番組を続けることで「社会的地位が上がっている」という自負
冒頭、喋ることがないと言いつつも、収録だけは続けるという姿勢が語られます。続けることこそがコンテンツのすべてだ、という話です。
もう喋りたいことがない。
とにかくもう何も喋ることがなくても、とにかくこの収録だけはしないといけない。だから偉いよね、本当に。
そこからタカヤは、この番組を通して自分たちの社会的地位が上がっていると主張します。発信することでむしろ下がると思われがちだが、そうではないという理屈です。
コウヤは「高知県の情報を届けた」ことを社会的意義に挙げますが、タカヤは「それじゃない」と即座に否定。松田さんという知人を通して、熊本へ水の支援を届けた話が出てきます。
しっかり俺たちのやっぱ社会的地位が今上がっていけんやん、この番組通して。意外と下がると思うやろ。
番組には他では出せないようなお便りが届く、とタカヤは言います。世の中の細かなザルの目をくぐり抜けて落ちてきた相談ばかりだ、というのがその主張です。
本当にそうやん。世の中のその細かいはずのそのザルの目を、くぐり抜けてここまで落ちてきしよーわけや。そらこんなお便りになるわ。
コウヤは、そうした相談を否定せず抱きしめると同時に「イジる」姿勢を語ります。抱きしめながら気づかれないように尻をちょろちょろする、という下品な比喩で番組のスタンスを表現します。
否定することなくみたいな。俺たちくらいになったら否定することはないけどイジりはするもんね。
9月のドブスクで扱う「政治絡み」の話
話題は、コウヤが取ってきたという「オファー」に移ります。以前、市長選に関わって心が折れて出馬をやめたという話に関連する内容です。
政治のさ、今回のあの市長選のやつの市議選に出ようかとか言ってたんやけど、市長選にちょっと関わっちゃって、あまりにもエグすぎて心折れて出るのやめた。
その関係者の出演許可が取れたとのこと。ただし裏切りと権力とお金が交錯する内容で、個人名や企業名が多数出るため、本編では扱えないと判断されます。
死ぬほど個人名と企業名出るっていうね。いかにこうちゃんとそこら辺をぼかして、伝えていけるかってことが大事かなとは思う。
ドブスク(有料の特典配信)でぼかしながら扱う方針が決まります。田川の政治の話を好むリスナーが一定数いるため、下手なエロコンテンツより興奮するかもしれない、と盛り上がります。
8月の特典枠は別のゲストが控えているため、この政治絡みの話は9月のドブスクで配信することに決まりました。
青柳家の「ぱっぱっぱー」問題
お便りコーナーに移ります。最初は蟯虫検査の姿勢の話から、家庭ごとの独自の呼び名の話へ広がっていきます。
青柳家ではリモコンを「ピーポーパワー」と呼んでいたことが明かされます。父親がその呼び方を使っていたため、兄弟も自然に覚えてしまったといいます。
青柳家はね、リモコンのことをピーポーパワーって言うんですよ。ピーポーパワーって言ったら可愛いとか思ってないんで、僕らもやっぱもうピーポーパワーって覚えてるんで。
さらにコウヤは、姉が寝るときに顔に乗せていた薄い枕のような布を、家族全員が「ぱっぱっぱー」と呼んでいたことを思い出します。
この死人のように顔に乗っけてたそのぺったんこの枕みたいな布のことを、我が家では布ではなくぱっぱっぱーって言ってたんですよ。全員がぱっぱっぱーって呼びよったよ。
なぜぺったんこの布を顔に乗せて寝る文化になったのか、なぜそれを「ぱっぱっぱー」と呼ぶのか、という点にも触れつつ、家庭ごとに謎の呼び名があるものだと話は広がります。
木村家では佐世保のおじさんを「ぼ」と呼んでいた例も挙げられ、それぞれの家に独自の言葉があることが語られます。
透けない白Tと「乳首がどこにあるかわかる」問題
白Tシャツが好きだが乳首が透ける、という相談が届きます。分厚いヘビーオンスを着ても乳首の位置がわかると悩んでいる、という内容です。
コウヤは、乳首の透け方には姿勢と胸の形状が関係すると分析します。胸を張っている人ほど、また乳首が前に突き出た形状の人ほど浮き出やすい、という説です。
姿勢と乳の形状もあると思うよ。姿勢もいいんかもしれんけど、なんかこう乳首がこう前に突き出るような乳の形しちょるやん。
対策として、コウヤはヘインズの「ビーフィー」を薦めます。シュッとしたシルエットのまま厚手で、乳首が浮きづらいという理由です。
他にもチャンピオンや、アメリカの「プロクラブ」といった厚手の白Tが紹介されます。コウヤは毎年白Tを選んでいると語り、白Tオフ会を提案する場面もありました。
ヘインズの厚手Tシャツ。牛のマークが目印。シュッとした形のまま乳首が浮きづらい
厚手だが通常の白Tとは異なる形になるとされる
アメリカのブランド。シュッとしているが厚手のものが多いとされる
ただしタカヤは、乳首が透けても気にしないタイプ。バンド時代はメンバー全員がピタピタのTシャツで乳首の位置がわかるのが格好いいと思っていた、という思い出も語られます。
自分が気にしなければ周りあんま気にしないですけどね。
遠距離恋愛中の浮気相談と「元カノに行くのが一番ダサい」
続いて、EXILEと名乗る32歳のサラリーマンから、5年半付き合う遠距離の彼女がいながら、元カノと関係を持ってしまったという相談が届きます。
コウヤは自身の遠距離経験をもとに、遠距離恋愛では喧嘩から仲直りしても気持ちが完全には回復しきれず、繰り返すうちに関係が冷めていく構造を説明します。
一緒に居るんやったら、ここで喧嘩してバンと下がっても、仲直りしたらまた上がる。けど遠距離は、喧嘩して下がって仲直りしてもこのぐらいまでしか上がらん。それを繰り返していくと、最終的に好きじゃないかもみたいな感じになっていく。
喧嘩で気持ちが下がっても、仲直りすれば元の高さまで戻る
仲直りしても途中までしか戻らず、繰り返すうちに気持ちが冷めていく
ただし二人が最も問題視したのは、浮気そのものよりも「元カノに行く」という選択でした。相手がGカップかBカップかという茶化しを挟みつつ、寂しさを埋めるなら新規に行くべきだと主張します。
元カノに行くのは、相手がまだ自分を好きだとわかっていて、居心地の良さに甘えているだけだ、とタカヤは指摘します。どちらを選んでも誰かが深く傷つく状況だ、とも語ります。
新規でちゃんと出会って、そこで申し訳ないなっていう思いを抱えて、遠距離の彼女を大事にする。元カノ行くのがもう一番芸恥。
結論として、二人は「浮気が格好悪い」のではなく「元カノとの浮気が格好悪い」のだと繰り返します。EXILEはJ SOUL BROTHERSに降格だ、というイジリで締めくくられました。
対人支援の技術を私生活に使ってしまう悩みと「高橋名人」
最後の相談は、社会福祉法人で長年働いてきた人から。生きづらさを抱える人に寄り添う技術が身についた結果、飲み屋のお姉さんの背景も見抜けるようになったといいます。
その相手に寄り添い、ゆっくり心を開いてもらうための技術を「お股を開いてもらうため」に使ってしまう自分が嫌でならない、という深刻な悩みでした。
これに対して二人は、全く責められることではないと即座に肯定します。培った能力がたまたま別の場面で活きているだけだ、という捉え方です。
これってさ、もう福利厚生やん、これ。
能力の転用にすぎない、という点を伝えるため、二人はいくつもの例え話を重ねます。最終的にたどり着いたのが高橋名人でした。
高橋名人が、正しい手マンの仕方がわからんくて、自分がわかる唯一のBダッシュしたら絶対必ず潮吹かせるっちゅうのと同じと思うよ。
本業で子供に夢を与えつつ、その技術が別の場面で人を気持ちよくすることに転用されているだけで、誰にも申し訳なく思う必要はない、という結論です。
二人は、その技術で一人でも多く人を気持ちよくしてほしいと相談者を後押しします。夜職で生きづらさを抱える女性たちにこそ、その寄り添いは救いになっているはずだ、と締めくくられました。
まとめ
下ネタと兄弟の掛け合いで進みながらも、届いた相談を否定せず肯定して笑いに変えていく回でした。悩みの本質を「能力の転用」や「元カノに行くダサさ」といった独自の言葉で切り取る点に、この番組らしさがあらわれています。
- 番組を続けること自体を「社会的地位を上げる」営みとして自負し、他では出せない相談に向き合う姿勢が語られた
- 個人名や企業名が多数出る政治絡みの話は、ぼかしながら9月のドブスクで扱う方針が決まった
- 白Tの乳首問題には姿勢と胸の形状が関係し、ビーフィーなど厚手のブランドが対策として挙げられた
- 遠距離での浮気相談には「浮気そのものより元カノに行くのが一番ダサい」という結論が示された
- 対人支援の技術を私生活に使う悩みは「高橋名人の能力の転用」に例えられ、肯定的に後押しされた
