📝 エピソード概要
本エピソードでは、リスナーからの質問をテーマに、近年の中国情勢に関するビジネス上のリスク分析と、鑑賞したミュージカル作品への率直なフィードバックが語られました。
西野氏は、中国が実施する渡航自粛要請やレアアース規制が、長期的に見てチャイナリスクを高め、中国経済にとって不利になるという鋭い戦略的考察を展開。また、音楽座ミュージカル『リトルプリンス』を絶賛しつつも、現代の集客に必須となる公演時間の短縮と、収益を支えるグッズ開発における運営上の懸念点を指摘しています。
🎯 主要なトピック
- 『毎週キングコング』の告知: 収録済みの回について、梶原氏の「長い話」とそれに対する西野氏の「ぶち切れ」がハイライトとなった、非常に荒れた回だと紹介。
- 中国の渡航自粛要請とチャイナリスク: 日本への渡航自粛呼びかけは、世界中からの中国への投資意欲を削ぎ、カントリーリスクを高める行為であり、失業率が高い中国にとって得策ではないと指摘。
- レアアース輸出規制への見解: 中国がレアアースの輸出規制を行うと、各国が依存度を下げ、代替技術の開発を進めるため、結果的に中国産レアアースの価値を下げてしまうと分析。
- 音楽座ミュージカル『リトルプリンス』のレビュー: 作品の世界観、演出、衣装は素晴らしいと称賛しつつ、ビジネス的な観点から懸念点を提示。
- ミュージカルの公演時間に関する懸念: 2時間20分という公演時間の長さは、特に子連れ客の集客にとってネックとなり、新規顧客獲得の障壁になると指摘。
- ミュージカルの収益モデルとグッズ開発: 多くの出演者を抱える中で採算を取るにはグッズ販売が重要だが、開発体制がルーティン化しており、公演外収益を最大化できていない可能性を指摘。
💡 キーポイント
- 中国が強権的な手段(規制や自粛要請)を用いるほど、世界はリスクを回避するために中国依存度を下げる「学習」が進み、長期的には中国が損をすることになる。
- 現代のエンタメ市場において、顧客は「長い時間」を「お得」ではなく「時間を奪われた」と感じる傾向が強く、公演はコンパクトにまとめることが集客上の成功要因となる。
- 演劇やミュージカル運営では、単にチケットを売るだけでなく、企画力のあるグッズを開発し、「公演外収益」を確保することが劇団の持続可能性を左右する。
- チムニータウンでは、ミュージカルグッズを「一生売れるもの」として扱い、デザインに徹底的にこだわり、25公演で4000万円超の売上を達成するなど、グッズ販売を収益の柱としている。
