前回の反響と今回のテーマ
第1回の配信後、XへのポストやSNSでの反応、仕事仲間からの「ついにポッドキャスト始めたんですね」という声など、ポジティブな反応が多く寄せられたと振り返っています。
手伝っている会社ではポッドキャスト関連のサービスを開発中で、その検証に自身の番組が使われていることも嬉しい出来事として紹介されています。
そのうえで第2回のテーマとして「友達と遊ぶと楽しい」が提示されます。当たり前のようでいて、大人になると意外と難しくなるテーマです。
大人になると減りがちな「友達と遊ぶ時間」
20代で社会人になると仕事が忙しくなり、30代では結婚や子育てで時間が取りにくくなる。ライフステージごとに優先順位が変わるのは当然だ、と井上さんは前置きします。
そのうえで、小学校や中学校時代の友達と遊ぶ機会を「残しておく」ことの大切さが語られます。すべてを犠牲にして友達と遊ぼう、という話ではない点がポイントです。
いくつになっても、例えば結婚して子供ができても友達と遊ぶべきだっていうのは全く私も考えてはいないんですけれども、大人になってもですね、例えば小学校とか中学校の時に遊んだ友達と遊ぶ機会っていうのも、しっかりと残しておくとすごく日々が楽しい。
井上さん自身は子どもが中学2年生と小学6年生になり、子育てが少し落ち着いてきたタイミング。30代後半から「友達と遊ぶ」ことを意識し始めたと話しています。
具体例として、毎年年末に地元の友達10人ほどで集まる飲み会を恒例化していることが挙げられます。みんなが実家に帰省するタイミングをうまく使った企画です。
閉店するガストに、20年ぶりに集まる
高校時代に放課後よく通っていたガストがあり、仲の良い友達3人と山盛りポテトやドリンクバーで何時間も喋り続けていたといいます。
そのガストが閉店するというネットニュースを偶然見かけ、当時のメンバーにLINEで声をかけ、20年以上ぶりに同じ顔ぶれで同じ店に集まることになりました。
あのガストにみんな40歳になってまた集まって話せるというところがすごく楽しくてですね、非常に良い時間を過ごすことができた。
「閉店」という締め切りが、長らく会っていない友達に声をかけるちょうど良い口実になっていることもポイントです。
40歳になると、マウントが消えてただの思い出話で笑える
20代後半から30代前半の頃は、地元の友達と会っても勤め先や年収などでマウントを取り合うような、少しギスギスした空気になる可能性もあった、と井上さんは振り返ります。
ところが40歳になると、そうした空気がほとんどなくなったと感じているそうです。話題の中心は、小中学生の頃のバカな思い出話やくだらないエピソードに自然と戻っていくと言います。
40歳を迎えるとですね、なんかいい意味でやっぱそういうものがもうほとんどなくなっていて、やっぱ話になるのがもう純粋に小学生の時とか中学生の時にやったバカな思い出話とかですね、すごいくだらない当時の話とかでひたすら楽しめるっていうのがすごく面白い。
近況の話題も、子育てや子どもの受験、自分自身の健康や老いについてなど、いい意味で「枯れてきた」内容になり、誰かが引け目を感じることも少なくなったと話します。
仕事や年収などでマウントを取り合いがちで、少しギスギスした雰囲気になる可能性
マウントがほぼ消え、小中学生の頃の思い出話や子育て・健康の話で純粋に盛り上がれる
40歳の節目に同窓会を主催してみた
40歳という節目に、井上さんは同窓会の幹事を自ら引き受けて開催したと語ります。一見ハードルが高そうですが、実際にやってみると思ったほど大変ではなかったそうです。
LINEでの連絡や調整さん候補日を共有して出欠を集める日程調整サービス。同窓会や飲み会の幹事の負担を大きく減らしてくれますの活用で、10〜20人規模の日程調整は十分手軽にできると話しています。
昔のように実家の固定電話にかけたり、ハガキを送ったりする必要はなく、テクノロジーのおかげで幹事の負担はかなり下がっている、というのが井上さんの実感です。
大爆死を避ける2つの工夫
同窓会幹事のもう一つのハードルは「人が集まらなかったらどうしよう」「盛り上がらなかったらどうしよう」という不安です。井上さんは2つの工夫でそのリスクを下げたと話します。
1つ目は、いきなり大人数に呼びかけるのではなく、まず仲の良い友達数人に「やったら来てくれる?」と事前に握っておくこと。コアメンバーを先に確保しておくイメージです。
2つ目は、既存のLINEグループを連絡チャネルとして借りること。自分でゼロから連絡網を作るより、すでにある場を活用したほうが圧倒的にスムーズだと語ります。
参加してくれた同級生のみんなからめちゃくちゃ感謝されるっていうのがすごくやって楽しかったことでもあります。
日程調整の手間に比べて、参加者からもらえる感謝の量が大きく、「コスパが良い」と感じたと振り返ります。40歳のようなキリの良い節目でなくても、気軽にやってみてほしいとすすめています。
老後を見据えた、友達との繋がりという仮説
もう一つ、40代で友達と遊ぶことを勧める理由として、井上さんは「老後を見据えた仮説」を挙げます。60代70代になって、子育てや仕事が落ち着いた先の20〜30年をどう過ごすか、という視点です。
趣味も大切だが、そのときに昔から知っている友達と集まれるかどうかは、人生の満足度に大きく影響するのではないか、というのが井上さんの考えです。
根拠として挙げられるのは、現在75歳の母親のエピソード。高校時代の同級生と今でも仲が良く、旅行や都内でのランチを楽しむ姿が、とても楽しそうに見えるといいます。
だからこそ、忙しい30代後半から50代のうちに友達との繋がりを途切れさせないことが、将来の楽しさに効いてくるかもしれない、と話されています。
まずはLINEで一通、声をかけてみる
最後に井上さんは、リスナーに向けて具体的な一歩を提案します。久しぶりの友達にLINEを送ってみる、年末の帰省タイミングで「ちょっと会わない?」と声をかけてみる、といった小さなアクションです。
日程調整は調整さんなどを使えば本当にサクッとできるため、想像しているよりずっと低コストで懐かしい時間を作れる、と背中を押しています。
多分皆さんが思ってるよりめちゃくちゃ面白いし、意外とその日程調整とかってさっきも言ったように調整さんとか使えば本当にサクッとできたりするので、あまりこう手間なく集まれてすごく楽しい懐かしい経験ができるんじゃないかな。
番組の最後には、まだ台本を読み上げる固さが残っていることを自覚しつつ、少しずつ自然に話せるようになっていきたいという、第2回ならではの言葉も添えられています。
感想やリクエストはハッシュタグ「#40歳楽しいラジオ」をつけてXへ。気軽にコメントしてほしい、という呼びかけで締めくくられました。
まとめ
「友達と遊ぶと楽しい」という当たり前のテーマを、40歳という節目から見つめ直した回でした。閉店するガストでの再会、同窓会の幹事、そして母親の姿を通して、友達との繋がりを「いま」と「未来」の両方の楽しさにつなげる視点が語られています。
- 大人になると友達と遊ぶ機会は減りがちだが、小中学校の友達との繋がりは意識して残す価値がある
- 閉店するガストへの再訪のように、「締め切り」のあるイベントは久しぶりの友達に声をかける良い口実になる
- 40歳前後になると、地元の友達との集まりからマウントが消え、純粋な思い出話で笑い合えるようになる
- 同窓会の幹事は、コアメンバーへの事前の根回しと既存LINEグループの活用で、低コスト・低リスクで実現できる
- 忙しい30〜50代に繋がりを保っておくことが、60〜70代の毎日を楽しくする「未来への投資」になり得る
