📝 エピソード概要
本エピソードは、映画『えんとつ町のプペル』新作ポスターの好調な反響報告から始まり、西野氏の経営戦略における核心的な考え方が展開されます。議論の主題は、「ハンドリングできない箇所が変数であること」の経営上のリスクです。バルミューダ社の事例を分析し、円安や関税、国内消費の冷え込みといった外部環境要因が集中することで、企業が未来を予測しづらくなる構造的な問題を指摘。西野氏は、自身がコントロールできる領域を増やし、外部要因を「定数」化することで、予定を立てやすくする経営哲学を解説します。
🎯 主要なトピック
- 映画『プペル』本ポスターの好評価とアートパネル化: ベルリン国際映画祭ノミネートと同時に発表された新作映画の本ポスタービジュアルの評判が良く、急遽2月開催のルビッチ展でアートパネルとして展示・販売が決定した。
- ルビッチ展および地域イベントの告知: 2月2日から開催されるルビッチ展(ノラヘアーサロン利用者限定)とレセプションパーティー、そして三重県のイオンモール明和での無料塗り絵大会について告知された。
- バルミューダ社の事例分析: 高級家電メーカーであるバルミューダ社が直面する、円安、国内市場の冷え込み、トランプ関税など、経営者ではコントロール不可能な外部要因が同時に変動(変数化)し、経営の読みづらさを生んでいる状況を分析した。
- 経営における「変数」と「定数」の戦略: 経営において最も危険なのは、努力で巻き返せない外部要因が変動要素(変数)である状態だとし、西野氏は権利の取得や自社での制作体制構築により、ハンドリングできない部分を「定数」として固定する戦略をとっている。
- ムビチケ寄付マッチングの現状報告: 映画『プペル 約束の時計台』のムビチケ前売り券の販売枚数が報告され、子供たちを映画に招待するムビチケ寄付マッチングのクラウドファンディングへの継続的な支援が呼びかけられた。
💡 キーポイント
- 経営の難しさは、単なる赤字や黒字ではなく、為替や関税、国内消費マインドといった「ハンドリングできない外部環境」が同時に動き、未来をシンプルに描きにくい(予定が立てづらい)構造にある。
- コントロールできない箇所が変数である状態は、プロジェクトに振り回されるリスクが高いため、経営者は戦略的撤退や権利の買い取りによって、その部分を定数化(固定化)すべきである。
- 西野氏の経営判断の多くは、外部要因による不確実性を排除し、自らの努力や裁量で変えられる領域のみを集中して頑張るという「臆病さ」に基づいている。
- 映画『プペル』のポスタービジュアルは、大冒険活劇の匂いを表現しており、その高い評価を受けて、ルビッチ展の新たなハイライトとして活用されることになった。
