📝 エピソード概要
本エピソードでは、サービス開始から10周年を迎えた「note」のキャンペーンをきっかけに、変質してしまった現代のインターネット環境について議論しています。広告まみれのニュースサイトや、収益化ハックにより荒廃したSNS(XやThreads)の現状を鋭く批判。その反動として、広告のない「本」や「図書館」、そして「ポッドキャスト」といった、ノイズの少ないメディアへ回帰している最近のライフスタイルについて語り合います。
🎯 主要なトピック
- noteの10周年キャンペーン: 10万人にポイントが当たる施策について、応募の動機や「最大」という表記のレトリックをコミカルに考察しています。
- 100円の有料記事を買う心理: 飲み会のビールには1,000円払うのに、100円のデジタルコンテンツを躊躇する心理的矛盾と、決済デザインの重要性を議論しています。
- noteが10年続いたすごさ: 後発のブログサービスでありながら、広告排除やランキング抑制といった思想を貫き上場まで至った経営手腕を高く評価しています。
- 広告とアルゴリズムによるウェブの劣化: ニュースサイトが「覗き部屋」のように広告まみれになり、SNSがおすすめアルゴリズムによって見たくない投稿ばかりになった現状を嘆いています。
- 「本」と「図書館」への回帰: インターネットが読みづらくなった結果、広告がなく情報の質が高い「紙の本」や、正直な個人の声が聴ける「ポッドキャスト」の価値を再発見しています。
💡 キーポイント
- 決済のハードル: 100円の記事を買わないのは金額の問題ではなく、クレジットカード入力などの「決済体験の摩擦」が原因であり、Suicaのような手軽さがあれば消費行動は変わる。
- SNSの終焉: インプレッション(表示回数)による収益化が始まったことで、SNSは「注目を集めるための過激な投稿」や「スパムリプライ」に占拠され、コミュニティとして崩壊しつつある。
- 広告のない価値: noteが10年間広告を入れなかったことは稀有な成功例であり、ユーザーが「素朴な感想」や「個人の体験」を安心して読める数少ない場所となっている。
- アナログな知識収集: インターネットがノイズ過多になったことで、1周回って「図書館で本を借りる」ことが、最も効率的で豊かな情報収集手段になりつつある。
