📝 エピソード概要
BASE上級執行役員・えふしん氏をゲストに迎え、彼のユニークなキャリアパスと「働く美学」を深掘りします。モバツイ売却からBASEのCTOを経て、組織が拡大する中で技術者としての役割を若手に譲り、マネジメントと人材育成にコミットするに至った経緯が語られます。
本エピソードでは、組織貢献と若手育成を通じて自己の存在意義を見出す働き方、そしてAI時代におけるエンジニアの役割変化と、古い美学に固執しない柔軟なキャリアシフトの重要性が議論されています。
🎯 主要なトピック
- モバツィ開発と事業売却の経験: 携帯電話向けTwitterクライアント「モバツィ」の開発・運営と、身軽になるために事業売却を決断した当時の心境について語られました。
- 働く動機と社会的な繋がり: 経済的な余裕が生まれた後も働き続ける理由として、孤独を避け、人との繋がりや社会との接点を維持することに価値を見出していることが示されました。
- CTOから組織貢献への役割シフト: BASEの成長に伴い、技術現場から距離を取り、若手メンバーを支え、彼らの昇給を実現するマネジメントと組織構築に自身の役割を集中させた過程。
- 若手を成長させる環境づくり: メンバーの成長には、現在の能力を超える「少し大きな期待」と、失敗しないようサポートする「場(ブートキャンプなど)」の提供が不可欠であるという考え。
- AI時代におけるエンジニアの美学: AIコーディングツールの台頭により、コードの美しさへのこだわり(既存の美学)が、テストドリブンな開発体制へのシフトを妨げかねないという危機感が共有されました。
💡 キーポイント
- 組織が大きくなると、CTOの役割はスーパーテックリードから、技術を理解した上での経営判断やマネジメントへと移行する必要がある。
- えふしん氏自身、組織の成長に応じて求められる役割が常にアップデートされるため、技術的な専門性を若手に移譲し、自らは「ゲリラ部隊」を作るなど組織変革に挑み続けている。
- 成長の鍵は、常により大きなチャレンジを与え、その挑戦を乗りこなせるようサポートする環境(ブートキャンプなど)を整備することにある。
- AIの普及が加速する中、ハイレベルなエンジニアほど変化を敏感に捉え、コードを書く行為そのものへの執着を手放し、統制と品質担保に注力する新しい美学へとシフトしている。
- 長年の経験を持つエンジニアにとって、現役復帰やリハビリの場として、体系的な開発プロセスを体験できるブートキャンプの仕組みは非常に有効である。
