
明治発明会ラジオ工作機械は、ただの設備ではありません。何を、どこまで正確に作れるのか。それを、どう量産し、どう再現できるのか。その時代の「作り方」そのものを決める機械です。
だからこそ、工作機械の主役が移ると、産業の主役まで移っていきます。
英国は、モーズリーのねじ切り旋盤やウィットワースの規格に象徴されるように、近代工業の文法を整えました。
アメリカは、その文法を互換性部品、治具、ゲージ、専用機によって、大量に再現する文法へと書き換えていきます。
そして戦争は、その力をさらに鍛え上げました。正確に作ること、大量に作ること、複雑なものを再現すること。その競争の中で、工作機械をめぐる覇権は、産業全体の覇権と深く結びついていきます。
この回では、英国からアメリカ、そしてその先へと移る主役の流れをたどりながら、工作機械の歴史が単なる技術史ではなく、産業と国家の力の移動史でもあったことを見ていきます。工作機械シリーズの最終回です。
キャスト:
エル:明治発明会代表
たけし:明治発明会副代表
リーダー:巻き込まれた人
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