📝 エピソード概要
今回のエピソードでは、人気アーティストTohjiらを擁するCANTEEN代表の遠山啓一氏を迎え、若者文化のホットスポットを形成する同社のユニークなエコシステムに迫ります。
遠山氏は、スタートアップ転職を経て独立した経緯や、コロナ明けに数千人を動員したゲリラライブの熱狂を通じて、いかにして若者の支持を集めるコミュニティを構築したかを語ります。文化を「消費」ではなく「創造の連鎖」と捉え、「草原に食堂(CANTEEN)を作る」という概念に基づき、観客がパフォーマーとなるような新しい都市文化の理想像を追求する、その思想が明らかになります。
🎯 主要なトピック
- CANTEENとTohjiの熱狂: 10代、20代にカリスマ的な人気を誇るヒップホップアーティストTohjiらのマネジメントを手がけるCANTEENの事業を紹介。
- コロナ明けの衝撃的なゲリラライブ: Mall BoyzのEPローンチ時に渋谷や恵比寿で数千人のファンを動員し、都市で大きなムーブメントを引き起こしたエピソード。
- スタートアップへの関与と独立: 遠山氏が外資系代理店からスタートアップ(COUNTERWORKS)に在籍後、Tohjiの活動サポートを機に法人化し、CANTEENを設立した経緯。
- 都市文化とアートの再帰性: 文化を単なるコンテンツ消費ではなく、「見た人が前の日に戻れない」ほどの影響を与え、新たな創造を促す「再帰性」を持つものとして定義している。
- 「草原」に「食堂」を作るコンセプト: 既存のレガシーな枠組みから離れたクリエイター(草原にいる雑多な人々)が集まり、ゆるやかな連帯と情報共有のハブとなる場所(食堂)としてのCANTEENの役割を説明。
- エコシステムを通じた才能の輩出: コミュニティ内のインターンやファンが、イベントでの経験を経てアーティストとして成長・ブレイクする(例:DJ LILYA)具体的な仕組み。
💡 キーポイント
- 遠山氏の人生は、Tohjiとの出会いや法人化のタイミングなど、「然るべき時に然るべきことが起きる」という自然な流れで進んできたという。
- CANTEENの思想の根底には、オーディエンスを「内側が空っぽの消費者」ではなく、ムーブメントを「一緒に作る」主体(パフォーマー)として捉える考え方がある。
- オフィスは単なる事務所ではなく、アーティストが寝泊まりし、制作が行われる物理的な「秘密基地」としての機能を果たしており、コミュニティ形成に不可欠である。
- CANTEENは、既存の産業やコミュニティとは一線を画す「草原」において、道標や交流の場を提供することで、新しい才能とカルチャーの連鎖を生み出している。
