管理者研修で向き合った店舗と自分の課題
たいぞーさんは店舗の店長を務めていることもあり、会社の管理者研修に参加していました。昨日と今日の2日間で取り組んだのは、店舗の問題や管理者としての個人の課題を扱う内容です。
研修では、自分の中から課題を抽出し、それに対する問題解決を行うことが主な趣旨だったと話されています。
何が問題で、何が原因なのか、そして解決策をどう対応していくのか。筋道を立てて考え、実行に移すという流れをたどっていったそうです。
問題解決思考自体は昔から研修で学んだことがあったものの、改めて実践してみると気づくことがあったと振り返ります。
できているつもりでもできてないことって、やっぱりあるなと思って。何度もこういうのは繰り返しながら練習していくのが大切なんだなと、改めて感じました。
問題解決思考は薬学的思考と同じ視点
「問題は何か、原因は何か、対策はどうするか」という問題解決思考。たいぞーさんは、これが患者さんの薬の影響を見ていく薬学的な思考と同じ視点だと感じています。
日々の業務のさまざまな場面で、この問題解決思考をどれだけ実践できているかが、薬学で患者を語ることにも通じるのではないかと語られています。
店舗や管理者としての課題について、問題・原因・対策を筋道立てて考える
患者の健康上の問題について、薬の影響という原因を特定し、対策を検討する
患者さんの問題解決というプロセス
患者さんの問題解決では、まず今の体の状態を捉えることから始まります。そのうえで、それに対して薬の影響がどう出ているかを見ていきます。
薬が本当に体に働いて効果を示しているのか、その所見が確認できるか、副作用の所見が見られないか。情報を聞き取り、薬剤の情報とすり合わせて原因を特定していきます。
治療がうまくいっていると判断できるなら、そのまま治療を続ける。治療上の問題が生じているなら、薬剤の変更や用量の変更を医師とともに検討していく。
これが薬学で患者を語ることのプロセスになる部分だと話されています。
状態を捉える
患者の健康上の問題、今の体の状態を把握する
原因を特定
薬の効果や副作用の所見を確認し、薬剤情報とすり合わせる
対策を検討
治療継続か、薬剤・用量の変更を医師とともに判断する
専門外の問題に気づき、つなぐ役割
たとえば患者さんが体調不良を抱えていて、薬が影響していないと判断できた場合。そのときは病気などが影響している可能性が考えられます。
その場合は専門の医療機関への受診勧奨ができます。食事が原因と考えられるなら栄養士につないで栄養指導を、運動が絡むならリハビリを受けてもらうこともできます。
患者さんと専門職をつなぐ役割を担えるのは、自分の専門性を理解しているからこそだとたいぞーさんは考えています。専門外のところで問題が起きているかもしれないと気づけるのも、そのためだと話されています。
思考を体系化しておく効果
問題を解決するプロセスを体系化して持っておくと、患者さんとのやりとりの際に考えがまとまりやすくなると言います。
状態を把握し、その後に対策の話をする。「なんでこれ起きてたっけ」と思考が行ったり来たりしないので、まとまりやすいという利点があるそうです。
患者さんの状態を把握して、その後対策の話をして、なんでこれ起きてたっけ、みたいな感じで思考が行ったり来たりしないので、とても考えがまとまりやすくなる。
今回の管理者研修で自分自身の課題を考えるときは、薬学的な視点での問題解決とは少し違う部分もあり、難しさを感じる場面もあったと振り返ります。
それでも、自分の中で何が起きているのかを掘り下げ、ある程度整理しながら取り組めたことで、研修での学びを深められたと話されています。
日々の積み重ねに気づいた研修
日々の練習、患者さんとの関わり。そうした毎日の積み重ねが、自分の力として着実に積み重なっているとたいぞーさんは感じています。
日常と離れた研修の場で取り組むことで、自分の中に積み重なっているものに気づけたと語ります。研修はさらに続くため、引き続き学んでいきたいと締めくくっています。
まとめ
店舗運営の管理者研修で使った問題解決思考が、患者さんの薬を見る薬学的思考と同じ土台にあることを再確認した回でした。日常と離れた場で取り組むことで、日々の積み重ねに気づけたと語られています。
- 問題・原因・対策を筋道立てて考える問題解決思考は、薬学的思考と同じ視点にある
- 患者さんの状態を捉え、薬の影響を原因として特定し、対策を医師とともに検討していく
- 薬が原因でない場合は、受診勧奨や他職種へのつなぎ役を担える
- 思考を体系化しておくと、考えが行き来せずまとまりやすくなる
- 日常と離れた研修の場が、日々の積み重ねに気づくきっかけになった
