番組を始めた理由と代表の想い
番組の冒頭で、オンラインデイサービス長老大学の代表・沢本洋輔さんが、ビデオポッドキャストを今日から始めることを伝えます。
沢本さんたちは2020年のコロナ禍が始まった頃から、オンラインでのデイサービスができないかと試行錯誤を重ねてきました。
そして2023年4月からは、毎日型のオンラインデイサービスを運営しています。ただ、今のところあまり伸びていないのが現状だと率直に話されています。
それでも沢本さんは、この取り組みがこれからの日本社会に欠かせない役割を持つと考えています。
高齢者が元気で健康でいる時間を増やすことにも、大きな役割を果たすサービスだと語ります。
一方で、その価値がなかなか伝わっていないという課題があります。だからこそ、この番組を通じて伝えていきたいと考えています。
なぜオンラインデイサービスは「大したことない」と思われるのか
沢本さんは、いろいろな方に見てもらったりプレゼンテーションをしたりしてきたものの、その役割が伝わりにくいと感じています。
その一因として、外から見るとZoomパソコンやスマホを使ってオンラインで顔を見ながら話せるビデオ会議サービス。離れた場所にいる人同士がリアルタイムでつながれる。でつないで体操やおしゃべり、歌を歌っているだけに見えてしまう点を挙げます。
ただZoomのようにつないで、体操したり、おしゃべりしたり、歌を歌っているだけじゃないかと思われがちなんです
ただ、こうした「大したことないのではないか」という見られ方は、実はリアルのデイサービスでも起きがちだと指摘します。
お年寄りを集めて、そこで歌ったり、幼稚園のお遊戯みたいなことをしているだけじゃないか、あんなの何の意味があるの、と言われたりすることもあるんです
介護関係者にも伝わらないデイサービスの価値
ここで沢本さんは、自身の立場を説明します。オンラインデイサービスのほかに、リアルの通所介護事業所やケアマネージャーの事業所も運営する介護事業者でもあります。
その介護事業者の中にも、デイサービスの価値をわかっていない人が本当に多いと話します。
例として、あるサービス付き高齢者住宅の経営者や関係者が、高知県の山奥にある沢本さんのもとを訪れたときのエピソードが語られます。
夜の懇親会でお話をした際、そのサ高住の設計を手がけた方から、デイサービスの意味がわからない、必要のないサービスではないか、という趣旨のことを言われて驚いたといいます。
介護関係者であっても、デイサービスの役割をわかっていない方が非常に多くおられるんです
次回はデイサービスそのものの凄さを
沢本さんは、オンラインデイサービスの凄さを知ってもらうには、まずデイサービスというもの自体の凄さを知ってもらう必要があると考えています。
デイサービスは高齢者の暮らしを支えるうえで非常に有用なサービスであり、それを理解してもらわないと、オンラインデイサービスの価値も伝わりにくいと話します。
そこで次回は、デイサービスが本当に凄いサービスなのだ、というテーマで話す予定だと予告して初回を締めくくります。
まとめ
初回は、オンラインデイサービスへの想いと、その価値がなぜ伝わりにくいのかという問題提起が語られました。沢本さんは介護事業者としての経験をもとに、まずデイサービスそのものの凄さから伝えていく方針を示しています。
- オンラインデイサービス長老大学は2023年4月から毎日型のオンラインデイサービスを運営しているが、現状はあまり伸びていない
- 代表の沢本さんは、この取り組みをこれからの日本社会に欠かせない役割を持つ事業だと考えている
- 外から見ると「つないで体操や歌をしているだけ」に見え、価値が伝わりにくいという課題がある
- この見られ方はリアルのデイサービスでも起きており、介護関係者でさえ価値を理解していない人が多い
- 次回は、デイサービスそのものが本当に凄いサービスであることを掘り下げて話す予定