フランス展とカニ旅館選び、ChatGPTはどこまで頼れる?
ながらAIラジオは、AIコンサルタントのusutakuさんと、メルカリで生成AI推進を担当するハヤカワ五味さんが、1週間のAIニュースを振り返る番組です。この回の収録日は2025年10月3日で、いつもより30分早い朝8時スタートでした。
収録が早まった理由は、ハヤカワ五味さんのスイーツでした。三越で開催中のフランス展に、フランスでパティシエとして活躍するユー田中さんが凱旋来日しており、SNSでは驚きのポストが相次いでいたといいます。
(フランス展に行った人たちが)もう生成AI驚きやなんて比じゃないくらいの驚き方をしてる、一皿があって。
AI業界でやったら叩かれまくるような。
ハヤカワ五味さんは、その盛り上がりを「サム・アルトマンが来てイベントやるくらい」のテンションだと例えます。話題の一皿はバニラビーンズを模したクッキーとアイスのプレートで、日中は仕事があるため朝一の入場だけを狙うそうです。
ハヤカワ五味さんの次の大型イベントは、12月の松葉ガニです。松葉ガニを食べる店は、ChatGPTに相談して決めたと話しています。
結構カニとかって、旅館が持ってたりするんですよ、その結局仕入れのルート。
ハヤカワ五味さんによると、カニは旅館に良い仕入れルートがあり、宿泊客の人数が確定しているので新鮮なものをその場で捌けます。ただ旅館の良し悪しは食べログのようには調べにくいため、コスト感も含めてChatGPTに調べてもらったそうです。旅行の下調べにもぜひ使ってほしい、とすすめています。
Sora2は何がすごい?カメオとTikTok型のフィード
最初のニュースは、OpenAIの動画生成AI「Sora2」の登場です。Android勢のハヤカワ五味さんはアプリ版の目玉機能が使えないため、iOSで触っているusutakuさんが解説役に回りました。
usutakuさんの評価は、Sora2はすごいけれど「全人類使うべき」とまでは思わない、というものです。そう感じたのはGPT-4が出たときぐらいだと話しています。
usutakuさんの整理では、初代のSoraは出た当初こそ驚かれたものの、その後はGoogleのVeo 3 ── Googleの動画生成AIモデル。高品質な映像と音声を同時に生成できることで注目されましたやKling ── 中国のKuaishou(快手)が提供する動画生成AI。リアルな動きの表現で知られていますのほうが上になっていました。それがSora2で、割とダントツのレベルに戻ったといいます。
全体的な世界観の作り込み、カメラワークとかに関して言えば、もうトップクラスだなと思います。
Sora2でiPhoneでないと使えない機能が「カメオ」です。自分の顔をいろいろな向きから見せてアバターとして登録すると、自分の顔で動画が作れます。承認すれば友人のカメオも使えるため、usutakuさんはChatGPT研究所の石川さんと自分が漫才をする動画なども作れるといいます。
他の動画生成AIは作って終わりだったのが、SORA2はTikTokみたいにプラットフォームになってるから、見てて楽しい。
動画を作ったらそこで終わり
作った動画がTikTokのように流れるプラットフォームになっていて、友人の動画も見て楽しめる
カメオではサム・アルトマン氏の動画が大量に出回っています。ハヤカワ五味さんの友人でアーティストの草野絵美さんが東京で開いた場に本物のサム・アルトマン氏が来たそうですが、写真を上げても「Soraで作っただろ」と言われてしまう状況だったといいます。
usutakuさんの家族の間でも、Sora2の招待コードを渡した義兄が、いきなり「タクミ君とサムのツーショット」のスクショをLINEに送ってきたそうです。母親の「凄すぎる」という反応が、AIに驚いたのか本当に会ったと思ったのか、どちらなのかわからないと笑っています。
ジブリも作れてしまうSora2、権利問題はどう見る?
ハヤカワ五味さんは、Sora2の表現の幅を認めつつ、権利まわりが全体的に「ガバい」ことを気にしています。著作権だけでなく、カメオで他人の写真を使って好きに動画を作れるのではないか、というプライバシー面の不安です。
ドラゴンボールとかジブリとか進撃の巨人とか、今全部作ってって言ったら作ってくれちゃうのが、個人的にはすごく、ちょっと舐められてる感もある。
usutakuさんによると、ディズニーやマーベルは作れないのに、日本のアニメは使えるようになっています。お金が払われるならいいけれど、払われずに勝手に使われているのが現状で、画像生成のGPT Image 1でジブリ風画像が問題になったときと同じことが起きている、と指摘します。
ハヤカワ五味さんは、ここにOpenAIのスタンスがはっきり出ていると見ています。企業でGemini、Copilot、ChatGPTのどれを入れるかという話の中で、こうした権利問題があるとOpenAIは法人にすすめづらい、という感覚です。
usutakuさんは対照的な例として、AdobeのFirefly ── Adobeの画像生成AI。学習データの権利処理を重視し、商用利用しやすいことを打ち出していますを挙げます。学習データはフリー素材からしか使っていないと明言しているため、法人が使うならFireflyはいいが、Soraはなかなかすすめられないだろうと話しています。
日本のアニメ作品風の動画も作れてしまい、権利面で法人にはすすめづらい
学習データはフリー素材のみと明言しており、法人でも安心して使いやすい
招待コードはなぜすぐ行き渡る?Sora2の使い方の補足
usutakuさんはSora2について2点を補足しました。1点目は、Sora2が現状は招待コード制で、友人から招待をもらうと使えることです。
Sora2の招待コードは、1人がもらうと4人に配れる仕組みです。usutakuさんは自分のコミュニティで、コードを使った人が自分のコードを貼っていくリレー方式をとり、一気に300人ぐらいまで届いたといいます。
招待を受ける
友人から招待コードをもらって使えるようになる
4人に配る
1人につき4つのコードを配れる
リレーする
コミュニティ内でコードを貼り継ぎ、数日で多くの人に行き渡る
MIXI2の時とかもそうですけど、最初インビテーションコードくださいみたいな感じで、結構みんな欲しい欲しいってなるけど、意外に1週間くらいでなんか落ち着きますよね。
2点目の補足は、他人の写真はSora2で動かせないことです。写真から動かせるのは風景や物体だけで、実在の人を使いたいときは、カメオで自分を使うか、友人のカメオに申請して使うかの二択だと説明しています。
usutakuさんは、自分に招待コードを届けてくれたChatGPT研究所の会員に感謝を伝えます。最新のAI情報を本気で学びたい人には、日本のAI情報まとめ系で心からすすめられるのはChatGPT研究所ぐらいかもしれない、とまで話しています。
ビューティーカメラのAI機能が言う「AI顔」とは?
ハヤカワ五味さんは、動画まわりではビューティーカメラ系アプリのAI機能も最近とても増えていると話を広げます。Xでよく見かける、エレベーターの中を上から撮ったような画角の写真も、AI加工で作られているといいます。
usutakuさんの見立てでは、こうしたアプリの多くはVeo 3のAPIを使っています。ガラスのイチゴを切るASMR動画やフィギュア化のように、プロンプトが難しい流行りの画像・動画を、固定のシステムプロンプトを仕込んでAPI経由で出しているのだろうと説明しています。
ハヤカワ五味さんが怖いと感じたのは、自身が使うビューティーカメラ「Meitu」のメイク加工に入ったAI機能です。顔の配置は参照するものの、ほぼゼロから描き直したような顔が出てくるそうです。
なんかカメラアプリを名乗っていいんですかって。すごいその加工とかじゃないじゃんみたいな。
usutakuさんは、話が噛み合わない相手が、実はビューティーカメラでしかAIを知らなかったという経験を語ります。AI副業界隈の「AI美女」と、ビューティー界隈の人が言う左右対称で人工的な「AI顔」とでは、意味がまったく違っていたといいます。
ハヤカワ五味さんも、少し前は化粧品の広告に「AI肌」のような言葉があったと振り返ります。さらに最近は、バーに行くと自分以外の客が全員AIの話をしていて怯えている、と話し、AIがそれだけ広く普及したことを実感しています。
Claude Sonnet 4.5、「調子がいい」の正体は?
2つ目のニュースは、Anthropicの「Claude Sonnet 4.5」の登場です。ハヤカワ五味さんは、アップデートを意識しないまま仕事でCursor ── AIによるコード生成や編集を組み込んだコードエディタ。複数のAIモデルを切り替えて使えますを使っていて、変化に気づいたそうです。
(同僚から)4.5出たからじゃないですかって言われて。あ、それかって思いました。私が調子いいと思ってたんですけど、単純にモデルがアップデートされただけですね。
ハヤカワ五味さんは最近、AI同士を協調させるオーケストレーションの仕組みを試しています。以前のモデルでは、うまくいかないとデータを全部消されたり、遠回りが多かったりしたのが、Claude Sonnet 4.5では早く的確にやり取りできるようになったといいます。
usutakuさんは、数値でもSWE-bench ── 実際のソフトウェア開発の課題をAIに解かせ、正答率を測るベンチマーク。コーディング能力の比較によく使われますのスコアがかなり改善していると補足します。新しいモデルが出るたびに作らせているタイピングゲームでも、動作に問題がないことを確かめたそうです。
ハヤカワ五味さんは、GPT-5のときも、最近の進化はエージェントやコーディングで使ったときのほうが差がわかりやすいと感じたといいます。会話の上手さの進化は4o以降落ち着いているため、ヘビーな使い方や技術的な使い方をしないと違いを感じにくくなっている、という見方です。
ここから話は、AI各社のスタンスの違いに移ります。usutakuさんは、Sora2のOpenAIとClaudeのAnthropicを対比し、Geminiについても印象を語りました。
OpenAIはもう著作権侵害したとしても、明らかに進んでるんだろうなって感じを出したいだろうなっていうのは、結構Sora2を見て感じました。
Anthropicは、もう変に新しいことで派手にやらずに、ちゃんと技術者にとって使われるものを作るんだぞっていう気合いを感じる。
| 企業 | この回の話題 | 出演者の受け止め |
|---|---|---|
| OpenAI | Sora2 | 権利面の懸念があっても、明らかに進んでいる感じを出したい |
| Anthropic | Claude Sonnet 4.5 | 派手さより、技術者に使われるものを作ることに集中 |
| Gemini | プラットフォームやツールも含めて全取りを狙っている |
耳が遠くなったGoogle Homeに、Geminiがやってくる
3つ目のニュースは、Geminiを搭載したGoogle Homeの登場です。ハヤカワ五味さんにとっては、かなり熱いニュースだといいます。
ハヤカワ五味さんは、若い人向けにスマートホームを説明します。AlexaやGoogle Homeのように自然言語で話しかけられるスマートスピーカーをハブにして、タイマーや検索、カーテンの開け閉め、テレビの操作などを声でこなす仕組みで、一時はとても流行っていました。
ところがハヤカワ五味さんの感覚では、スマートホームは3〜4年前に一気に「オワコン」になりました。Google Homeのヘビーユーザーだったハヤカワ五味さん自身、ある時点から日本語の聞き取りが極端に弱くなったと感じたそうです。
タイマーが止まる時って音が鳴るじゃないですか。それに打ち消されて、永遠に私が家ででかい声出さないと止まんないみたいな。
ハヤカワ五味さんは、そのころのGoogle Homeを「おじいちゃんになっちゃった」と表現します。ちょうどそのころChatGPTやGeminiが出てきたため、早くGeminiをGoogle Homeに載せてほしいと思い続け、1年あまり経ってようやく発表されたという受け止めです。
日本語の聞き取りが弱くなり、タイマーはシャウトしないと止まらず、使うのをやめてしまった
Gemini搭載で復活。出るならスマートホームを本気で組み直そうかと思うほど期待している
usutakuさんはAmazon出身ということもありAlexa派です。ハヤカワ五味さんも、スマートスピーカーとしてはAlexaのほうが明らかに良かったと認めつつ、Google Pixelユーザーとして全部Googleにまとめたかったといいます。カメラなどGoogle Nest系の製品と組み合わせて、家の中でAIがよしなに動いてくれる未来にも期待しています。
スマホがあるのにスマートスピーカーは要る?「労働最高」ルーティンの謎
ハヤカワ五味さんは、熱いと言いつつ痛いところにも触れます。Google Pixelには声をかけるだけでGeminiを呼び出せる機能があり、スマートスピーカーとの違いが何なのかわからない、というのです。
(Pixelとの違いを)スピーカーである必要があるのかという話は、ちょっと一番痛いんで一旦考えないようにしてます。Google Homeが好きだから。
usutakuさんは、スマートスピーカーを使いこなしている家庭は少ないと前置きしつつ、姉がAlexaでルンバの起動や家中の電気、テレビの操作をしている例を挙げます。ハヤカワ五味さんは、それもスマホでできるのでは、と返します。
スマホ家にさ、持ってない時多くない?スマートスピーカーだったらさ、家のどこにいても聞いてくれるけど。
スマホは「体の一部だからずっと持ってる」と答えたハヤカワ五味さんですが、洗面所でメイクをしているときなど、スマホを持たなくてよくなるという差には納得します。usutakuさんも、体験としては結構違うと感じているそうです。
ハヤカワ五味さんは、スマートスピーカーの真価はワークフローにあると考えています。朝起きたら天気や服装、傘の要否を教えてくれ、電気がついてカーテンが開く、という一連の流れを組めば超快適だといいます。
ところが久々にGoogle Homeのアプリを開くと、過去の自分が作った「労働最高」というルーティンが残っていて、何が起きるのかわからず動揺したそうです。usutakuさんは「カーテンが開くとか」と推測し、二人で日の光が差し込む場面を想像して笑っています。
Gemini搭載のGoogle Homeは、2026年初頭に提供開始の予定です。ハヤカワ五味さんは日本語対応が遅れる可能性も気にしつつ、スマートホーム古参勢として期待しています。
usutakuさんはもう少し気楽な見方で、ワークフローを組まなくても、音楽を流しながらGeminiに気軽に質問できるだけで嬉しいと話します。ファンクションコーリングの問題などでずっと出せなかったものがようやく出るのだから、と期待を語りました。
僕カービィのエアライドがスイッチ2で復活するのと同じ感情でした。
ハヤカワ五味さんも、ドラクエ12の最新作が出るくらいテンションが上がっていると応じます。前日はそれほど話題になっていなかったものの、本当にありがとうという気持ちで、続報を待ちたいと締めくくっています。
ChatGPTで買い物が完結?Instant Checkoutの位置づけ
4つ目のニュースは、OpenAIの「Instant Checkout」です。Shopifyなどと連携し、ChatGPTの中で決済まで完了できる仕組みです。
物販業界出身のハヤカワ五味さんの第一声は「ですよね」でした。EC業界にいたことのあるusutakuさんも、Amazon時代からいずれできるようになるだろうと思っていたといいます。
usutakuさんの説明では、これまでChatGPTで買い物をしようとすると、ブラウザ操作で人間と同じ動作をさせる必要があり、面倒でした。近々、Shopifyの商品はChatGPTの中でそのまま買えるようになるそうです。
usutakuさんは、番組で以前紹介したGoogleのAP2 ── Agent Payments Protocolの略。AIエージェントが利用者に代わって安全に決済するための仕組みとして、Googleが発表したプロトコルとの違いも整理します。両者はAかBかという対立ではなく、AP2が技術の話で、Instant Checkoutがそれを使ったサービスに近い立て付けだといいます。
AIエージェントによる決済の技術的な仕組み。たとえるならLLMの側
ChatGPTの中で買い物を完結させるサービス。たとえるならChatGPTの側
ただしusutakuさんは、Instant CheckoutがAP2を裏側で使っていると発表されたわけではなく、似た技術を使っているのだろう、くらいの理解でよいと念を押しています。いまの段階で細かく理解する必要はないものの、いずれ買い物はすべてここからできるようになる未来は来る、という見立てです。
Shopify、楽天AI、Rufus、ECのAIエージェントはどこが強い?
ハヤカワ五味さんは、Instant Checkoutで組んだShopifyの強さを指摘します。AmazonはLLMを自社でもやっているため他社と組みづらいのに対し、どこにも属さないShopifyは自由に動けるという見方です。
ハヤカワ五味さんによると、Shopifyはもともとプラグインを各自が開発して売る環境があり、開発に強い印象があります。ただ、国内でShopifyのプレイヤーが多いわけではないため、すぐ国内に普及するイメージはないともいいます。
国内の動きとして話題に上がったのが、楽天の「楽天AI」です。ハヤカワ五味さんは、レインボーのロゴでChatGPTのような顔をして存在し、AIフレンズや楽天AIエージェントまで用意されていることに「度胸がある」と驚きます。
ハヤカワ五味さんは、AmazonよりもむしろAIエージェントが必要なのは楽天だと考えています。楽天は店舗ごとに出品されるため、同じ商品でも出品数が多く、店舗が違えば送料も別になり、比較検討のコストが大きいからです。
(楽天では)シャンプーの、この5番だけでなんか40個くらい出品があって、若干値段違くて送料違うし。
ハヤカワ五味さんは、シャンプーとリンスを同じ店舗でまとめて買えるとも限らず、食べ物も比較しているうちに疲れて買わなくなることが多いと話します。楽天ともともと相性が悪いからこそ、エージェントが出てきたら逆にありかもしれない、という見方です。
店舗ごとの出品
同じ商品に何十もの出品があり、値段も送料も少しずつ違う
比較検討の負担
まとめ買いの組み合わせまで考えると疲れてしまう
買わずに離脱
面倒になって購入をやめてしまう
エージェントが代行
比較を任せられれば、使いたくなるかもしれない
usutakuさんは、AmazonにもRufusというAIがあると紹介します。手元で「機内持ち込みが可能なモバイルバッテリー」と検索するとすぐに候補を出してくれたそうで、二人とも悪くないと評価しつつ、楽天AIもRufusもあまり話題にならないことに触れています。
日本のECカートはAI化についていける?
usutakuさんは、国内ではShopifyの利用率が低く、多くの人がBASEなどを使っていると話します。ハヤカワ五味さんは、古参のEC業界ではもっとガラパゴスなカートが使われていることも多いと付け加えます。
ハヤカワ五味さん自身、最後はShopifyでECをやっていましたが、日本の商習慣に合わない部分があり、日本的なECがやりづらかったといいます。Shopifyを選ばなかった事業者が今後AI化についていけるのかが、ずっと気になっているそうです。
usutakuさんが調べると、国内ではEC-CUBEが多いというデータが出てきましたが、2021年のものでした。ハヤカワ五味さんは、カートは一度使うと移行が大変なので、今もそんな状況だろうと見ています。
(ECカートの)移動が大変なんですよ。私1回やったことあるけど、死にそうだった。
ハヤカワ五味さんは、フューチャーショップ、カラーミー、メイクショップなど、懐かしいカートの名前を次々に挙げ、提供者が多すぎると話します。usutakuさんは「外資の犬だから、AmazonとShopifyしか喋んない」と笑い、日本のEC事業者に「頑張れ」とエールを送りました。
ハヤカワ五味さんは、ECはトラフィックが起きやすくマネタイズしやすい領域であり、LLM向けの取り組みは各社が力を入れているところだと指摘します。EC戦国時代の動きを、今後も追っていきたいと話しています。
年内イベントとOpenAI DevDayへの期待
番組の終盤では、usutakuさんとハヤカワ五味さんが、年内にイベントをやりたいという気持ちを確認し合います。usutakuさんにとって、前回のイベントは2025年で最も楽しかった1日のひとつだったそうです。
ハヤカワ五味さんは、10月にはOpenAIのDevDayなど各社のイベントが控えており、Gemini 3もそろそろ出てほしいと期待を語ります。usutakuさんによると、DevDayは収録の3日後ぐらいで、次回の放送はDevDayの話題になりそうです。
(DevDayに行かなかったうちらは)デブ、デブじゃないもん、多分。そんなに。
usutakuさんはDevDayに行けなかったことを悔しがり、ハヤカワ五味さんは、デベロッパー(Dev)ではない自分たちは、現地に行った人たちの話を聞いてまとめよう、と笑いながら番組を締めくくりました。
まとめ
この回は、Sora2、Claude Sonnet 4.5、Gemini搭載のGoogle Home、Instant Checkoutという4つのニュースを通して、AIが動画、開発、家庭、買い物へと生活の奥まで入り込んでいく様子と、各社のスタンスの違いが語られました。派手さで進化を見せるOpenAI、地道に技術者向けの質を上げるAnthropic、全方位を狙うGoogleという対比が、記事全体を貫いています。
- Sora2はカメラワークや世界観でトップクラスとされ、カメオとTikTok型フィードで「見て楽しい」プラットフォームになった一方、日本のアニメ作品の権利問題が懸念されている
- Claude Sonnet 4.5は、すごさが増したというより「マイナスが極めて減った」ことで、言われなくても調子の良さを感じるほどだった
- Gemini搭載のGoogle Homeは2026年初頭の提供予定で、スマホを持たずに家のどこからでも話しかけられる体験に期待が集まる
- Instant CheckoutでChatGPT内の買い物が現実になりつつあり、楽天のようなモール型こそAIエージェントの恩恵が大きいかもしれない
- 国内ではShopify以外のECカートが多く、AI化への対応が今後の注目点になっている





