画面が真っ赤になった悪夢の二日間
番組冒頭、二人は2026年7月に起きた米国株式市場の急落を振り返ります。
皆さんこんにちは。米国株投資の耳寄りな話へようこそ。今日のテーマに入る前に、皆さん、ご自身のスマートフォンの証券アプリを開いた時のことを思い返してみてほしいんです。2026年7月16日から17日にかけてのことなんですけど。
ああ、米国株式市場で信じられないような光景が広がった、あの悪夢の二日間ですね。
そうなんですよ。もう画面一面が真っ赤に染まってしまって、市場をグイグイ牽引してきた半導体とかハイテク銘柄が、まるで一斉に血の気を失ったかのように急落しましたよね。
市場関係者にとっては本当に背筋の凍るような歴史的な瞬間でした。何しろ、ハイテク株比率が高いナスダック百指数が、なんと2025年4月以来となる最大の週間下落率を記録したんですから。
本当にパニックでしたよ。それにあのフィラデルフィア半導体指数、いわゆるソックス指数に至っては、週間で約10パーセントもの大幅下落でしたし。
そうですね、最高値からは20パーセントを超えて下落してしまって、テクニカル分析の観点からも明確に弱気相場入りが宣言されてしまったわけです。
個別の銘柄を見たらもっと悲惨なことになっていて、本当に恐ろしかったんですが。ということで、今回の深掘りのテーマはこちらです。Kimi K3の衝撃。
この歴史的な下落の直接的な引き金となったのが、中国のAIスタートアップであるムーンショットAIが発表した、この全く新しいAIモデルですね。
今回のミッションは、このKimi K3がなぜこれほどまでに米国市場を震え上がらせているのかを解き明かすことです。これは単なる海の向こうの小難しい技術ニュースじゃないんですよ。皆さんの投資ポートフォリオ、つまりあなたのお財布を直撃するとんでもないゲームチェンジの正体に迫っていきたいと思います。
フラッシュバックした「DeepSeekショック」
SOX指数が過剰に反応した背景として、二人は約一年半前の出来事を振り返ります。
よし、ではその背景から紐解いていきましょうか。時計の針を少し戻して、約一年半前、2025年1月下旬のことですね。
中国のDeepseek社が発表したDeepseek R1が引き起こしたあの大暴落、いわゆるDeepseekショックです。
あの時も中国発のAIがすごいらしいぞっていうニュースでしたけど、なぜあれだけで米国市場があそこまで大パニックになったんでしたっけ?
いや、無理もありません。あの時の衝撃は、技術の進歩そのものよりも圧倒的なコストの破壊にあったんですよ。Deepseekは当時の米国の最先端モデルとほぼ同等クラスのAIを、たったの600万ドル未満、日本円にして約9億円弱という信じられないほどの低コストで作り上げてしまったんです。
たった9億円未満ですか?米国のメガテック企業なんて、一つのAIモデルを学習させるのに何千億円とかつぎ込んでるじゃないですか。そんな格安で追いつけるなんて。
普通はそう思いますよね。しかも、米国の厳しい輸出規制のせいで、中国企業はエヌビディアの最新で最高峰のGPUなんて手に入らなかったはずなんですよ。
そうですよね。じゃあどうやって最新モデルを作ったんですか?
そこが最大のポイントなんです。彼らは最新のハードウェアという力技に頼ることができなかった。だからこそ、旧世代のチップを使い回しながら、ソフトウェアのアルゴリズムとか計算の効率化という工夫だけで、米国製トップモデルと同等のものを生み出してしまったんです。
なるほど。これはつまり、何千億円もかけて最高のパーツを集めたF1カーを作ってドヤ顔していたら、ガレージでその辺の部品を使って改造された軽自動車に突然サーキットでぶっちぎられたような衝撃ですよね。
ええ、まさに。非常に的確な表現です。
あの時、米国の投資家たちは、巨額の資金と最先端のGPUを無限に投入しなければAI競争には勝てないっていう、自分たちが信じていた絶対的な前提が崩れ去る恐怖を味わったわけですね。
その結果として、2025年1月27日には、最強のツルハシ売りと持てはやされていたエヌビディア株が一日で約17パーセントも暴落しました。過去最大となる約90兆円以上の時価総額がたった一日で消失したんです。
いやー、改めて聞いても恐ろしい規模の暴落ですね。
本当ですね。そして、ここで非常に興味深いのは、当時のDeepseekが証明した低コストでオープンなモデルが巨額投資のクローズドなモデルを脅かすという流れが、今回のKimi K3による第二波へと完全につながっているという点なんです。
「深さに全振りした怪物」Kimi K3の中身
続いて話題は、第二波として登場したKimi K3そのものの特徴へと移ります。
そして、その第二波はさらに巨大化してやってきたと。2026年7月16日に発表されたKimi K3は、まさにパラメーターを深さに全振りした怪物だと言われていますよね。
はい。Kimi K3には、これまでのAIの常識を覆す圧倒的な特徴がいくつかあります。まず注目すべきはその規模ですね。オープンモデルとして史上最大級となる実数2.8兆という凄まじい数のパラメーターを持っています。パラメーターというのは、人間の脳でいう神経細胞のつながりのようなものですね。
2.8兆?それは桁違いですね。
これが2.8兆あるということは、米国の非公開トップモデルと完全に肩を並べる、あるいは凌駕するレベルの超巨大な頭脳を持っているということです。
でも、ちょっと待ってください。先ほどの話だと、彼らは旧型のチップをかき集めて効率化で勝負してるんですよね。そんな2.8兆ものパラメーターを持つ巨大な脳みそを動かしたら、いくらなんでも電気代とかサーバー代だけで破産しちゃいませんか?
まさにそこが技術者たちが一番驚いている点なんです。巨大なモデルは通常おっしゃる通り、莫大な計算リソースを消費します。しかし、Kimi K3は独自のMoE、混合エキスパートという構造を採用してこの問題をクリアしたんです。
MoE、混合エキスパート。それってどういう仕組みなんでしょうか。
総合病院をイメージしてみてください。あなたが風邪を引いて病院に行った時、外科医や皮膚科医など病院にいる数百人の医者全員に診察してもらう必要はありませんよね。内科の専門の先生一人に診てもらえば十分です。Kimi K3もこれと同じで、内部には896個の専門モデルが詰まっているんですが、質問が来た瞬間、その質問を解決するのに最も適した16個だけを厳選して起動するんですよ。
ああ、なるほど。全員を叩き起こして会議させるんじゃなくて、必要な担当者だけを呼ぶからめちゃくちゃ省エネになるわけですね。
その通りです。この構造によって2.8兆という巨大な知識を持ちながら、前のモデルと比較して、なんと約2.5倍もの計算資源の効率化を実現しているんです。電気代もサーバー負荷も極限まで削ぎ落としているんです。
自律開発と「あえて2秒待つ」思考の深さ
Kimi K3の能力は規模だけではありません。二人は長時間の自律開発能力や、あえて速度を犠牲にする設計思想について掘り下げます。
それは画期的ですね。他にも驚くべきポイントってあるんでしょうか。
ええ。驚異的なのは長時間の連続開発能力です。SEEマラソンと呼ばれるAIに実際のソフトウェア開発を長時間やらせるテストがあるんですが、ここで米国の最高峰であるGPTとかClaudeすら上回る自律エージェント能力を見せつけたんです。
自律エージェントってことは、ただの一問一答でコードを書かせるだけじゃないってことですか?
はい。人間からこういうアプリを作ってと指示を出されたら、自分でコードを書き、テストを実行して、もしエラーが出たら、なぜエラーになったのかを自分で考えて修正して、またテストする、という作業を延々と自律的に行えるんです。
それは凄まじいですね。エラーが出ても自分で画面を見て修正し続けるなんて、ちょっともう私の知っているAIのレベルを超えてますよ。
さらにそれを支えるのが最大100万トークンという巨大な記憶容量ですね。これは本数百冊分とか、巨大なシステムのソースコードを丸ごと一気に読み込める容量です。
全体を完全に把握した上で自律的にタスクをこなせるわけですね。
ええ。ただ、ここで一番お伝えしたい非常に注目すべきポイントがありまして、Kimi K3はプロンプトを入力してから出力を開始するまでに、なんと約2秒もかかるんです。
えー、2秒も待たされるんですか?ここからが本当に面白いところなんですが、普通のIT企業ってそれこそ0.1秒でも早くってスピード置きそうじゃないですか。検索エンジンなんかまさにそうですし。なのにKimi K3はあえて時間を使っている。これってつまり、人間のように深呼吸をして、頭の中でじっくり論理を組み立ててから話し始めることを選んだわけですね。
まさにその通りです。速度よりも思考の深さを優先しているんです。単なる確率で次の単語を予測するのではなく、内部で思考の連鎖を展開して、最大の思考努力を行ってから正解を導き出すように設計されているんですよ。
パラメーターの無駄遣いをせず、超効率的な頭の使い方をしているのが、もう不気味なくらい賢いですよね。
なぜ賢く安いAIが米国株を暴落させたのか
話題は核心へ。この賢くて低コストなAIが、なぜ米国株の暴落を招いたのかを、打撃を受ける四つの企業群から整理していきます。
でもこのめちゃくちゃ賢くて、しかも低コストなAIが市場に出てきたことで、なぜ米国の株価が暴落する事態になっちゃったんでしょうか。
そこが今日の核心ですね。この賢いモデルが圧倒的に安く、しかもオープンソースとして世界中にばらまかれるとなると、米国の巨大テクノロジー企業が築き上げてきたビジネスモデルそのものが、根底から破壊される危機に瀕しているからなんです。
リスナーの皆さんが一番気になっているところですね。具体的に打撃を受ける企業群について教えてください。
大きく分けて四つのカテゴリーの企業が深刻な影響を受けます。一つ目は、これまで高額な商用AIを提供してきた米国の巨大なAI開発企業、いわゆるAPIベンダーです。
ああ、一回AIに質問させるたびにチャリンチャリンと課金されるあのビジネスモデルですね。
ええ。これまでは世界最高の知能にアクセスするために、企業は高いお金を払って非公開APIを利用していました。しかし、Kimi K3のような同等以上の性能を持つオープンモデルが事実上無料で手に入るとなれば、誰も高いお金を払い続けなくなります。
それはそうですよね。わざわざ高いお金を払う理由が完全になくなってしまいますし。
そして二つ目は、いわゆるAIラッパー企業です。自社でゼロからAIを開発するのではなくて、他社の賢いAIのAPIを裏側で呼び出して、そこに綺麗な操作画面とか特定の機能だけを被せたサービスの総称ですね。例えばPDFを要約するだけのAIツールとか。
ああ、最近SNSの広告で山のように見るやつですね。
しかし、Kimi K3は100万トークンを一度に読み込めて、しかも自律的にタスクを処理できます。つまり、ユーザーはわざわざ月額20ドルを払って専用ツールを使わなくても、直接Kimi K3にPDFを百冊分丸ごと放り込んで、これ全部読んでまとめておいてと指示すれば終わってしまうんです。
うわぁ、それは恐ろしい。表面を取り繕っただけのサービスは完全に存在意義を失っちゃうわけですね。
ええ。そして三つ目。ここが株式市場を一番大きく揺らした部分なんですが、NVIDIAやTSMCをはじめとする半導体やハードウェア企業です。
ちょっと待ってください。AIが普及すればするほど計算力が必要になるんだから、半導体はずっと売れ続けるんじゃないんですか?
そこで先ほど解説したMoEの驚異的な効率化を思い出してほしいんです。Kimi K3のようなソフトウェアの工夫によって、AIを動かすための計算リソースの消費がなんと60パーセントから80パーセントも削減されてしまったんですよ。
えっ?つまり、少ない電力、少ない計算力で済むということは。
そういうことです。これまで投資家たちは、AI企業は最新で最高峰の超高額なチップを未来永劫無限に買い続けなければならないと信じていました。しかし、ソフトウェアが賢く省エネになったことで、その絶対的なハードウェア需要が鈍化する恐れが出てきたんです。
ソフトウェアの進化がハードウェアの売り上げを食いつぶし始めたんですね。実際にTSMCに至っても約7パーセントの下落を記録しましたし。
ええ。そして最後の四つ目は、メガテックやクラウド事業者です。Microsoft、Amazon、Googleといった企業ですね。彼らが直面しているのは、データセンターなどに投じている数千億ドル規模のCAPEX、つまり莫大な設備投資の早期回収シナリオが崩壊するかもしれないという危機なんです。
CAPEXの回収シナリオの崩壊ですか。つまりこれって結局どういうことなんでしょうか。今まで米国のビッグテックが高額な通行料を取る立派な高速道路を独占していたのに、Kimi K3が完全無料で走れるもっと早いバイパスを隣に建設してしまった。だからこそ、高速道路会社の株価とか関連指数が一斉に暴落したんですね。
完璧な例えです。まさにその通り。米国の圧倒的な資金力とハードウェアの暴力による独占という、これまでのゲームのルールが完全に通用しなくなってしまったんです。だからこそ、市場は血の気を失ったわけです。
推進力とブレーキ。二つに割れるAIの世界地図
一方で、Kimi K3が世界を制覇するとは限りません。二人は普及を後押しする力と、それを阻む強烈なブレーキを対比していきます。
じゃあもう勝負あったじゃないですか。この無料で高性能なバイパスに世界中の全企業が今すぐ乗り換えるんですよね。米国企業はもう終わりだと言いたいところですが、投資の世界はそんなに単純な話ではないですよね。
おっしゃる通り、非常に鋭いですね。実はKimi K3が世界中を制覇するかというと、必ずしもそうではありません。猛烈な推進力がある一方で、普及を阻む冷徹なブレーキも同時に存在しているんですよ。
推進力とブレーキ。まずはその猛烈な推進力、つまり世界中に広がる理由から教えてください。
なんといっても圧倒的な価格競争力です。入力100万トークンあたり3ドル、出力15ドルという既存モデルを破壊する破格のAPI料金ですね。そしてさらに、2026年7月27日にオープンウェイトとして公開される予定であることが最大の武器です。
オープンウェイト?ソースコードが公開されるようなイメージですか。
厳密には少し違いますが、AIの学習済みの脳の重み付けデータそのものが一般に公開されるということです。これにより、世界中の開発者が自分のパソコンや自社のサーバーにキミケースリーの脳みそをダウンロードして、自由にカスタマイズして動かせるようになります。コストに敏感な個人開発者やスタートアップ、米国への技術依存を嫌う新興国では、AIのデファクトスタンダードになるのは間違いないでしょう。
実際、発表直後には世界中からアクセスが殺到して、新規の受付を一時停止したくらいですからね。では逆にそれを阻む強烈なブレーキとは何ですか?これだけ安くて高性能なら、日本の大企業だって喉から手が出るほど欲しいはずですよね。
ここが投資家として見極めるべき最大のポイントなんですが、結論から言うと、西側諸国や日本のエンタープライズ、つまり大手企業や金融機関、政府への普及は極めて厳しいと言わざるを得ません。最大の理由は、地政学的なリスクとセキュリティの懸念です。
ムーンショットAIは中国の北京を拠点とする企業ですよね。企業が自社の機密データや顧客情報を扱うAIとして、国家間の緊張が続く国のインフラを根幹に据えることには、コンプライアンス上、強烈な抵抗があるんです。
さらに、技術的な問題として、Kimi K3は性能とコストを極限まで追求した結果、いわゆるガードレールと呼ばれる安全対策を最小限にとどめているんですよ。
ガードレールっていうのは?
AIが著作権を侵害するような回答を出したり、有害なプログラムのコードを出力しないようにするためのフィルターのようなものです。米国の主要AIはこれをガチガチに設定しているんですが、キミケースリーはこれが緩いんです。
ということは、もし何か問題が起きたら。
はい。もし導入した企業がキミケースリーを使って顧客に不適切な情報を提供してしまった場合、免責や巨額の訴訟リスクを企業側が丸抱えすることになります。さらに言えば、将来的に米国政府がセキュリティ上の理由から追加の規制に踏み切る可能性も常に付きまとっています。
なるほど、完全に理解しました。性能とコストは完璧でも、要するにシートベルトのないスポーツカーみたいな状態ですよね。身軽なスタートアップ企業は喜んで乗るけれど、コンプライアンスでガチガチの日本のメガバンクやグローバル企業はどんなに安くても怖くて導入できない。なんかAIの世界地図が完全に二つに割れるような気がします。
AIの覇権は「知能比べ」から「インフラの陣取り」へ
最後に二人は、AIを巡る競争のフェーズそのものが変わったと指摘し、投資家が持ち帰るべき問いを提示します。
その見立ては非常に重要です。これをより大きな視点と結びつけると、私たちが直面している現実が見えてきます。AIを巡る覇権争いのフェーズが完全に移行したんですよ。これまでは純粋にどちらのAIがより賢いかという知能の高さ比べの時代でした。しかし、もはやそれは終わりを迎えました。
今は、いかに高性能なAIをオープンかつ圧倒的な低コストで運べるかというインフラの陣取り合戦であり、さらには国家間を巻き込んだデータガバナンスの戦争へとルールが変わったんです。
AIのIQテストの時代は終わって、どっちの規格が世界のインフラを握るかという泥臭い戦いになっているわけですね。
だからこそ、皆さんが株式投資を考える上で、一つの重要な問いを持ち帰ってほしいと思います。AIの進化はこれまで知能の高さ比べでしたが、これからはインフラ覇権の戦いにシフトしました。あなたは今後、投資先の企業がどちらのAIインフラに依存しているか確認する必要があるかもしれません。
深いですね。企業がどちらの高速道路やバイパスを使っているかで、数年後の収益構造や利益率が根本から変わってしまうわけですからね。単にAI関連銘柄だから買いだという思考停止の投資から卒業して、ポートフォリオの中身をじっくり見直す、本当に良いきっかけになりそうです。
番組終了の前に皆さんにお知らせです。米国株投資の耳よりの話のYouTubeチャンネルの登録をぜひお願いします。今後取り上げてほしい銘柄や番組の感想があれば、ぜひコメント欄へ投稿してくださいね。この番組、バックグラウンド再生が可能なSpotifyやApple Podcastでも配信していますので、通勤中などにもご活用ください。
皆さんのコメントお待ちしております。
それでは次回もお耳を拝借!
まとめ
この回では、中国のMoonshot AIが発表した「Kimi K3」が米国株暴落を招いた理由が、投資家目線で語られました。MoE構造による効率化で、賢く低コストなオープンモデルが登場し、APIベンダーやAIラッパー、半導体、メガテックといった企業群のビジネスモデルが揺らいでいます。一方で、地政学リスクや緩いガードレールが西側大企業への普及を阻むため、AIの世界地図は二つに割れつつあります。競争のフェーズが「知能比べ」から「インフラの陣取り」へ移ったことが、投資判断の新たな軸として示されました。
- Kimi K3はMoE構造で計算資源を大幅削減し、低コストと高性能を両立した
- 賢く安いオープンモデルの登場が、米国のAI課金・半導体・設備投資の前提を揺るがした
- 地政学リスクと緩い安全対策により、西側の大企業への普及にはブレーキがかかる
- 投資では「AI関連だから買い」ではなく、企業がどのAIインフラに依存するかを見極める必要がある
