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専門家として活動していると、「何でもできます」と言ったほうが仕事が増えるように感じませんか。
対応できる範囲が広いと、頼まれたときに断る理由は減ります。ただ、お客様の側から見ると、その人に何を頼めばいいのかが見えにくくなります。専門性は価値の源です。「何でもできます」と言ってしまうと、自分の価値がどこで役立つのかが伝わりにくくなります。
「何でもできます」の専門家が選ばれにくくなる理由は3つあります。
1つ目は、頼む前にお客様を迷わせてしまうことです。どんな結果になるのかが一言で言えないと、調べる作業が増え、問い合わせは後回しになります。
2つ目は、比べにくくなることです。料金や評判だけで判断されると、あなたを選ぶ理由が消えてしまいます。
3つ目は、自分の時間がなくなることです。範囲が広いほど準備が散らばり、同じことを何度もゼロからやり直すことになります。
範囲を決めるために、3つの問いに答えてみてください。
1つ目は、今一番多く受けている相談は何かを見返すことです。
2つ目は、今の自分がどこまで結果を出せるかを明確にすることです。「できる」と「やったことがある」は違います。3つ目は、範囲の外は断り、信頼できる人を紹介することです。
断ることも、プロの仕事のひとつです。
「範囲を狭めると仕事が減るのでは」と不安になる方もいるかもしれません。
ですが、狭めた範囲で結果を出せば、その結果を見て人が来るようになります。専門家を探している人にとっては、広く何でもできる人より、狭く専門性のはっきりした人が選ばれやすいのです。次回は、決めた範囲の中での価格の決め方を話します。
【本エピソードのハイライト】
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