努力は報われる、でも限界値はある
おぐらくんが最近考えているテーマとして「努力は報われるのか」を持ち込み、3人で議論が始まりました。
ちーずは「努力は報われる」と考えている一方、なべちゃんは報われるとしつつも限界値があると話します。
まあ努力だけではダメかもしれないけど、努力しないやつより努力する人の方が強いよ、そりゃ。
なべちゃんは、一定レベルまでは努力で到達できるものの、そこを越えるには運ややり方の変更が必要だと言います。
ただ闇雲に時間を投下すればいいわけじゃないよねっていう、まあ部分かな。
ただ、やり方を変えられるかどうかには人の癖があり、心がブレーキをかけてしまう人はそこで止まってしまうのではないか、という見立ても示されました。
つまり、汗をかいているかどうかではなく、努力の方向性が問われるという話です。
「海外で働けますか?」から見える努力の方向性
おぐらくんは、30歳を迎えて20代を振り返る中で、このテーマを考え始めたと言います。
きっかけは、海外エンジニアとしての発信を始めた後に「どうやったら海外で働けますか?」と聞かれる機会が増えたことでした。
特に「海外で働くためにどんな資格の勉強をすればいいか」という質問には、方向性がずれていると感じたそうです。
頑張る気持ちはありそうだけど、結構なんか方向性全然違うぞ、大丈夫かみたいな。
ちーずは、この問いの背景に「海外で働くには資格が必要だ」という未検証の公式があると指摘します。
自分が考えているこの考えが正しいかを常に検証しながら前に進むっていうことは必要だなと思って。なんかそれを怠ることは努力をしていないってなると思ってるんですよ。
ちーずにとって努力とは、成功を定義し、そこから逆算し、自分の考えが正しいかを検証しながら着実に進めることでした。
努力は主観か、客観か
なべちゃんは、努力を結果とは切り離して捉えます。自分がなりたい状態に向けて行動していれば、それは努力だという立場です。
努力は、結果とか関係なしに、とにかく自分がこうなりたいなっていう状態に対して、まあ何であれ行動していることがまあ努力だと思ってるから。
これに対しちーずは「強いエンジニアになるために毎日ランニングする」は努力なのか、と問いかけます。
議論の中で、努力そのものは主観で判断できる一方、それが正しい方向かどうかは客観的な評価が別に必要だ、という整理にたどり着きました。
本人が目標達成につながると思って行動していれば、それは努力とみなせる
その努力が正しい方向を向いているかどうかは、別の視点で検証する必要がある
ちーずは、この整理をふまえて「努力は報われるのか」という問いに一つの答えを出します。
メタ認知と、失敗を自覚する力
おぐらくんは、うまくいく人の共通点として、視野の広さと自分の行動を客観的に見るメタ認知能力を挙げます。
ただ、なべちゃんはマネジメント経験から、客観視は人から言っても伝わりにくく、本人が気づくしかないと話します。
おぐらくんは、自分の姿を動画で撮って振り返ることが、メタ認知の手段になるのではないかとひらめきます。
実際に、ポッドキャストの編集で自分の声を聞き手として聞くことで、認知の仕方が変わる感覚があるそうです。
一方でちーずは、ただ撮って見るだけでは変わらず、そこで自分を省みる時間を使うことが重要だと補足します。
努力して方向を間違えて失敗したと自覚できれば方向が修正できると思うんですよ。
間違った方向に進んでいることに気づき、立ち止まれること。ちーずは、この失敗への自覚が方向修正に欠かせないと話します。
失敗する才能と、様々な経験の意味
ちーずは、判断の引き出しを増やすためにも、失敗を恐れず様々な経験を積むことが大事だと言います。
情報の引き出しが少ないと判断しづらいと思うんですよ。自分の持ってるもので判断しようとするから、人間は。
おぐらくんは、むしろ失敗をKPIに置いてもいいのではと話します。失敗していないのは、できることしか挑戦していないのと同じだからです。
なべちゃんは、失敗には「失敗できる才能」のようなものがあると指摘します。日本では失敗を悪とする空気が強く、それが停滞を生むと言います。
努力はやっぱり失敗があって初めて成功があると思ってるんで。
ただおぐらくんは、SNSで失敗せず成功した稀な事例が見えやすくなり、認知が歪みやすくなっているとも付け加えました。
トップダウンだけでなく、ボトムアップの努力もある
おぐらくんは、ここまでの議論がゴールから逆算するトップダウン型の努力だったと振り返り、別のやり方も提示します。
明確な目標がなくても、とりあえず頑張って手札を貯め、後から成果につなげるボトムアップ型の努力です。
自身も明確な目標なくYouTubeやショート動画、ポッドキャスト編集を続けてきたと言います。
最近始めたInstagramのアカウント運営がうまくいっているのは、それまでに培ったスキルが役立っているからだと実感したそうです。
今まで頑張ってきたことがなんか思いがけずすごい役立ってるなという実感があり。
叶えたいゴールから逆算し、努力の方向性を見定めて進める。賢く効率的に成果を狙える
明確な目標なくまず頑張って手札を貯め、後から生かし方を考えて成果につなげる
ちーずは、手札をたくさん持っていても、切る判断に至らなければ報われないと指摘します。
おぐらくんは、努力は自動的に報われるわけではなく、後から自分で報うことができるものだと語ります。
何かに頑張れば方向性が違っても新しい視点や気づきにたどり着く。ただし一回の努力で期待通りの成果が出るかは別だと3人は整理しました。
努力を楽しめるかどうか
最後にちーずは、努力を苦しいものと思わず楽しむことが超重要だと伝えます。
真面目な人ほど努力にネガティブな印象を持ちがちですが、楽しめるからこそ続けられるという考えです。
ある程度そこの道なりを楽しめるってこと重要だと思ってんだよね、私は。
おぐらくんも、苦しまないと努力じゃないという感覚はなく、長く頑張るなら自分が楽しめる道を見つけないと無理だと同意します。
楽しんで取り組む方が、心も人生も豊かでいられる。3人はこの信念を共有して回を締めくくりました。
まとめ
努力は自動的に報われるわけではなく、方向性を客観的に検証し、失敗から学び、後から成果につなげる姿勢が問われる、というのが3人の共通した見方でした。楽しみながら続けられるかどうかも、大きな鍵になりそうです。
- 努力は主観で判断できるが、正しい方向かどうかは客観的な検証が必要
- うまくいく人はメタ認知能力が高く、失敗を自覚して方向修正できる
- 失敗を恐れず様々な経験を積むことで、判断の引き出しが増える
- 明確な目標がなくても、まず頑張って手札を貯め後から生かすやり方もある
- 努力を楽しめることが、長く続けて報われるための大切な信念
