DeepSeek V3.2が話題、でも今週は「強いて言うなら」
一つ目のトピックは、DeepSeekのバージョン3.2とGoogle Workspace Studioです。ただしハヤカワ五味は、この週は特にこれといった大きなニュースがなく落ち着いていたと話しています。
usutakuは、DeepSeekについて中国が出しているAIで、作るのにお金がかかっていないと言われている点を挙げます。ChatGPTやGeminiが何百億円もかけて超すご腕エンジニアを雇って開発する中で、DeepSeekは安いお金で開発されているといいます。
これがもうかなりGemini 3ですとか、ChatGPT 5.1にもうかなり近い、ベンチマークテストで近いっていう風に言われていて、いやすげえなみたいな話が界隈で出てます。
話は各モデルの体感に移ります。ハヤカワ五味は、ChatGPTのGPT-5はシンキングをオフにするとやや賢さが落ちるように感じると話し、usutakuはデフォルトでシンキングをオンにしていると応じます。
検索はChatGPT、考えるならGemini。使い分けの理由
検索の使い勝手について、ハヤカワ五味は検索系ではGeminiよりChatGPTの方が良いと感じていると話します。トンチンカンな情報を拾ってこない、ないことを言わない、という点を理由に挙げます。
検索はなんかGeminiよりChatGPTの方が良い気はしてはいる。
それはね、確実にそうですよ。
usutakuは、AIには自分のナレッジで答える場合とWeb検索をする場合の2種類があり、ChatGPTはそのどちらを使うかの判断を賢くやってくれると説明します。たとえば「ハローを日本語にして」なら検索せず、「早川五味について教えて」なら検索する、という切り分けです。
一方でGeminiはこの検索が弱いと指摘します。象徴的だったのが、Gemini自身が自分のモデルを正しく認識していない場面です。
Geminiに対してなんかGemini 3って何?みたいなこと聞いたら、Geminiはまだ2.5 Flashまでしかやってないしみたいな。
ハヤカワ五味も、Geminiに「あなたは3です」と言い聞かせているといい、CursorなどでAPIを使うときも古いモデル名を返してくることがあると話します。
usutakuは、GeminiだけでいいとならないのはこのWeb検索の弱さが理由だとまとめます。ちょっとした調べ物を大量にする自分の使い方では、検索してくれないことと検索元を出しづらいことがネックだといいます。
なんかふてくされた新卒、なんか東大卒みたいな。こんだけ出たっちゃったみたいな。
そこでusutakuが最近使っているのがPerplexityです。大学の教員だと1年ほど無料でもらえる点にも触れつつ、検索との相性の良さを語ります。
(Perplexityは)Google検索の上位1、2をほんと0.5秒ぐらいでボンって返した後に、そこから下に要約が始まるんですよ。この体感率が良すぎて。
ショッピングアシスタントに感じる「体験の差」
ハヤカワ五味は、最近ChatGPTでショッピングアシスタントが選べるようになった点を紹介します。化粧水を買いたいと伝えると、悩みや予算をチップで選ぶ形式で質問し、検索してくれる機能です。
ただし2人は、ChatGPTが肌のタイプなどを改めて聞いてくることに引っかかりを覚えます。すでに自分のことを知っているはずだ、という感覚です。
お肌のタイプお前知ってんじゃんって思ってます、私は。ChatGPTに対して。よしなにやってくれよみたいな。
ハヤカワ五味は、モデルの性能そのものよりも、こうした体験の改善が各社で進み、差が出始めていると整理します。仕事では考えることが多いのでGeminiを使うが、プライベート利用ではChatGPTからずらせないといいます。
(Googleカレンダーや)Gmailの中で使うとかは絶対もう確実にGeminiなんで。なんか本当にモデルの性能っていうより、なんかそこに関連する体験が増えてるんですよね、結局。
Gemini擁護派の推しポイントは「音声でGoogle Keep」
ハヤカワ五味は、Gemini擁護派としての推しポイントを語ります。Google Pixelを使っているため、ハンズフリー音声入力でGeminiを立ち上げ、Google Keepとの追従性が上がったといいます。
料理しながら、あ、やばい、醤油ないじゃん、醤油を買い物リストに入れなきゃって時にGeminiを呼び出して、買い物リストに醤油って追加してって言って、今までトンチンカンなところに追加されてたんですけど、今は割と適切な場所に入りますね。
活用のコツとして、Google Keepにたまっていた千数百件のメモのうち不要なものを全部アーカイブしたら、動作が良くなったと話します。連携させたい人は、いらない情報を先に整理した方が使いやすいという実感です。
さらに来年スマートスピーカーが出れば、音声入力の精度が上がり、KeepやカレンダーとGeminiの連携性を考えると使い勝手が良くなるはずだとハヤカワ五味は期待を寄せます。
半年前にGoogle Homeのスピーカー出てたらみんながっかりでした、多分。(連携が)間に合ってよかったです。
テスラ専用道路が示す、AIが「体験」で選ばれる構図
usutakuは話題を変え、ラスベガスにテスラ専用の道路ができたことを紹介します。テスラ車しか入れないため全車が自動運転で、台数も少なく渋滞しないという道路です。
usutakuは、これは車の性能ではなく、車を買うことで付随する体験の話であり、直近のLLMも同じ構図だと重ねます。日常のタスクではもうモデルの賢さの差はわかりにくいという見立てです。
ハヤカワ五味は、各社がしれっと新しい連携を出しており、Google Keepとの連携改善のように発表されずぬるっと変わるものも多いと補足します。アーカイブしやすい領域から使い始めるのがおすすめだと話しています。
NotebookLMとManusにNano Banana Pro。スライドはAIで作れる
次のトピックは、NotebookLMとManusにNano Banana Proが登場したことです。ハヤカワ五味は、Nano Banana Proがいろいろな場所で使えるようになり、図解の効きが良くなったと話します。
usutakuは、NotebookLMにスライド生成機能ができ、それがNano Banana Proで動くようになった点を挙げます。大学の授業で喋った内容をそのまま入れればスライドにしてくれるといいます。
さらにusutakuは、お堅い系のカンファレンスで話す準備の例を語ります。ChatGPTに自分が言いそうなことを出させ、それをNotebookLMに入れてスライドを作り、そのまま登壇するという流れです。
ChatGPTにこのトピックでusutakuが言いそうなことを教えてって聞いて、僕のこれまで何度も何度もやってデータが溜まってるから、本当に僕が言いそうなことを出してくれたんですよ。それをそのままNotebookLMに入れてスライド作って、もうそれで行きます、僕。
NotebookLMとManusの違いについて、usutakuは使い分けを提示します。NotebookLMは突っ込めばよしなにやってくれる、Manusはプロンプトで自分の好きなように制御しやすい、という整理です。
資料を入れればよしなに勝手にスライドを作ってくれる。初心者におすすめ。
プロンプトで細かく指定しながら作れる。いろいろやりたい人向け。
さすがに僕なんか、「いや、結局スライドなんてAIでポン出しできないんで」みたいに言ってたんだけど、結構できるなと思ってきたんですね。
Nano Banana漫画が示す、SNSでの実用ライン
ハヤカワ五味は、Nano Banana Proを使った漫画アカウントがTikTokに増えてきていると話します。動画生成のVEOで作るAI ASMRが一気に流行って落ち着いたあと、その層が漫画生成に移ったのではという見立てです。
パッと見ではAI生成と気づきにくいものの、キャラクターの見た目の維持が人間の描く漫画とは違う点や、アカウント開設が最近な点から見分けられるとハヤカワ五味は語ります。
応用例として、知人が毎日食べたものを漫画にしている例や、漫画の一部を実写画像に差し替える使い方に触れ、日記に適していると話します。usutakuも自分のインスタのストーリーに使いたいと反応します。
フォーマットさえ作ってプロンプト書いたらネタさえ与えたら多分無限に作れるじゃん。
usutakuは、一度に9対16のストーリー画像を2パターン作れるアプリを、Antigravityでサクッと作ってVercelで公開し、スマホに入れて使っていると紹介します。
「熟成させる前に出せ」個人開発の勧め
ハヤカワ五味は、自分で定期的にサービスを作って出すことを習慣化しようと決め、年内に2つ準備していると明かします。WebアプリもWebサービスも作ったことはないが、圧をSNSで発信することに意義があるといいます。
私フルタイムで働いてるけど二本出しますからね。皆さんやりたい方はやった方がいいです。
最初はニッチな方がいいと2人は語ります。ハヤカワ五味は、最初のサービスとして自分用も兼ねた女性向けの増量アプリを出そうとしていると話します。多くのユーザーが来ても最初はさばけないため、という理由です。
usutakuは、写真を撮ってカロリー計算をするアプリで月に約1億円稼ぐ人が海外にはいると例を挙げ、作ること自体の楽しさを勧めます。ハヤカワ五味は「いつか起業したい」と熟成させることの危うさに触れます。
40歳とか50歳とかで起業したことないのに、やたら起業したがる若者にやたらそのアドバイスしたがるおじさんとか、熟成してますよね。
usutakuの2025年イチ推しはManus。並列で一気に調べる
次のトピックは2025年に良かったツールです。usutakuは、一番使うのはChatGPTとGeminiだと前置きしつつ、それ以外で今年一番使ったのはManusだと答えます。今年3月に出たアプリで、何でも任せているといいます。
具体例として、会社の忘年会の参加者の自己紹介を集めてポートフォリオサイト風にまとめる専用アプリをManusでサクッと作った話や、ながらAIの公開収録のルーレットや質疑応答もManusで作った話を挙げます。
Manusの強みとしてusutakuが挙げるのが、ワイドリサーチという並列処理です。AIツールのランキングのスクショを投げ、50個を同時に調べてもらう使い方を紹介します。
そのままスクショポイってManusに投げてワイドリサーチしてくれって言ったら50個同時に調べてくれるんですよ。ChatGPTとか一個一個調べちゃうんですけど。
ツールごとの使い分けをusutakuは次のように整理します。
- 調べ物はChatGPT
- 箇条書きなどサクッとした作業はGeminiの高速モード
- 重い動画の文字起こし、開発、レポート、多項目の調査はManus
ハヤカワ五味の推しはLovable。GitHubと双方向でエンジニアと組める
ハヤカワ五味が最近ハマっているのはLovableです。招待コード制度がないことを疑問に思うほど、一円ももらわずに周囲に勧めていると語ります。
私がLovable愛してる可能性ある。国内で。
Lovableの一番の推しポイントとして、ハヤカワ五味はGitHubと双方向でやり取りできる点を挙げます。多くのAIコーディングツールが一方向にしか出せない中、Lovableは戻せるため、エンジニアとの共同作業がしやすいといいます。
LovableでUI作って、それをエンジニアがやって、またそれLovableで調整してみたいなことができる。
ハヤカワ五味がLovableを選ぶ理由は、コーディングや開発の知識がないからだと明かします。一般公開ではセキュリティ、データベース、認証、決済などの事故りポイントが多く、そこでインシデントを起こすと批判されるのが怖いといいます。
AI驚き屋はVibe Coderで出して、だから結局エンジニアが作った方がいいじゃないかみたいになりそうで怖いですね。言われたくないじゃないですか。
ハヤカワ五味は、Lovableにはセキュリティチェックがあり、データベースや認証、Stripe連携も事故りにくいよう作られている印象だと説明します。ECの知識がなくても最低限のことが整うShopifyに近いと例えます。
検証とグロースを分ける。Lovableの従量課金の勘所
ハヤカワ五味は、Lovableのネックとして、Lovable Cloudが従量課金である点を挙げます。データベースやGeminiのAPIをキー発行なしで組み込める便利さがある一方、グロースするとコストがきついといいます。
そこでハヤカワ五味は、検証フェーズとグロースフェーズを明確に分ける使い方を勧めます。グロースを見込むなら、インターフェースだけLovableで作り、裏側はSupabaseなど外部と連携させ、GitHubで外に出すという設計です。
検証フェーズ
Lovable単体でサクッと作り、世に出して反応を見る
グロース想定
インターフェースはLovableで作りつつ、裏側をエンジニアと外部連携で組む
移行のコツ
データベースを最初にどこに置くかは後の移管が面倒なので先に考える
結論としてハヤカワ五味は、個人利用というより事業としてやるときにLovableは実用に耐えると評価し、自身もLovableパートナー申請をしようと話します。
Spotify年間振り返り。「一番聴いた番組」が日本に4490人
最後のトピックはSpotifyの2025年クリエイターまとめです。2月に始めた番組の合計再生回数は23.4万回、オーディエンス数は約2.4万人で、再生時間の総合は約7年分に当たるとハヤカワ五味が読み上げます。
24時間掛ける365掛ける7分再生されたってことですよね。
ハヤカワ五味は、番組がSpotifyのビデオコンテンツで上位1%に入っていたことや、この番組を今年一番聴いたと出ている人が4490人いることを紹介します。
さらに、リスナーの30%が新着エピソードの公開から24時間以内に再生していると明かします。月曜配信の番組を月曜に聴いてくれている人が多いという事実に、2人はありがたさを口にします。
リスナーが他に聴いている音楽の1位はMrs. GREEN APPLE、2位藤井風、3位米津玄師、4位Vaundy、5位サカナクションでした。2人はこれがマス(王道)すぎると笑い合います。
そのまんまSpotifyランキングなんじゃね?
自分の年間まとめは?「人間感が出てきた」usutaku
個人の年間まとめの話題になり、ハヤカワ五味はSpotifyではなくYouTube Music派だと前置きしつつ、今年一番よく聴いたのはしぐれういの『ヒッヒッフー』だと話します。クリエイターを応援する曲で好きだといいます。
usutakuは、普段ほとんど音楽を聴かず、聴くとしたらときめき宣伝部だけだと明かします。トップ13曲まで全部ときめき宣伝部で埋まったといいます。
(2024年は)トップファイブが全部あのジャズフォーワークとか、環境音、日本の自然3時間とかが占めちゃってたんで、もう見せられなさすぎたんです。
ハヤカワ五味は、環境音ばかりだった前年に比べて「人間感が出てきた」と笑い、usutakuも今年も見せられないと応じます。2人はリスナーにも自分のまとめをXやインスタでシェアしてほしいと呼びかけます。
usutakuは、同じ番組を全部聴いても2回聴く人がいれば再生時間が変わると指摘します。実際に「#ながらAI」で2156分という人がいると分かり、2回聴いてくれている可能性にありがたさを示します。
番宣。AIツール30個を6時間かけて一緒に触る会
最後にusutakuが番宣をします。2025年に紹介されたが結局使っていないという人向けに、12月のクリスマスシーズンにおすすめのAIツール30個をその場で参加者に触ってもらう会を開催すると告知します。
このツールは例えばスライドにいいからこれとか、資料作成にいいからこれとか、いうふうに僕が指定して、それをひたすら触って、なるほどねっていうのを30個ツール6時間かけてやる。無理くりキャッチアップさせる会をやるんで。
ハヤカワ五味は、時間を取らないと触れないというみんなの気持ちを拾っていると評します。usutakuは、初心者向けにGeminiやManusを扱い、後半は玄人向けにCursorなどを触る予定だと補足します。
usutakuは録画配信も購入者全員にすると案内しつつ、録画は結局見ないものだと本音も漏らします。家事で長時間の参加が難しい人や、あとで見返したい人向けだと位置づけます。
まとめ
この回は、AIモデルの賢さそのものより「体験と連携」で選ぶ時代になったという視点が全体を貫いていました。検索や調べ物はChatGPTやPerplexity、考える作業やGoogle連携はGemini、任せる作業はManus、事業向けのアプリ開発はLovable、と用途で使い分ける具体像が語られました。
- 日常タスクではモデルの賢さより、どんな連携や体験があるかが選ぶ基準になってきている
- 検索・調べ物はChatGPTやPerplexity、考える作業やGoogle連携はGeminiと使い分ける
- usutakuの2025年の推しはManus。ワイドリサーチで多数の項目を並列に調べられる
- ハヤカワ五味の推しはLovable。GitHubと双方向で、検証とグロースのフェーズを分けて使える
- 個人開発は熟成させず、ニッチな領域からとにかく作って出すのがおすすめ





