
明治発明会ラジオかつて20世紀のモーターを支えたのは、ブラシと整流子によって電気の向きを切り替える、ブラシ付きDCモーターでした。安価で単純なこの仕組みは、おもちゃや家電、自動車の内装など、数え切れない製品を動かしてきました。しかし、摩耗や火花、騒音、高速回転の限界という課題も抱えていました。
その常識を変えたのが、半導体によって電流を切り替えるブラシレスDCモーターです。ブラシをなくしたことで、高速化、静音化、長寿命化が進み、モーターは単なる機械部品から、制御回路と一体で性能を決める装置へと変わっていきました。ダイソンのコードレス掃除機、ドローン、EV、電動工具、PCの冷却ファン、産業用ロボットまで、現代の小型・高性能な製品の多くは、この技術の上に成り立っています。
さらに、誘導モーター、同期モーター、ステッピングモーター、サーボモーター、リニアモーターといった多様なモーターも、それぞれ異なる制御の考え方によって役割を分けています。モーターの性能や性格は、形だけでは決まりません。どのように電気を流し、どのように磁場を動かし、どのように制御するかによって決まります。
全4話でたどるモーターの物語。第2話のテーマは、「モーターの種類は制御で決まる」です。
キャスト:
エル:明治発明会代表
たけし:明治発明会副代表
リーダー:巻き込まれた人
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