
ツケヤキバラジオオーディション番組の歴史をたどった前編に続き、後編は未来予想です。補助線にするのは、2026年本屋大賞の朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』。候補者の挫折や努力が「物語」になったとき、視聴者はなぜ投票し、CDを買い、SNSで広めてしまうのか。そして作中では、運営側がファンを一種類ではなく、いくつもの気質に分けて見ていました。ファンは客席から候補者を見ているつもりで、運営も客席を見ている——。そこから二人が予想する本命は、合格発表が最終回ではなく中間発表になる「育成責任型オーディション」。韓国版『PRODUCE』シリーズで実際に起きた投票操作事件を踏まえると、運営側が見られる番組は飛躍ではないかもしれません。大穴は、候補者や運営がファンを選ぶ「ファンオーディション」。ファンはすでに見られている、結果を通知されていないだけで——という、少し嫌な話です。
▼ 今回の関連リンク
・前編「オーディション番組論 前編」はこちら → https://open.spotify.com/episode/6isLv29G3TWsa886d98ZxA
・作中に登場する書籍:朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』
▼ ツケヤキバラジオとは
広告業界の片隅にいる小林と清水が、仕事で身についた"それっぽく言う力"を雑に使って、浅い話を深そうに話す番組です。
▼ note(各回の裏話や、話しきれなかった補足を書いています)
https://note.com/tsukeyakibaradio
▼ X(更新情報や収録のこぼれ話はこちら)
https://x.com/tsukeyakiba_r
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