📝 エピソード概要
本エピソードでは、クラウドファンディング(クラファン)に対する誤解を解き、「お前は何を差し出すんだ?」という厳しい問いを通じて、ビジネスや人生における行動原理を説いています。西野氏は、クラファンは「金のなる木」ではなく、日々の信用と努力を「両替する場」であると強調。また、抽象的な「やる気」ではなく、具体的な行動や実務を自ら引き受ける覚悟が、交渉や成功には不可欠であると論じています。
🎯 主要なトピック
- クラウドファンディングは「信用の両替機」である: クラファンを始めた13年前から現在に至るまで、「お金が集まる魔法」と誤解する人が多い現状を指摘し、クラファンは過去の信用や人間関係を資金に換えるためのツールであると説明しました。
- 行動しない者は何も守れない: 良い目的(犬猫の殺処分ゼロなど)を掲げても、自らドブ板営業を避け、傷つくことを恐れるのであれば、その目的は達成できないと厳しく批判。「私が大事」という姿勢では、誰にも優しくできないと断言しました。
- アイデアよりも実務とリスクテイクに価値がある: 施設購入の相談事例を挙げ、アイデアを提供するだけの第三者にはメリットがないと説明。アイデアは競争で勝つ必要があり、それを形にするための「人、金、物」を引っ張る実務(リスク)を負うことこそが重要だと述べました。
- 働くために「何を差し出すか」を明確にせよ: 抽象的な「やる気」や「何でもします」は信用できないとし、交渉相手が何を求めているかをリサーチし、具体的な行動(例:チケット1000枚販売)を差し出す姿勢が、プロの世界に入るための唯一の道であると提言しました。
💡 キーポイント
- クラウドファンディングでお金が集まるのは、支援者が過去に「1回以上会ったことのある人」や、信頼関係を築いた人だからである。
- 支援を求める側が「コミュ障だから」「傷つきたくないから」と自らの行動を制限するなら、掲げた高尚な目的(例:殺処分ゼロ)は達成できない。
- ビジネスや交渉の場において、相手が得られる具体的なメリットを提示できない提案は意味をなさない。交渉は結局「お前は何を差し出すんだ」に尽きる。
- 若者が組織に入りたいとき、履歴書や学歴は信用されにくい。相手が喉から手が出るほど欲しているものをリサーチし、自分の時間や労力を具体的に差し出す覚悟が求められる。
