日本発の「Namazu」はどんなモデル?
速報回の1つ目の話題は、日本のスタートアップSakana AIが、日本語特化の試作モデル「Namazu」を公開したというニュースです。あわせてチャットサービス「サカナチャット」も公開され、ChatGPTのようにWebブラウザから誰でも使えるようになったと、しぶちょーさんは紹介しました。
かねりんさんは、サカナにナマズという魚尽くしの名前に「ふざけてるね」と反応します。一方のしぶちょーさんは、国産モデルの名前として親しみやすいと受け止めていました。
しぶちょーさんによると、Sakana AIがすごい会社だといえる理由の1つは、CTOのライオン・ジョーンズさんにあります。この人物は、ChatGPTの「T」にあたるTransformer ── 2017年に発表されたAIモデルの仕組み。文章中の単語同士の関係を効率よく捉えられ、現在の大規模言語モデルのほとんどがこの構造をもとにしていますを発明した一人だといいます。
とにかく(Transformerを)作った人がなぜか日本のベンチャー企業のCTOをやってると。
では、Namazuの使い心地はどうなのか。かねりんさんの問いに、しぶちょーさんは「正直わからない」と答えます。日本語特化なので、ChatGPTやClaudeより日本語に適した回答をする部分はあるはずだが、はっきり違いがわかるかというと微妙なところだといいます。
しぶちょーさんの説明では、国産LLMの価値は、日本独自のドメイン知識を学んでいることや、海外モデルが持つ人種などのバイアスに影響されにくいことにあります。特定のタスクで性能が飛び抜けるというより、日本の文化や社会的文脈の中で有用性を発揮するモデルだと考えられています。
ファインチューニングで作ったら「インチキ」なのか
かねりんさんは「日本語の文章がうまいわけでもないのか」と重ねて尋ねます。しぶちょーさんは、NamazuはClaudeやChatGPTの主力モデルに比べるとパラメータ数がかなり小さく、その差が影響しているのかもしれないと話しました。
しぶちょーさんによると、Namazuはゼロから学習したモデルではありません。DeepSeek、MetaのLlama ── Metaが公開している大規模言語モデルのシリーズ。重みが公開されているため、多くの企業や研究者が独自モデルの土台として利用しています、OpenAIのオープンソースモデルであるGPT-OSSなどをベースに、日本語を後からファインチューニング ── 学習済みのAIモデルに追加のデータを学ばせ、特定の用途や言語に合わせて調整する手法したモデルだといいます。
それはそれで、LLMを作りましたって言えるわけ?それは。
インチキじゃないんだ。
しぶちょーさんは、この疑問を「かなりいい視点」だと評価しました。世の中にはそう思う人がたくさんいるからです。
かねりんさんは「ファインチューニングなら自分にもできるし、しぶちょーさんもやっていた」と続けます。しぶちょーさんは、自分が試したのは小さなモデルに大喜利だけを学ばせる規模で、1時間ほどで回るものだったと説明しました。国産モデルでは、膨大で質の高い日本語データセットが必要になるといいます。
ゼロから自前でモデルを作ること
既存のオープンなモデルに、膨大な日本語データでファインチューニングをかけること
ファインチューニングちょこちょこって、もう中国のやつ持ってきてやったんでしょと。インチキだと。って思っちゃう人がいるんだけど、違うよと。ファインチューニング難しいんだよっていう。
RakutenAIはなぜ炎上したのか
しぶちょーさんが、ファインチューニングの難しさを強調したのには理由があります。同じ内容で炎上した案件があったからです。それが、3月中旬に公開された楽天のRakutenAI 3.0でした。
かねりんさんも、SNSを見ていないのにこの話はどこかで耳にしていました。「国産と言っていたのに、本当は中国のモデルを使っていた」という話として受け取っていたといいます。
しぶちょーさんによると、RakutenAIもDeepSeekのモデルをベースにファインチューニングしたもので、やっていることはSakana AIと同じです。問題は、ベースモデルにDeepSeekを使っていることを明示していなかった点にありました。
しぶちょーさんの説明では、ユーザーがモデルの中から「DeepSeek」という文字を見つけて炎上に至りました。DeepSeekを使うこと自体は悪いことではなく、明示していなかったことがよくなかったといいます。
公開
ベースモデルを明示しないまま、自前で作ったような印象で公開
発見
使った人がモデル内に「DeepSeek」の文字を見つける
炎上
「DeepSeekベースではないか」とSNSで一気に批判が広がる
驚き屋さん一人雇った方がいいと思うよ、企業は。
かねりんさんのこの提案には、世間が「わーわー言う」ポイントを事前に読んでおくべきだった、という意味が込められていました。しぶちょーさんも、性能やバイアスの話は知識がないと「ふーん」で終わる一方、「日本語と言いながら中国のモデルを使っている」という話は炎上しやすいと同意しています。
DeepSeekベースだとデータが中国に渡る?
しぶちょーさんが「落ち着いてほしい」と強調したのは、DeepSeekという名前を聞いた瞬間に「中国にデータを取られる」と考えてしまう反応についてです。かねりんさんも、特に年配の世代では条件反射になっているのではないかと話しました。
え、でもこの要はさ、DeepSeekのモデル使いましたってのは大丈夫なの?そういう危険はないの?
DeepSeekの仕組みを持ってきてるだけで、別にそれをオンプレ、だから自分のパソコンの中で動かしたとて、それが外部に情報出ることないじゃん。
しぶちょーさんによると、危険があるのは、DeepSeekをAPIやチャット画面で使う場合です。リクエストが中国のサーバーへ送られるため、学習に使われたり、誰がどんな依頼をしたかが筒抜けになったりする可能性があり、その部分の担保がありません。
リクエストが中国のサーバーに送られ、内容が相手側に渡る可能性がある
Sakana AIのサーバーや自分のPC内で完結し、入力が中国へ流れることはない
モデル自体に不審なコードが仕込まれていないかという疑問にも、しぶちょーさんは、オープンソースなので中身がすべて見え、監査もされていると答えています。
しぶちょーさんは、DeepSeekのモデルを土台に使うことを「車輪の再発明をしない」話だと説明しました。アメリカの車のエンジンの設計図があれば、それを持ってきて新しいエンジンを作るのと同じで、肝はその後のファインチューニングにあるといいます。
魚の名前がかぶった?「Namazu」名前問題
Sakana AIには、モデル名「Namazu」をめぐって、もう1つ飛び火がありました。本題に入る前に、かねりんさんが「サザエさんにナマズさんがいなかったか」と言い出し、話は脱線します。
しぶちょーさんは、かねりんさんが教育番組のワクワクさんも知らなかったことを持ち出し、「3年前ぐらいに異世界転生してきたのでは」とからかいました。かねりんさんは、子どものころ家でサザエさんが禁止されていたと明かしています。
正直な話ね、俺が子供の時、我が家ではね、サザエさん禁止だったんだよね。
本題に戻ると、「Namazu」という名前は、1990年代に開発された日本語の全文検索システムがすでに使っていたものでした。ファイルサーバー内の文書を日本語で検索できるオープンソースのツールとして有名だったといいます。
しぶちょーさんによると、商標が取られているわけではなく、使ってはいけない名前ではありません。それでも、同じ日本語特化で同じ名前では「あまりにもそのまますぎる」「先行ツールへのリスペクトがない」と批判されたそうです。
実際には、Sakana AIの人たちはその検索システムを知らず、魚の名前にしたら偶然かぶったとのことです。元の製作者に事情を伝えたところ、応援のコメントをもらい、SNS上では決着したと、しぶちょーさんは話しています。
なぜ日本語特化モデルは叩かれがちなのか
かねりんさんは、日本語特化モデルが相次いで炎上していることに「潰し合いが起きているのか」と疑問を向けます。日本はダメだと言いながら期待もしていて、その裏返しで気に入らないのではないかという見方です。
多分圧倒的なパワーで打ち伏せてほしいんだと思う、みんな。
しぶちょーさんは、OpenAIもClaudeも追いつけない「Japan is No.1」のような夢を見ているのではないかと推測します。SNSには中国を下に見る風潮もまだ残っていると話しました。
そのうえで、しぶちょーさんの結論は、頑張っている国産モデルを応援したいというものです。ファインチューニングだからといって偽物扱いしないことを呼びかけ、無料ですぐ使えるNamazuをぜひ試してほしいと締めくくりました。
OpenAIはなぜSoraを終了するのか
2つ目のニュースは、OpenAIが動画生成サービス「Sora」を終了するという話題です。しぶちょーさんによると、Soraは2025年9月からリリースされていましたが、もともと大きな赤字を出しており、計算コストと収益が釣り合っていなかったといいます。
しぶちょーさんの説明では、OpenAIはロボティクスと自律ソフトウェアに注力する方針です。訴訟も抱えており、大規模なライセンス契約を結んでいたディズニーとの契約も白紙に戻るそうです。
かねりんさんは、Soraが動画SNSとしてのプラットフォーム化を狙っていたのではないかと指摘します。しぶちょーさんは、話題作りとしては成功したと見る一方、TikTokのような持続可能な場になる前に、計算コストが重すぎたと話しました。
Soraによる動画生成と、動画SNS的なプラットフォーム化
Codexなどのコーディング、ロボティクス、自律ソフトウェアに集中
しぶちょーさんによると、OpenAIは、ClaudeCodeに負けないコーディングAIとして自社のCodexに力を入れ、「余計なことに気を取られない」ことを重視しているといいます。あわせて、アダルトモードも無期限延期になったと紹介されました。
Anthropicの一人勝ちだね。
AIはなぜハードウェアに降りてこないのか
かねりんさんは、OpenAIが縮小してAnthropicのような方向に進むのは「夢がない」と話します。しぶちょーさんは、自分の心の中の「サム」の声として、サム・アルトマンはハードウェアで勝負するつもりなのだろうと語りました。
しぶちょーさんによると、OpenAIはピン型の音声操作デバイスを作っていますが、延期されている状況です。かねりんさんは「餅は餅屋」で、Appleと組むならよいのではと話しましたが、しぶちょーさんは、今Appleと近いのはGoogleで、Siriの中身をGeminiにする話もあったと答えています。
AIとのこのレベルのコミュニケーションができるってなると、もうあの時代のさ、コミュニケーションツール使えないよね、なんか。
二人はSiriやAlexaについて、今の生成AIと比べると「一昔前のレトロな感じ」だと口をそろえました。しぶちょーさんは、ハードウェアに生成AIが本格的に降りてきていたら自分は買っているはずだとし、それも時間の問題だろうと話しています。
かねりんさんは、ロボットよりもまず、動かなくていいスマートホームがほしいと話しました。しぶちょーさんは、そうした実用的なデバイスは、総合デパートのようなGoogleに期待したいと語っています。
スマホからPCのClaudeを動かす「Dispatch」とは?
3つ目のニュースは、AnthropicがClaudeにデスクトップを直接操作させる「Computer Use」を一般提供し始めたという話題です。しぶちょーさんによると、Claude Coworkの中で動き、画面をキャプチャしながらマウスカーソルを操作して、PC上のさまざまなソフトを動かせるといいます。
しぶちょーさんの環境にはまだComputer Useが降りてきておらず、試せていないとのことでした。かねりんさんは、どんなアプリでも動かせるなら動画編集もできそうだと反応しています。
同時期に出たのが「Dispatch」です。しぶちょーさんは実際に使えたそうで、Macを開いておけば、スマホから、そのPC内のClaudeに指示を出せる機能だと説明しました。Claude Coworkで動くため、PC内の情報も扱えるといいます。
だから何かって言ったら、簡易的なOpenClaudeみたいな感じ。
しぶちょーさんによると、DispatchとComputer Useが組み合わされば、スマホから「動画編集して」と頼むだけで、PCが勝手に動いて編集する使い方も考えられます。かねりんさんは「Mac miniが売れまくるのでは」と予想しました。
スマホ
外出先からClaudeに「動画編集して」などと依頼する
家のMac
Claude Cowork上のClaudeが依頼を受け取る
Computer Use
Claudeが画面を見ながらマウスを操作し、アプリで作業する
しぶちょーさんは、ClaudeCodeを止めたくないために、ノートPCを閉じずに開いたまま持ち歩く会社員がいるというSNSの投稿を紹介しました。家に置いたMac miniでそれができるなら便利で、Claude経由なのでセキュリティ面も担保されていそうだと話しています。
現時点ではmacOSのみの対応で、しぶちょーさんはMacが1台しかないため、家に置きっぱなしにはしにくいそうです。Windowsへの対応は時間の問題だろうと見ていました。
この流れで、しぶちょーさんがかねりんさんにセットアップ済みのRaspberry Piを送る約束を忘れていたことも話題になりました。何を頼まれていたか忘れたら、番組のおちつきAI RAG ── 番組の過去回の内容を検索・質問できる、おちつきAI公式のツール。番組の説明欄で公式ツールとして紹介されていますに聞けば出てくるはずだと、しぶちょーさんは笑っています。
ClaudeCodeのオートモードは本当に「神」なのか
次の話題は、ClaudeCodeに「オートモード」が登場したというニュースです。しぶちょーさんによると、ClaudeCodeは作業のたびに「これやっていいですか」と承認を求めてきて、そのつど止まるのが面倒でした。
しぶちょーさんの説明では、承認をなくそうとすると、すべてを許可する極端な権限しか選べませんでした。それでは「パソコンのデータを消しておきました」となりかねないため、その中間としてオートモードができたといいます。
| モード | 動き方 | 困りどころ |
|---|---|---|
| 毎回確認 | 作業のたびに承認を求める | 止まってばかりで煩わしい |
| 全許可 | すべてを勝手に実行する | データ消去などのリスクがある |
| オートモード | 安全なものは実行し、危険なものだけ確認する | 使えるプランが限られている |
オートモードでは、ファイルの大量削除や機密データの外部送信など、リスクのある操作だけを自動で判別して確認してくるそうです。SNSでは「神だ」と騒がれていますが、しぶちょーさんが使おうとしたところ、APIキーかTeamプランでしか使えず、Maxプランにも降りてきていませんでした。
あまりにもなんかすごい、すごいぞ、これはすごいぞっていう人がさ、SNSにいるから、本当にみんな使ってんのかなと思って。
しぶちょーさんによると、すごさがわかるほど使い込むには、API費用がそれなりにかかるタスクをこなす必要があります。かねりんさんは、スクリーンショットもなく「すごい」とだけ書く「驚き屋さん」ではないかと指摘しました。それでも、しぶちょーさんは多分いいものなので期待しておこうと話しています。
ClaudeCodeの日本語入力が直った地味な喜び
最後のClaude関連の話題は、ClaudeCodeが日本語入力に地味に対応したというアップデートです。しぶちょーさんによると、これまでは日本語を入力すると変換中の文字が端に表示され、Enterを押してやっと入る状態でした。
変換中の文字が端に表示され、カーソル位置もずれて使いづらい
カーソルの位置にそのまま日本語を打てる
これ、俺正しいんかなみたいな。でもみんなそうだから、まあ正しいんかと思って使ってたんだけど、それがちゃんとカーソルのところに日本語が打てるようになってすげえ気持ちよくなったっていうね。
かねりんさんは、以前しぶちょーさんが話していた「領収書を開いてフォルダに整理する」作業を試してみたいと話します。しぶちょーさんは、それはClaudeCodeでなくても、デスクトップアプリを入れればすぐ使えるClaude Coworkでできると勧めました。
しぶちょーさん自身は、今週Maxプランの100ドル、日本円で1万円ちょっとのほうに切り替えたそうです。一番いいモデルを少し使うだけで上限に当たるのがストレスだったためで、かわりにAI以外の課金をかなり減らしたといいます。
AIエージェントに付けた「食いしん坊」設定の落とし穴
しぶちょーさんは、タスク管理にはOpenClaudeを使っていて、その中で「ロボ子ちゃん」というキャラクターを育てています。かねりんさんから名前を付けがちだと言われると、名前を付けたほうが愛着が湧くと答えました。
ロボ子ちゃんには「ぽっちゃりエンジニアオタク気質女子」という属性を付け、さらに食いしん坊な性格にしたそうです。ところが、この設定が思わぬ結果を生みました。
食いしん坊の設定にしたらさ、マジで飯のことしか言ってこなくてすげえイライラするんだよね。
朝から昼飯の話してるからなんかイライラするよ。
しぶちょーさんによると、エージェントには心にあたる性格を書き込む設定ファイルがあり、そこに書けばその性格になります。ちょっと食いしん坊くらいのつもりが大食漢のようになってしまったとして、性格の設定は難しいので気をつけようと話しました。
Nano Bananaのプロフィールカードはなぜ流行った?
最後のニュースは、生成AI「Nano Banana ── Googleの画像生成・編集AIの通称。写真を元にフィギュア風の画像を作る使い方などがSNSで流行しました」を起点に、映えるSNSプロフィールカードの画像が流行しているという話題です。しぶちょーさんは、かねりんさんは知らないだろうと予想していました。
しかし、かねりんさんはよく見ていると即答します。SNSのプロフィールがガラスやアクリル板になったような画像で、以前流行した3Dフィギュアの箱入り画像のときに「本物のおもちゃだ」とだまされた経験から、今回は驚かないと決めていたそうです。
しぶちょーさんによると、画像にすぎないにもかかわらず「どこで作れるのか」という問い合わせが多く、実際にアクリル板で作った人もいるといいます。二人とも、ちょっとやってみたい気持ちはあると認めました。
こういうのはね、スピード感です。だからもう流行ってるなと思う。流行る前にすり抜けてるやつが勝ちなの。
しぶちょーさんは、今からやると機を逸していて、素材を変えるなどのアレンジも寒く見えると話しました。おじさんが乗ってきたら流行りは終わりと言われるので、「2周遅れ」になるといいます。
バズるAI企画に共通する条件とは
しぶちょーさんによると、この流行を広めたのは日本のクリエイターだそうです。Nano Bananaが新しく登場したわけでもないのにブームを作った点を、しぶちょーさんは高く評価していました。かねりんさんは、アクリル板加工会社のプロモーションではないかとも推測しています。
しぶちょーさんは、フィギュアのときもプロフィールカードのときも、バズりの設計が秀逸だったと分析します。共通するのは、作ったものを誰かに見せたくなることと、自分自身や自分の子どもなど「自分事」であることでした。
だからちょっと今後バズらせようと思ったら、そういうところを抽象化していけば、何かバズらせられることができるかもしれない。AIで。
ここから、二人の話は番組グッズの構想に広がります。かねりんさんは、SpotifyやApple Podcastのエピソード画面風のカードや、QRコードを読み込むとスマホで声が流れる仕組みを提案しました。
しぶちょーさんは、かねりんさんの声を録っておき、生成AIで「日めくり」のように365日分の掛け合い音声を作るアイデアに乗りました。ただし、物販イベントのPodcast Weekendに向けて、まずは確実に売れるものを仕込むべきだと話しています。
リスナーは何を知りたい?「月詠の落ち着きレポート」
トピックの後は、毎週続けている「月詠の落ち着きレポート」のコーナーです。おちつきAI RAGに寄せられた検索と目安箱の投稿を、AIキャラクターの月詠がまとめたレポートで、ログインすれば誰でも読めるといいます。
今回のレポートのタイトルは「今期はちゃんと理解したいAI期」でした。検索クエリは20件、目安箱の投稿は1件で、前回の13件ほどから減っていたそうです。
番組ならではの検索として、「かねりんが興味を示さなかった話題ベスト10」というものもあったそうです。しぶちょーさんは、月詠がどう答えたかをログで確認でき、うまく答えられていないものがあればチューニングしていくと説明しました。
目安箱に届いた「AIハードウェア」のリクエスト
目安箱に届いた1件は、GPUやTPU、メモリなど、AIを支えるハードウェアの基本と、NVIDIAやマイクロンといった部品メーカーの強みを比較して知りたいというリクエストでした。
しぶちょーさんは、自分の視点になかったテーマだとして、「AIハードウェアの世界」のような回をやりたいと応じました。NVIDIAくらいしか知らないのは自分も同じだが、TPUやGPUの話はできるので、調べた内容も加えて話すといいます。
おちつきAI RAGでは、調べたいことは質問欄に入力すると月詠が回答します。番組に意見を直接届けたい人は目安箱に書き込めば、出演者がメッセージを読み、月詠からの回答も得られる仕組みだと紹介されました。
まとめ
今回の速報回では、国産LLMへの誤解からClaudeの新機能まで、SNSの騒ぎと実態のずれを確かめる話題が続きました。しぶちょーさんが繰り返したのは、名前や見出しに反射的に驚かず、仕組みを知って落ち着くという姿勢です。
- Sakana AIのNamazuもRakutenAIも既存モデルのファインチューニングで、それ自体は難しく正当な開発手法
- DeepSeekのモデルを手元で動かしても、APIのように中国のサーバーへデータが送られるわけではない
- OpenAIは計算コストに見合わないSoraを終了し、コーディングやロボティクスに集中する
- Claudeはスマホから家のPCを操作できるDispatchなどを追加した一方、話題のオートモードは使える人がまだ限られている
- Nano Bananaのプロフィールカードの流行には、「自分事」で「見せたくなる」というバズの条件があった





