📝 エピソード概要
キングコング西野亮廣氏が、手掛ける映画『えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の独自の販売戦略、特に「ギフト需要」に焦点を当てて解説します。西野氏は、作品に対する信頼を基盤に「利用者」ではなく「寄贈者」をターゲットとするアプローチの重要性を強調しました。
本エピソードの核心は、映画を見たい「子供施設」と、その鑑賞機会を提供したい「支援者(個人・企業)」を繋ぐ、新たなマッチング型クラウドファンディング企画の発表です。作者として一貫した表現を続けることが、ギフト需要を生む信頼の源泉であると論じています。
🎯 主要なトピック
- 西野と梶原の個人的なやり取り: 人の見た目に興味がない西野が、相方の梶原氏から高い頻度で「服屋さんで服を買うか」という質問をされ、その記憶力のなさに疑問を呈した導入エピソード。
- 年末イベントの告知: 12/25までの神戸ポートタワーでのクリスマスマーケットと、12/26から30日にかけて開催されるチムニータウンの大忘年会「天才万博」の情報を共有。
- 「ギフト」の戦略的価値: 『プペル』IPが持つ、エログロ暴力がない「安心して子供に見せられる」という親御さんとの約束が、映画のチケットを誰かに贈る(寄贈する)需要を生み出していると解説。
- 作者の信頼と一貫性の重要性: 作品をギフトとして成立させるには、中身を事前に保証する手段が必要であり、作者が普段から一貫して表現を選び続けてきた結果としての「信頼」が鍵となると指摘。
- 子供施設向けマッチング企画の発表: 映画を見たい子供施設と、チケットを贈りたい支援者をクラウドファンディング上で繋げる、地域貢献を目的としたマッチング企画を年明けからスタートさせることを告知し、まずは施設の募集を開始。
- 映画制作の進捗報告: ムビチケの販売枚数が10万枚を突破したこと、映画本体が完成間近であり、前作を遥かに上回る冒険活劇になっているとリスナーに伝達。
💡 キーポイント
- 「ギフトとして届ける」アプローチでは、「映画を見る人」(利用者)ではなく、「映画を見せたい人」(寄贈者)にチケットを購入してもらう構造を作る。
- エログロ暴力を避けることは、物語の大きな装置を意図的に手放すことになるため、多くの創作者にとって容易ではない。
- ギフト需要の基盤となるのは、作品そのもの以上に、作者とファン(親御さんなど)の間で成立した長年の「約束」と「信頼」である。
- 新しいマッチング企画は、地元企業が「地域還元」や「自社の認知」を目的に寄贈に積極的であるという前回の経験に基づいている。
- 支援を促すため、募集する子供施設については「何県何市」といった所在地を明記し、地元企業が寄贈しやすい仕組みを提供する。
