近況と今回のテーマ
今回は休日回として、ゆるやかなトーンで進みます。むなかたさんは最近、お悩み解決サイト選手権やウェビナー、ツールパックのリリースなどイベントが続き、慌ただしい日々を過ごしていたと振り返ります。特典として提供している面談も、ご要望に応じて少しずつ入っている状況とのことです。
今回のテーマは、前回に続くマネタイズ周りの話。前回が「何かを作って納品する」タイプの話だったのに対し、今回は「人に教える系」の話をなんとなくしていく、という位置づけです。
なぜ「教える」にニーズがあるのか
前回の「作って納品する」方法には、いくつかハードルがあるとむなかたさんは指摘します。作る難易度が上がっている点、一度作ると仕事が終わってしまう点、そしてそもそも「それが欲しい」という人を見つけるのが大変な点です。
その一方で、AIの使い方を「教える」というニーズはまだまだあるのではないか、と話します。これは池谷さんむなかたさんが言及している人物。文脈からAI活用やマネタイズについて発信している人物と思われる。も述べている考え方だそうです。
理由はシンプルで、AIの知識は「知っておいて損はない」からです。いきなりそこそこのお金を払ってウェブサイトや管理ツールの制作を依頼するのはハードルが高い。しかし、自分で自在に作れるようになる方法を、あまりお金をかけずに知れるのなら、対価を払ってもいいと思う人は多いだろう、という見立てです。
難易度が上がっている・一度作ると終わる・欲しい人を探すのが大変
知っておいて損はない・自分で作れるようになる価値・ニーズがまだ多い
周りの人はどこまでAIを使えているか
むなかたさんは、番組の周りに集まっている人たちは「言っちゃなんですけど異常」なほど、最新のAI情報をキャッチアップし、実際に物を作れている、と語ります。これは世間一般で見ると「はぐれ値」、つまりかなり進んでいる状態だといいます。
実際、身の回りの人に「AI何使ってる?」と聞くと、多くは「チャッピー(ChatGPT)で相談してるよ」というあたりで止まっている、というのがむなかたさんの実感です。Codecsむなかたさんが例に挙げたコーディング系AIツールと思われる。書き起こしでの表記であり、正式名称は確認が必要。を使ってサイトを作っているような人は、身の回りに100人に1人もいないのではないか、と推測します。
だからこそ、AIの使い方を教えられること自体が、まだまだ希少な価値を持つとむなかたさんは考えます。ただし、もっとみんなに知られて便利になっていけば、いずれニーズは薄れていくかもしれない。だからこそ「今のうち」に優位性を活かせる、という点を強調します。
情報に対価を払うことをどう考えるか
教えることでお金をもらうという行為について、むなかたさんは自身のスタンスを丁寧に語ります。大したことを教えていないのに数十万円を取るような、価値に見合わないものは推奨しない。しかし、お互いの合意のもとで「これを教えるからこれくらい」という関係が成り立っているなら、それでいいのではないか、という考えです。
情報という商材にお金を払うことに抵抗を感じる派閥もいます。ですが、自分で調べるくらいならお金を払って教えてほしい、という人も必ずいる。そうした人に対価をもらうのはむしろ人のためになっている、とむなかたさんは捉えています。
むなかたさん自身も、自分のノウハウを必要とする人には教える一方で、不要な人に無理やり売り込むことはしないと述べます。伝えられる相手に、いろいろなものを伝えていきたい、という姿勢です。
法人向けの可能性とエンジニアの危機感
ここから話は少し余談へ。むなかたさんは現在、個人向けに教えることが基本で、法人とのつながりはあまりないと明かします。ただ、法人向けのコンサルティングや、エンジニア視点でAIを駆使した社内システムのリプレイスなども、本来はできるはずだと考えています。つながりがない点が課題で、今後は会社を存続させるためにも法人プランを考えていきたい、と語ります。
そのうえでむなかたさんは、価値提供の方法は「アイデアの数だけある」と語ります。どんな方法で、どう見せて、どんな人にアプローチするか。それ次第で「こんなやり方があったんだ」という革新的なものも生まれる。かつては物を作ることがエンジニアの専売特許でしたが、今は誰でもできるようになり、その力が等しくみんなに与えられている。だからこそ「今チャンス」だと感じているそうです。
一方で、元エンジニアの立場からは危機感も語られます。ただプログラムを作っているだけのエンジニアではもう「まずい」。タイムラインでも「マーケティングができないエンジニアは滅びるのではないか」という話題になっていたと触れ、自分自身もその危機感を持っていると述べます。だからこそ、この音声配信も続けながら、少しでも有益なことを届けたいと語ります。
まとめ
今回むなかたさんが伝えたかったのは、「人に教える」ことには大きなニーズがあり、この音声配信を聞いている人はすでにかなり進んだ側にいる、というメッセージです。番組の言葉を借りれば「マイノリティ」「はぐれ値」とも言える、世間より先を行くポジションです。
マネタイズの選択肢としては、身の回りのコミュニティで物を作る、自分の専門を活かしてニッチに特化する、そしてAIを使えていない人に教えてあげる、といった道があります。むなかたさんは「人に何かいいことをしておいて損はない」と考えており、周りをハッピーにしつつ、願わくば報酬も得られれば、お互いにハッピーなポジティブな連鎖が作れる、と締めくくりました。
- 「作って納品する」に比べ、「AIの使い方を教える」はまだニーズが多い
- 身の回りの多くの人はChatGPTで相談する程度で止まっており、教えられること自体が希少
- 価値と対価が釣り合い、双方が納得しているなら、教えてお金をもらうのは問題ない
- 法人向けコンサルやシステムのリプレイスも可能性があり、今後プランを検討したい
- ただ作るだけのエンジニアは厳しく、マーケティングの視点が重要になっている
- 人にいいことをして損はない。周りをハッピーにしつつ報酬も得られれば理想的
