📝 エピソード概要
このエピソードでは、西野氏がイオンモールでのイベント活動を通じて得た「本屋を応援する」というビジネス視点の再認識と、リスナーからの二つの難しい社会的なテーマについて深く論じています。特に、いじめ問題における「加害生徒の未来」に関する議論では、リーダーシップの観点から罰を与えることの重要性を強調。さらに、日本の演劇界が抱える作品の長期化問題について、集客戦略とクリエイター側の自己欺瞞が原因であると厳しく指摘し、興行における「期待値設計」の重要性を説いています。
🎯 主要なトピック
- イオンモールでのイベントと本屋応援の再認識: イオンモール明和で塗り絵大会を実施し、顧客との直接的な交流の重要性を再認識。同時に、本屋を元気づけ、勝たせるための積極的なサイン会や地方営業の必要性を痛感した。
- いじめ問題:「加害生徒にも未来がある」への見解: 加害生徒をかばう学校の姿勢に対し、西野氏は「しばらくは未来を与えない方がいい」と主張。罪に見合った罰を与えないことは、被害者の人生を復讐心(恨み)で満たしてしまう最大の損失であると強調した。
- リーダーシップと第三者による罰の重要性: 学校の校長などリーダーは、第三者として明確に罰を与え、それを被害者に説明することで、被害者が憎しみを乗り越え自分の人生に戻る手助けをする責任がある。
- 演劇の長期化問題とクリエイターのエラー: 経験豊富な演劇関係者からの反論に対し、集客のために多くのキャスト(地下アイドルなど)を起用し、全員に見せ場を作る行為が、作品を長くする根本原因(締めのラーメン)であると指摘。これはマーケティング上のエラーである。
- 興行における期待値コントロールの必須性: ポスターなどで提示する作品の「期待値設計」と、実際の公演内容を一致させる誠実さが興行成功には不可欠。客を欺くような手法(例:アイドルイベントなのに作品性を謳う)は業界全体の信用を損なう。
💡 キーポイント
- ビジネスにおいては、関連パートナー(本屋など)を積極的に応援し、勝たせる視点が自己利益と同じくらい重要である。
- 罰は「罪に見合った適量」であることが肝要であり、罰を与える目的は、被害者の人生が他者への恨みに費やされないようにすることにある。
- 売れないクリエイターが売れている作品を「商業」だと批判するのは、単に顧客の心や時代の感覚を捉えられていないことへの自己欺瞞である。
- 日本の演劇界が世界で通用するためには、集客を最優先し、作品性を犠牲にする国内特化型のファンクラブイベント的な手法から脱却する必要がある。
