な評価や窮屈さから解放し、「子供の頃に戻った気持ちにさせる」と評価された。
💡 キーポイント
- アーティストのプロフィールは静的なものではなく、常に変化し続ける自己を完全にリプレゼントしているわけではないという自覚がある。
- シシピンクは単なる色ではなく、新鮮な内臓のような温かい感情や生命力を象徴する「あったかサーモンピンクで光っているもの」である。
- 自身の創作は、新しい価値観の提示といった社会的な意義を超え、自己の体から純粋なエネルギーを出し、それを他者と喜びとして共有したいという本能的な欲求に基づいている。
- 複雑な社会の中で、純粋に「自分のために創っていること」を忘れず、誰かに自分の形を象らせない揺るぎない姿勢が重要である。
- 批判や攻撃を受けた際の対処法として、「怒る」以外のパフォーマンス的な方法や、「こいつに何を言っても無駄」という防御方法など、独自の解決策が示唆された。
