育休中の「お手伝い」から会社設立へ
ゲストの田村リサさんは、Amazonでマーケティングマネージャーとして働きながら、BPOやSNS運用を手がけるL&A合同会社を経営しています。
さらに横浜・黄金町にある岩盤浴併設のビューティーサロンGLOWの共同代表もつとめ、1歳半の子育て中に不動産投資や民泊事業にも挑戦しています。
絢子さんとは1年ぶりの再会です。前回はリサさんの自宅でナイジェリア料理をふるまってもらって以来だと振り返ります。
SNS運用まで事業に増えたきっかけを聞かれると、リサさんは育休中の少しの時間で外資系企業の手伝いをしていたと話します。
いろんな企業さんってやっぱり人材の確保が大変だったりするので、BPOとして業務委託でお手伝いできるのかなと思って、ちょっと新しく事業を始めちゃいましたね。
ちょっとしたお手伝いから、そのノリで会社を作ってしまったことになります。
自身のマーケティングのスキルと、共同代表の採用支援の強みを組み合わせ、採用・マーケティング・営業を幅広く支援する会社だと説明しています。
多動が加速したきっかけはAI
Amazonはマネージャー職で拘束時間も長いなか、どう他の仕事やサロン経営を回しているのか。絢子さんの疑問に、リサさんはあるきっかけを挙げます。
さらに多動性が加速したきっかけはAIですよね。だいぶいろんなことが時短でできるようになったんで、もう彼がいなかったら多分(回せない)。
AIを「彼」「AIくん」と呼ぶあたりに、頼りきっている様子がうかがえます。
使っているAIを聞かれると、リサさんは複数をしっかり使い分けていると答えます。
もうめっちゃ使い分けてますけど、全部課金してて、ChatGPTもちろん、Claudeも使いますし、Manus使ったりとか、たまにGeminiですかね。
絢子さんも、AIによって資料作りの時間がほぼなくなったと共感します。ただし、AI自体に時間を取られる面もあると二人はうなずき合います。
OpenAIが開発した対話型AI。文章作成や壁打ちなど幅広い用途で使われます。
Anthropicが開発した対話型AI。長文の読み込みや丁寧な文章生成に強みがあるとされます。
自律的にタスクをこなすことを目指したAIエージェント型のサービスです。
Googleが開発した対話型AI。検索やGoogleサービスとの連携が特徴です。
Amazonはフル出社で、9時半出社・5時半退社という働き方です。他の事業はいつやるのか聞かれると、リサさんは移動中や帰宅後だと答えます。
ただし週末は家族に時間を使うと決めていて、限られた時間で頑張っていると話します。睡眠もなんとか取れていると笑います。
AIでできないDIYは「人を集める」で解決
仕事はAIで時短できても、民泊や不動産のDIYはAIでは片づきません。時間がかかるのにどう回しているのか、絢子さんが疑問をぶつけます。
DIYはおっしゃる通りAIとかでどうにもならないんで、ジモティーとかを駆使して、もうメンバーを集めて、その、指揮者みたいな。
つまりリサさんは、自分で作業を抱え込むのではなく、人を集めて動かす役に回っているのです。
去年、戸建てをDIYした際のエピソードも語られます。コストを抑えたくて、中古のキッチンをジモティーで手に入れたそうです。
ただしそのキッチンは、エレベーターのない団地5階の一番上の部屋にありました。夫一人では運べないため、リサさんはジモティーで運搬役の人を探します。
さすがに旦那一人でキッチン運べないんで、ジモティーで運ぶだけを、人に来てもらいました。2500円払って。
絢子さんは「ジモティーってそんな有効な使い方できるんだ」と驚きます。リサさんはアウトソーシングをコスパよく使いこなしている様子です。
絢子さんは、こうしたやり方を真剣にやっているところがギャグのようで面白いと表現します。リサさんも笑って受け止めます。
6人きょうだいの長女として家族を支えた20代
絢子さんがリサさんに強く抱いている印象として、家族との関係が語られます。リサさんは6人きょうだいの長女です。
下のきょうだいを経済的にも支え、さらに実家も自分で買ったといいます。20代前半の頃の話です。
母親が亡くなったのは、リサさんが23歳ごろのこと。当時、一番下の弟は5、6歳ほどのまだ子どもでした。
母が亡くなったのが当時私23くらいの時で、それまで闘病はしてたんですけど、やっぱ亡くなってからがって感じでしたね。
父親は健在で働いていますが、母親代わりとしてきょうだいを育て、学校の授業参観や個人面談にも足を運んでいたと話します。
絢子さんは、若くして一家の柱を担っていたことに感動を覚えると伝えます。リサさんは「ハングリー精神だけはどうにかしよう」と振り返ります。
インバウンド客7割の対応と、賃貸物件の回し方
続いて、日々のルーティンが語られます。日中はAmazonの仕事に集中するため、他の事業は朝の移動中や昼休み、帰宅後に対応しているそうです。
サロンは現場をスタッフに任せていますが、リサさんが対応するのが海外からの問い合わせです。予約の大半が問い合わせベースだといいます。
インスタDM来たりとか、WhatsAppとか、Gmailとかで来たのを対応するっていう。
しかも団体客が多く、30人での予約が来たこともあるそうです。ベッドは3つしかないため、そのままでは受けられません。
その際は貸し切りにして半分に分け、残りには横浜ツアーを提案するなど、柔軟に対応したといいます。美容サロンなのにツアーの提案まで及ぶあたりが多角的です。
サロンは日本のお客さんが7割、インバウンドが多く、当日に複数の予約が入ることもあります。スタッフの出勤アレンジまでリサさんが担っています。
話題は不動産に移ります。リサさんは戸建て1軒と、去年買ったアパート1棟を賃貸に出しています。アパートは湘南・二宮にあり、海が見える6世帯の物件です。
1棟が80平米あるんですよ、テラスハウス。駐車場付きですごい安くて7万5000とか。ペットOKですよ。
必要なところは自分でDIYし、内装はジモティーで見つけた安く請け負ってくれるプロに頼むこともあるそうです。材料費が高い今は、頼んだ方が安く綺麗な場合もあると二人は語ります。
賃貸は人が住んでしまえば連絡もほとんど来ず、管理会社もいるため、意外と手がかからないといいます。
多動な人はお酒も体も強い
絢子さんは、自分の周りに「いつ寝ているんだろう」というパワフルな人が多いと話します。リサさんは「多動な会を開きましょう」と乗ります。
番組ゲストを見てきた絢子さんは、多動な人にある共通点を見つけたと語ります。
多動女子はね、気づいたのはみんなお酒が強い。だから多分内臓が強いのよ、体が強い。
メンタルとフィジカルは一緒だと二人は同意します。リサさんも、体調で予定や仕事を休みにしたことはほぼ人生でないと話します。
一方で、寝ればいいのに夜更かししてしまう点も共通しています。リサさんは子どもが寝てからが自分の時間で、お酒を飲みながらNetflixを見たりするそうです。
育休中に運転免許を取ったものの、今のところペーパードライバーだという話も出ました。絢子さんは、DIYや田舎の物件のためにも運転できた方がいいと背中を押します。
まとめ
AIとジモティーを駆使し、限られた時間と予算で複数の事業を回す田村リサさん。その根っこには、6人きょうだいの長女として家族を支えてきたハングリー精神がありました。次回はプライベートにも踏み込む予定です。
- 育休中の手伝いから会社を設立し、マーケティングと採用支援を掛け合わせて事業化した
- 多動が加速したきっかけはAIで、ChatGPT・Claude・Manus・Geminiを使い分けている
- AIでできないDIYや運搬はジモティーで人を集め、コスパよくアウトソーシングしている
- 20代前半で母親代わりとしてきょうだいを育て、実家も購入して家族を支えてきた
- サロンはインバウンド対応が中心で、不動産は自主DIYと管理会社の活用で回している
