Veo 3.1は「.1」でも何が変わった?
速報回の1つ目のトピックは、Googleが出している動画生成AI「Veo 3.1」のリリースです。Veo 3.1は、Nano Banana ── Googleの画像生成・編集モデルの通称。自然な画像編集ができることで2025年に大きな話題になりましたでおなじみのGoogleが展開する、Veoシリーズの動画生成モデルの新バージョンです。
かねりんさんは、Geminiを使っているときに新モデルの案内が出てきていたものの、邪魔だと思って使っていなかったと話します。バージョンが3から3.1への小さな更新だと聞くと、「.1じゃいちいち驚かんでしょ」と返しました。
あ、でもね、結構それなりにクオリティは上がっている。
うん、感じがする。ちょっと試したけど、確かになんかちょっといい感じだなってのはある。
しぶちょーさんによると、Veoの話題は最近Sora 2 ── OpenAIの動画生成モデル。SNSのような専用アプリと組み合わせて公開され、2025年秋に大きな話題になりましたに取られていましたが、Veo 3.1ではいくつかの進化点があるといいます。
しぶちょーさんが挙げたVeo 3.1の主な進化点は、画像と音声、そして動画の長さに関わるものです。もともとVeo 3は音声も同時に生成できましたが、それはプロンプトだけで作るときに限られていたそうです。
1分で「長尺」と呼ぶことにかねりんさんは驚きますが、しぶちょーさんは普通に作れば8秒や10秒程度なので、1分以上は大きな変化だと説明しています。なお、画像から作る場合の音声については、しぶちょーさん自身は使っていないので確かではないが、そう書いてあったと話しています。
Geminiでは「Fast版」だけ。本気で使うならFlow
Veo 3.1はGeminiのアプリからも使えますが、しぶちょーさんによると、Veo 3.1には「Fast」と通常版の2種類があり、Geminiアプリから使えるのはFast版だけだといいます。
本領を発揮する通常版のVeo 3.1を使うには、Googleの動画生成プラットフォーム「Flow」を使う必要があるそうです。しぶちょーさん自身はFlowを使ったことはないとしつつ、アカウント登録で無料クレジットがもらえるので何回か試せるはずだと話しています。
使えるのはFast版のみ。細かい設定はできないが、比較的サクッと動画を作れる
Googleの動画生成プラットフォーム。通常版をフルに使えるが有料で、登録時に無料クレジットあり
しぶちょーさんは、以前番組で紹介した画像生成AISeedream ── 中国のByteDanceが開発した画像生成モデル。Nano Bananaより日本語の指示が伝わりやすいと番組で話題になりましたと同じように、Veo 3やVeo 3.1もいろいろなプラットフォームで使えると補足しています。かねりんさんは、Seedreamの回で話した「言語間距離」の話を思い出していました。
収録中、かねりんさんはGeminiに番組のロゴを入れて「踊る」と指示し、ロゴの2人が立ち上がって踊り出す動画を作っていました。Geminiでは「今日はあと2本生成できます」と表示され、1日に作れる数は限られているようです。
Sora 2と比べてどっちがすごい?
しぶちょーさんは、新しい動画生成AIが出るたびに「工作機械をロボットに変形させる」動画を作って試しています。Veo 3.1でも試したところ、レベルが上がっていて、作りたいトランスフォーマーのような映像が完成する日も近いかもしれないと話しました。
かねりんさんが「Sora 2と比べてどうなのか」と尋ねると、しぶちょーさんは画面の作り方の違いを挙げました。
なんかSora 2ってカット割りが多いのよね。
Veo 3.1はね、結構1個の画角でちゃんと、ちゃんとというか、変身するみたいな動画が出てくる。
Sora 2はなんかね、変身したのはいいものの、クソダサいみたいな、なんか。
8秒の動画でも視点を切り替えるカット割りが多い。現実感はあるが、ロボットのデザインはダサかった
1つの画角で変身する様子を見せる。ロボットのデザインはこちらのほうがかっこよかった
かねりんさんは、Sora 2のすごさは動画生成そのものより、SNSのようなプラットフォームとの組み合わせにあるのではと推測します。しぶちょーさんは、Sora 2の動画生成能力も現実感があってすごいとしたうえで、Veo 3.1の通常版は「多分相当強い」と答えました。
ただしVeo 3.1は出たばかりで、みんなまだ驚ききれていない段階であり、Geminiの中ではFast版しか使えないぶん、Sora 2より触りにくいといいます。しぶちょーさんは、無料で一気に広げたSora 2の展開を戦略的にうまかったと評価し、倫理的な面も含めてGoogleにはなかなかできない方法だったと話しています。
Sora 2は招待制が解除され、誰でも使えるようになったそうです。招待制の狙いについて、しぶちょーさんはレアリティの演出に加え、サーバーの負荷をコントロールして一気に落ちないようにする意味もあるのではと推測しました。
かねりんさんは、以前ある中国系のAIサービスで、招待コードが数十万円で出品されていた記憶があると話します。しぶちょーさん自身も、Sora 2の招待コードは知り合いの生成AI動画クリエイターに頼んで譲ってもらったそうです。
Manus 1.5とは何者?ChatGPTとの違い
2つ目のトピックは、自律型AIエージェントサービス「Manus」の新バージョン「Manus 1.5」のリリースです。前のバージョンは1だったそうで、しぶちょーさんは「なんか.5付けたがるよな」と笑います。
Manusを使ったことがないかねりんさんに、しぶちょーさんは、画面はChatGPTと大差ないものの、いろいろなツールを使って調べ、自分で判断して回答を出してくれるサービスだと説明しました。わからない点は「これでいいですか」と聞き返してくるところも、よりエージェントらしいといいます。
基本的にManusは基盤(モデル)を持ってない。だから別にManusっていう生成AIがあるわけじゃなくて、裏で動いてるのは多分GeminiとかClaudeとかChatGPTのAPIを叩いてるだけ。
しぶちょーさんによると、Manusの強みは、エージェントとしてさまざまな道具を使えることや、エージェントの設定をかなり自由にできることです。一方で料金はクレジット制 ── 利用量に応じて事前に購入したポイントが減っていく課金方式。質問やタスクの量が多いほど多くのポイントを消費しますで、ChatGPTのように何度でも質問できるわけではなく、1回ごとにクレジットが減っていきます。
あのね、もうこいつ(Manus)24時間働けますって感じなのね。
調べる量が多いタスクを頼んでも、パソコンを閉じている間もManusは裏で動き続けてくれるそうです。
Manusはリサーチに強い?しぶちょーさんの活用術
しぶちょーさんは副業で、岐阜のものづくり系施設のアンバサダーとして、併設の図書館が購入するAI関連の本を50冊や100冊単位で選ぶ「選書」の仕事をしています。最新の本をすべて自分で調べるのは大変なため、Manusに調査を任せているといいます。
最近出たAI関連の本を指定のフォーマットで300冊ほど表にまとめるよう頼むと、Manusのエージェントが次々に調べ、販売日なども指示どおりに表にしてくれるそうです。
ChatGPTだと多分ね、その300やってつっても300やってくれないよ。
Manusは言っただけやってくれる。まあそんだけクレジット消費するけど。
質については、ときどきハルシネーションが混じることもあるものの、エージェントとして動く点はとても良いと評価しています。
しぶちょーさんは番組のネタ集めにもManusを使っています。時間を指定してプロンプトを実行させる機能があり、「毎日決まった時間に前日のAIニュースを10個選んで要約する」という指示を入れておくと、毎朝必ずレポートが届くそうです。
かねりんさんが、ChatGPTのタスク機能はあまり役に立たなかったと話すと、しぶちょーさんは、Manusはプロンプトをしっかり作れば決まった時間に動き、外部ツールとの連携も良いので、できることは多そうだと答えました。
8日間無料のはずが4万円。年間契約の落とし穴
しぶちょーさんがManusを使い込んでいる背景には、ある失敗がありました。8日間無料で使える登録をしたところ、それが年払いのプランだったのです。
9日後に、あ、って。なんか、あ、なんかクレジット(カード)からなんか4万円ぐらい引かれとるぞと思って。
解約すれば月割りで戻ってくるかと考えたものの、年間契約は安くなる代わりに1年分を払う仕組みで、返金はされなかったといいます。
登録
8日間無料で使える登録をする。実は年払いプラン
9日後
カードから約4万円が引き落とされ、年間契約が始まる
解約を検討
年払いのため月割りでの返金はない
結果
使わざるを得なくなり、発信活動にフル活用
かねりんさんが「そこは自動で解除してくれなかったのか」と冗談を言うと、しぶちょーさんは、エージェントはそういうことをしてくれなかった、指示していなかったから悪いのかもしれない、と返しています。
Manus 1.5について、公式には速度・信頼性・品質のすべてが大幅に向上したと発表されていますが、定量的な数字は書かれていないそうです。しぶちょーさんの実感としては、タスクの完了が確かに少し早くなったといいます。
ミスると年でいかれる。
しぶちょーさんは、8日間無料の登録は年間契約になる設計で、ユーザーをそちらへ誘導するダークパターン ── ユーザーが意図しない選択をするよう誘導する画面設計や仕組みのこと。解約しにくいサブスクリプションなどが代表例ですのようになっていると注意を促しました。
使い分けとしては、大きなタスクはManusに任せ、ちょっと調べる程度のことはChatGPTにやらせるのがよいのでは、というのがしぶちょーさんの考えです。
NotebookLMの動画解説がNano Bananaで一変
3つ目のトピックは、GoogleのNotebookLM ── 資料を読み込ませて要約や質問応答、音声解説などを作れるGoogleのAIノートツールの動画要約機能の強化です。かねりんさんは、しぶちょーさんが以前勧めていた音声要約を最近試していて、そこで「動画」ボタンに気づき、スライドで解説してくれる機能を使っていました。
しぶちょーさんによると、これまでの動画要約は文字だけの無味乾燥なスライドでした。それが、内容に合わせてNano Bananaで画像を生成し、カラーの簡単なイラスト入りのスライドを作ってくれるようになったといいます。
これはね、久しぶりに驚いた。
しぶちょーさんは、去年出したネジの本の原稿をNotebookLMに入れてスライドにしてもらったそうです。かねりんさんは、その出来をYouTubeによくある解説系の番組のスライドのようだと評し、ちょっとしたイラストがあるだけでも見やすいと感じていました。
文字が書いてあるだけの無味乾燥なスライド
内容に合わせてNano Bananaが生成したカラーの簡単なイラスト入りスライド
NotebookLMの動画要約は「発信」ではなく「学習」に
かねりんさんが、NotebookLMの動画要約はどう使うのかと尋ねると、しぶちょーさんは自分の学習用だと答えました。以前NotebookLMでPodcast番組が作れると話題になったときと同じで、発信ではなく、情報収集を効率化するために自分で聞くのが一番だといいます。
これそのままYouTubeに投稿すればなんかマネタイズができるぞみたいなことを言い出す人はいるんだけど、そうじゃなくて、本質は。
あの学習に使う。入れた情報を自分で整理するっていうのが。
かねりんさんも、誰でも作れるものを投稿しても意味がなく、クリエイティブではないと同意します。しぶちょーさんは「月70万稼げる」といった謎の情報商材に騙されないよう呼びかけました。
実際にしぶちょーさんの友人から、「AIでお金を稼げるらしいけど本当か」と連絡があったそうです。しぶちょーさんは「稼げません」「嘘です」と全力で止めたと話し、かねりんさんは「これからはこの番組を送って、落ち着いてと言ってあげればいい」と返しました。
NotebookLMの音声解説は、生成できる長さが30分近くまで伸びたといいます。話者の役割が急に入れ替わるなどのツッコミどころはあるものの、しぶちょーさんは、よくわからない海外のAI論文を入れて解説を聞くと入口としてとても良く、重宝していると話しています。
かねりんさんはこれを「自分オリジナルのPodcastプレイリスト」と表現しました。しぶちょーさんは声をカスタマイズできるとなお良いと話し、かねりんさんは「しぶちょーさんの声で全部聞きたい人もいるかもしれない」と冗談を言っています。
なぜ「対談形式」のPodcastは学習しやすいのか
NotebookLMの話から、しぶちょーさんは、人同士が話している会話を聞くと学習として頭に入りやすいのはなぜか、という話題に移ります。
一方的に情報を浴びせられてるとさ、疑問を持った瞬間にそこで理解止まるよね。
だから1人喋りの時って、基本的にはそういうことがないように、こう赤子の手を引くようにさ、もう全部の用語を解説しながら説明しなきゃいけないけど。
聞き手がその役を担ってくれるから。
しぶちょーさんは、聞き手が疑問を代わりに口にしてくれることが2人喋りのPodcastの強みであり、それをAIが作れているのはすごいと話します。かねりんさんも、人は会話というものに反応するのだろうと応じました。
聞き手が疑問を持つとそこで理解が止まるため、すべての用語を解説しながら進める必要がある
聞き手役が疑問を代わりに投げてくれるため、理解が途切れにくい
しぶちょーさんは、合成音声による掛け合い実況の動画が今でも割と聞けるのも、掛け合いだからではないかと例を挙げます。ただし、長年聞き慣れてきた世代だからという面もあり、今の若い人には受け入れにくいかもしれないとも付け加えました。
NotebookLMの動画要約は、しぶちょーさんの記憶ではおそらく無料でも全員使えるはずだとのことで、ぜひ試してほしいと勧めていました。
Claude Haiku 4.5は誰のため?レースカーと軽自動車
4つ目のトピックは、Anthropic ── Claudeを開発するアメリカのAI企業。AIの安全性研究を重視していることで知られますが出した軽量モデル「Claude Haiku 4.5」と、新機能「Agent Skills」です。しぶちょーさんは、今週はツールのリリースが多いと振り返ります。
Haiku 4.5は、以前紹介したSonnet 4.5ほど能力は高くないものの、速くて安い軽量モデルです。しぶちょーさんによると、コストはSonnet 4と比べて3分の1だそうです。
かねりんさんは、定額課金でチャットを使う一般ユーザーからすると、わざわざ廉価版を使う意味がないと感じていたと話します。しぶちょーさんは、APIの料金が大きく違うので、これはエンジニア向けのモデルだと答えました。
しぶちょーさんによると、バイブコーディング ── AIに自然言語で指示を出し、コードの生成から実行までを任せながら開発を進めるスタイルのことでAPIを回しまくると、料金がどんどん増えていく様子が画面に表示され、精神衛生上よくないといいます。
ソネット4.5ってカリカリのレースカーみたいな。
もうすごいうるさくてブーンって行けるんだけど、その家の近くのコンビニ行くのに、どっちかというと軽自動車に乗りたいよねと。
カリカリのレースカー。能力は高いが、APIを回すとお金がゴリゴリかかる
近所のコンビニに行く軽自動車。能力はそこまで高くないが速くて安い
しぶちょーさんは、コンビニに5分で着くか4分50秒で着くかはほとんど変わらないのに、燃料をバリバリ使って行くのか、エコカーで行くのか、という違いだと説明しました。
かねりんさんは、コードの中身ややることをわかっている人だからこそ使い分けられるのであって、自分のようにやりとりがブラックボックスになっている人は、常に最上級のモデルを使わないと損な気がしてしまうと本音を語ります。しぶちょーさんも、チャットで使うぶんには軽量モデルを使う意味はあまりないと認めています。
実際にさ、貯金箱にお金入れながらさ、バイブコーディングしてるような感覚になるからさ。
バイブコーディングはチャットで書くのと何が違う?
かねりんさんは、そもそもバイブコーディングがチャットでコードを書いてもらうのと何が違うのかがわからないと質問します。しぶちょーさんの答えは、直接実行できる環境でやるかどうかの違いでした。
チャットで作るとコードが出てきても、それをコピーして貼り付けなければ動きません。バイブコーディングでは、AIがディレクトリの構造を把握し、「このフォルダにこのファイルを追加する」といった形でプロジェクト全体をいじってくれるそうです。
出てきたコードをコピペして貼る必要がある。修正は1つのコードの中に限られる
実行できる環境でディレクトリ全体を把握し、CSSや画像などのファイルも追加。その場で実行して変化を確認できる
料金については、Claude CodeやGemini CLI ── Googleが提供する、ターミナル上でGeminiにコーディングなどの作業をさせるツールのように、定額契約をしておけばAPIを叩かなくてもガンガン動くサービスもあるとしぶちょーさんは紹介しました。
かねりんさんは、以前Azureで高額な請求を受けた経験があるため、ミスで高額請求が来ないか怖いと話します。しぶちょーさんは、AnthropicやChatGPTのAPIは簡単に上限を設定でき、上限に達するとAPIが止まる設定ができるので、それさえしておけば大丈夫だと答えました。
番組では今後、バイブコーディングの環境づくりを「実践編」として取り上げていこう、という話にまとまっています。
Claudeの新機能Agent Skillsとは
Claudeのもう1つのニュースは、Agent Skillsという機能の追加です。しぶちょーさんは正直難しくてよくわからないと前置きしつつ、あらかじめ設定ファイルのようなものをClaudeの中に保存しておける機能だと説明しました。
特定のタスクが来たときに、Claudeがその設定ファイルを読みに行き、書かれた設定どおりに動くイメージだそうです。チャットで使えるほか、Claude CodeやAPI経由でも読み出せるといいます。
中身はMarkdown形式のテキストなどを入れるらしいとのことですが、具体的な形はしぶちょーさんもまだよくわかっていないそうです。面白い点として、Claudeに「この機能を使いたい」と言えば使い方を教えてくれ、その場で答えていくと設定テキストが作られて登録されるといいます。
このタスクの時はこれ(設定テキスト)を読みに行くっていうのだけは覚えてるから、それを勝手に持ってきて、そこに書いてある指示書通りに行動してくれるみたいな。
かねりんさんが学習なのか参照なのかを尋ねると、しぶちょーさんは「もちろん参照」と答えました。資料やレポートを作らせるときのひな形を設定しておけるイメージで、具体的な情報というより、処理のやり方や手順書を入れていく機能だと捉えているそうです。
かねりんさんが、情報を覚えさせるだけならメモリー機能と何が違うのかと疑問を投げると、しぶちょーさんは、ChatGPTのGPTs ── ChatGPTで、独自の指示や知識ファイルを設定したカスタム版のChatGPTを作れる機能に近い設定ができる機能だと認識していると答えています。
かねりんさんのBotが、Apple Podcastだけ動かない問題
かねりんさんは、最近Claudeを契約して自動化プログラムを作ったものの、それが終わったので解約しようかと考えていると話します。するとしぶちょーさんから「完成してないから完成させてください」と返されました。
そのプログラムは、番組のエピソードが配信されたときに、Apple Podcast、Spotify、Amazon Musicの3つのURLを集め、タイトルや概要と一緒にDiscordへ投稿する仕組みです。ところがApple Podcastだけ、最新ではなく1つ前のエピソードのURLが来てしまうといいます。
で、これバージョンわかる?これバージョン34って書いてあるのこれわかる?もう34回直してんのこれ。
かねりんさんはチャットで作っているため、毎回コードを全部コピーして貼り付け、引き継ぐのが大変だそうです。一時期は1週間毎日この作業ばかりしていて、100時間ぐらいかけているかもしれないと話しました。
しぶちょーさんは、チャットベースで作っていることが原因だと考え、バイブコーディングならもっとうまく直るはずだと提案します。
しぶちょーさんも「それはAIの本質からずれている」と応じ、このBotの修正をバイブコーディング実践編のテーマにすることが決まりました。
OpenAIが12月から成人向けコンテンツを許容へ
5つ目のトピックは、OpenAIが12月から成人向けコンテンツを許容する方針を示したというニュースです。しぶちょーさんによると、公式発表というより、サム・アルトマンさんがX(旧Twitter)で投稿したものですが、実質的には公式だといいます。
しぶちょーさんが投稿の原文を訳したところでは、年齢制限の機能を緩め、「大人のユーザーは大人として扱う」という原則のもと、成人確認済みのユーザーには成人向け表現を含むより多様なコンテンツを許容する予定で、それを12月に行うという内容です。
このニュースには、何の意味があるのかという派と、喜ぶ派がいるそうです。しぶちょーさんは、実はこれは真面目に大事な話だと考えていると切り出しました。
例えば、あの、セックスが下手だと言われたと。具体的にどうすればいいですか?っていう風にChatGPTに相談した時に、
性的な表現を避けて答えてくるのね。具体的なことは言えないけどみたいな。
しぶちょーさんによると、今のChatGPTでは性をテーマにした情報収集やコミュニケーションができません。性だからといって全部フィルタリングすればいいわけではないというのが、しぶちょーさんの見方です。
例えば、子どもにマスターベーションについてどう教えればよいかといった性教育の相談にも、今のChatGPTは答えてくれないそうです。しぶちょーさんは、今回の方針は性教育や自分の性の悩みを真面目に扱える、という文脈だと思うと話しています。
Grokとの違いとAIの潮流の変化
かねりんさんは、ドラゴンボールのようなコンテンツを使わせたOpenAIのことだから、エロスでバズらせたいだけでは、と疑います。しぶちょーさんは、エロスでバズらせるのはGrokの専売特許のようなものだと返しました。
しぶちょーさんによると、GrokにはアニちゃんというAIコンパニオンがすでにいて、好感度を上げると下着姿になる仕様があり、どんな性的な会話もできるそうです。一時期は楽しかったものの、さすがに飽きたといいます。
しぶちょーさんは、サム・アルトマンさんは真面目そうなので変なことはしないだろうと予想しつつも、成人向けを解禁する以上、意図しない使い方をする技術者たちも相手にすることになると指摘します。それへの対策や発展も楽しみだと話しました。
だからこれ(成人向けの解禁)OpenAIがやり始めたらGoogleもやらざるを得ないし。
なんか結構ね、ちょっとAIの潮流変わるんじゃないかなって感じするよね。
対象がテキストだけかについて、しぶちょーさんはわからないとしながら、この話だとおそらく画像生成も含まれるだろうと推測しています。しぶちょーさんは、実際に得をするのはたどり着けない「エロオヤジ」ではなく、それで動画を作ってSNSアカウントを運用し、お金を稼ぐ人たちではないかと話し、今もそういう構図になっていると付け加えました。
しぶちょーさん、高専生のAIコンテストDCONの審査員に
5つのニュースのあと、しぶちょーさんからの活動報告がありました。全国高専ディープラーニングコンテスト「DCON」の一次審査員を務め、審査のために東京へ行ってきたそうです。
DCONは、高等専門学校の学生がディープラーニングとものづくりを掛け合わせたソリューションを考え、実際に作って競う大会です。主催はJDLA ── 日本ディープラーニング協会の略称。ディープラーニングの産業活用の促進や、G検定・E資格といった資格試験の運営を行う団体で、今回の2026年大会は第7回にあたります。
評価の対象は技術だけではありません。しぶちょーさんによると、ハードウェアありきのAIで社会課題を解決し、それが事業として成り立つかどうかも問われる、ビジネスコンテストのような側面もあるといいます。
一次審査
しぶちょーさんが審査員として参加。結果はすでに出ている
プロトタイプ作成
審査を通った学生がプロトタイプを作る。一次審査員がアドバイスする
二次審査
最終段階の審査
本選
来年5月に開催。松尾先生が最終審査員を務める
審査の詳細はNDAのため話せないものの、しぶちょーさんは「すごく良かった」「若者ってすげえな」と感じたそうです。今回の依頼はJDLAから受けたもので、番組名が知られていたわけではないと笑いつつ、今後こうした場でも番組をアピールしていくと話していました。
5つのニュースは「ここだけ知っておけばいい」ものに厳選
かねりんさんが5つのトピックは厳選したものかと尋ねると、しぶちょーさんは「だいぶ厳選している」と答えました。今回は分かりやすさを重視してツールに特化し、投資や国の方針といったニュースは含めていないそうです。
しぶちょーさんのもとには、Manusから毎日10個ずつ、1週間で70個ほどのAIニュースが届くといいます。お金を払ってしまったので、もっと活用しないといけないと笑っていました。
まあ僕が押さえたのは、まあここ知っときゃいいよねっていうやつだから。
まあこれ聞いときゃとりあえず落ち着くと思います。
番組の最後には、金曜日の深掘り回をこれまでの夕方から朝に配信する予定であることや、番組のイメージがお茶の絵文字に合うといった話も交わされました。
まとめ
今回の速報回では、動画生成、AIエージェント、学習ツール、軽量モデル、成人向けコンテンツ方針という5つのニュースが、しぶちょーさんの実際の使用感とともに語られました。どのトピックでも、驚くべき進化と、課金や情報商材などの落ち着いて見るべき点の両方が示されています。
- Veo 3.1は画像からの音声生成や1分以上の動画に対応し、ロボット変形動画ではSora 2よりデザインが良かったが、通常版はFlowでしか使えず触りにくい
- Manus 1.5はリサーチや定時実行に強いが、8日間無料の登録は年間契約になるため解約忘れに注意が必要
- NotebookLMの動画要約はNano Bananaでイラスト入りになり、発信ではなく自分の学習に使うのが本質とされた
- Claude Haiku 4.5はAPIで大量に回すエンジニア向けの安価なモデルで、チャットでの貼り付けよりバイブコーディングが効率的だと語られた
- OpenAIの成人向けコンテンツ許容は、性教育や性の相談を真面目に扱える意義がある一方、AIの潮流を変える可能性もあると見られている





